第16回(2022年)の声優アワード予想

こんにちは。声優アワードは3月初旬ですが、選考期間はとっくに終わっていますので、もう書いておこうと思います。

前回声優アワードの過去5年から無理やり傾向を読み解きました。せっかく調べたのでコレを利用したいと思います。

選考期間が明記されていないのですが、ここ3回は前年10月~当年9月末になっているので、とりあえず2020年秋アニメ~2021夏アニメを該当にします。

ちなみに、私は競馬が好きなので予想に印をつけて差別化している。

◎:最有力 自信あり
〇:次点に有力
△:あり得るかもしれない
☆:大胆に言えばコレ!

という感じで理解していただければと思います。
さて、では早速行きましょう。

1.主演男優賞


過去5年の傾向
「世間的・オタクの間で大流行したアニメの主演を務めた声優」
「たくさん主役で見かけた声優」

予想
榎木淳弥(呪術廻戦、カノジョも彼女など)
花江夏樹(鬼滅の刃、オッドタクシーなど)
△日野聡
(鬼滅の刃など)

過去5年からは2点の傾向を挙げたが、「大流行したアニメの主演」も「主役でよく見た声優」も榎木淳弥さんがまさに該当するでしょう。選考期間では何と主役級(以下、Wikipediaの表記に倣って黒太字と呼称)は14作品くらい。呪術も選考期間に入るため、最有力と言っていいでしょう。

一応無限列車編が2020年10月公開で選考期間に入るので2人も挙げましたが、去年の声優アワードの作品賞みたいなやつで鬼滅の刃が受賞していたため無いと思います。花江夏樹はオッドタクシーとかすごかったけど、今回は呪術廻戦の声優アワードになるのではないでしょうか。


2.主演女優賞


過去5年の傾向
「世間的・オタクの間で大流行したアニメの主演を務めた声優」
「印象的に残った作品の中でも他の部門とのセットで受賞する」

予想
内山夕実(無職転生、きんいろモザイクなど)
緒方恵美(シン・エヴァ、アクダマドライブなど)
Machico(ウマ娘)

こちらは如実に流行した作品の主演が受賞する印象です。古賀葵さんとか。今年世間的にも大流行した作品といえば呪術や東京リベンジャーズなどがありますが、いずれの作品も主演女優賞に挙げるほどではないような気がします。

となると今年大流行したアニメはまずウマ娘。じゃあMachicoだ!と言いたくなるが、彼女はそんなにアニメに出ていないので格的にどうかと思った。しかしトウカイテイオーは彼女以外に演じることは不可能だと思うし、目立った作品で一応可能性はあるだろうと思って名前は挙げとく。古賀葵さんみたいにワンチャンくらいはあると思います。

あとは無職転生もある。そうなるとルーデウスというショタ役を見事に演じ切った内山夕実さんを当ブログでは本命として挙げたい。内山夕実さんのお声はよくアニメに合っていたと思うし、一応他にもきんいろモザイクとかリゼロとかがある。ただ、無職転生の2クール目は秋アニメになっちゃうんだよな。

次点でありえそうかな~と思うのはシンエヴァ。25年も前の作品が、あのエヴァンゲリオンが意外とちゃんと完結したのはやはり大きなことだと思う。もう年齢も結構になってきて声も所々怪しかったけど、長いこと碇シンジを演じ切った緒方恵美さんには何らかの賞を与えてほしいと思います。呪術の映画も対象にあればもっと自信満々に言えたが......。
一応、アクダマドライブとか平穏世代の韋駄天達とかにも出ています。


3.助演男優賞


過去5年の傾向
・主演男優賞と大体同じ

予想
中村悠一(呪術廻戦、うらみちお兄さんなど)
 村瀬歩(怪物事変、バクテンなど)
内田雄馬(呪術廻戦、灼熱カバディなど)
 木村昴(東京リベンジャーズ、RE-MAINなど)
日野聡(鬼滅の刃など)

再三言っている通り今年は呪術廻戦の年。長らくシグマセブンから声優アワードは出ない説があり、その噂が広まった最たる例が中村悠一。まあシグマセブンからは去年受賞者が出たのだが、インテンションに移籍して今年はここまで取る下地が出来上がっているので流石に受賞最有力でしょう。

もう一人は村瀬歩。ショタ役、ほぼ女性役はもちろんだが、最近の王様ランキングではついに人外も完璧に演じている。残念ながら王様ランキングは選考除外となると思うが、それでも主役に脇役に非常に印象に残るキャラを見事に演じているため推したい。

この2人で良いかなと思うが一応もう1人名前を挙げれば内田雄馬。1クールに1回は絶対に出ている印象にあるが、榎木淳弥に中村悠一に彼まで受賞したら呪術廻戦すぎるし、そもそも彼はもう2回声優アワードを受賞しており(第11回2017年新人男優賞、第13回2019年主演男優賞)、3回目はかなり掟破りだと思うので無いかもしれない。

バランスを考えると木村昴もありえる。東京リベンジャーズ枠も設けられると思うし、彼も良く色々な作品で見る。RE-MAINとかは、今まで彼が演じていたキャラとは一風違う気がする苦労人の部長役というもので結構新鮮だった。おはスタのメインMCにもなり、今年の大河ドラマにも出るらしい。津田健次郎の時のように、アニメ以外の活動が評価されての受賞もあるかもしれない。

もちろん日野聡も候補に入るが、2021年は秋アニメに目立っており、それが入らないと少し可能性は薄れる気がする。個人的には畠中祐とか推したかったのだが、このメンツでは推すだけ無駄な気がする。


4.助演女優賞


過去5年の傾向
・30歳以下
・特別大きな作品に影響されていない部門

予想
M・A・O(ゲキドル、迷宮ブラックカンパニーなど)
 瀬戸麻沙美(呪術廻戦、プリキュアなど)
水瀬いのり(おさまけ、ヴァニタスなど)
 三石琴乃(シンエヴァ、ゾンビランドサガなど)
高橋李依(ゆるキャン△、リゼロなど)
 和氣あず未(東京リベンジャーズ、カノジョも彼女など)
伊藤美来(五等分の花嫁、安達としまむらなど)
 千本木彩花(かげきしょうじょ!!、スライム300など)

まずはM・A・Oを挙げる。2021年は意外と出ていない(試しにWikiで他の年を見てみてください)んだけど、それでもやはり、種崎敦美さんと同じように助演女優賞の名に相応しいトップクラスの声優でしょう。「M・A・O検定」なんて言われるくらいです。ゲキドルは結構凄いな~と思ってみてた。

あと瀬戸麻沙美さん。傾向でビッグタイトルにそこまで影響はされないとは書いたが、やはり呪術廻戦は外せないと思う。
一応東京リベンジャーズとかウマ娘とかの和氣あず未も考えたけど、去年謎の新人女優賞を取ったので2年連続は無いんじゃないだろうか。もちろん彼女もかなりアニメに出ているのでゼロではないと思うので△にしておいた。

他はもうわからんが、候補としては水瀬いのりさんが挙げられる。これはヴァニタスの手記という作品で妖艶な声を出していたことに驚いたから......というのもありますが、やはり順当に今年もよく見たからです。主演女優賞を受賞済みですが、2016年なのでかなり期間は空いています。

そして三石琴乃さん。シンエヴァは当然のこと、ゾンビランドサガでも印象に残ります。去年はセーラームーンの映画もありました。ゾンビランドサガのライブに急に来るフッ軽なところ好きです。
高橋李依さんは去年よく言われていた印象があるからです。ただ、割って入るほどかと言われると何とも。

大胆に言えば伊藤美来。最近は結構演技が上手くなってきたような......気がしなくもない気もしますが、それなりに黒太字級の役を演じています。五等分なんかは三玖最大の山場だったしね。関係ある?
あと去年一番印象に残ったのは千本木彩花さん。かげきしょうじょ!!で彼女演じる渡辺さらさが演技力の高さ(というかコピー力の高さ)を見せるシーンがあるのですが、アレには思わず鳥肌が立つくらい素晴らしい演技でした。俺が選考員だったらメッチャゴリ押すと思う。

こんなに名前を挙げてカスリもしなかったらお詫びします。


5.新人男優賞


過去5年の傾向
「原則として声優としてデビュー5年以内」というルールはたまに無視される
コンテンツでの受賞がある(主にアイマス)
・話題性を取ろうとしている

予想
川島零士(不滅のあなたへ、シャドーハウス)
 佐藤元(弱キャラ友崎くん、灼熱カバディなど)
新祐樹(東京リベンジャーズ)
鈴木崚汰(禍つヴァールハイト、キングスレイドなど)
保住友哉(セブンナイツ、回復術士など)

まず新人賞には「原則デビュー5年以内」というルールがある。しかしこれは過去5年では西山宏太朗、小林裕介、矢野奨吾の3人が例外として存在している。なので、深く考える必要は無い。

まず第1候補は川島零士さん。不滅のあなたへ、シャドーハウスを見た人は全人類が納得するであろう。デビューは2017年に見受けられるのでギリギリセーフ。

次に佐藤元さん。友崎くんという陰キャラを演じたかと思えばカバディではスキンヘッドを演じるなどその幅は凄い。友崎くんがゲームをバカにされてガチギレするシーンがあるんだけど、アレはまさに声をそこまで張り上げない陰の怒り方で本当に感心してしまった。デビューは2017年っぽいので、こちらもギリギリセーフ。この2人は確実だと思いたい。

新祐樹さんは次点。東京リベンジャーズだけというのはどうでもいいのだが、デビューが2014年で選考期間は8年目になる。西山宏太朗さんは7年だったので、そこをどう見るかであろう。ちなみに筆者は何故か東京リベンジャーズを見てないので何とも言えない。すいません。

鈴木崚汰さんはかぐや様の頃から言われている。もし2021秋アニメも入れれば真の仲間や海賊王女なども後押しできるが、入らない場合は2020秋アニメでの評価になってしまう。デビューも2016年で、そろそろ厳しい。

ちなみに保住友哉も挙げた。普通にあり得ると思うが、選ばれたらちょっと荒れるかもしれない。声優アワードにそんな度胸はあるだろうか。


6.新人女優賞


過去5年の傾向
20歳行くか行かないかくらいの声優が来る(特にコンテンツの所属もあると傾向に合う)
5年以内というルールは普通に破られている
81プロデュース、アイムエンタープライズの影響力は強い

予想
長谷川育美(86、弱キャラ友崎くんなど)
 矢野妃菜喜(虹ヶ咲、ワンエグなど)
稗田寧々(同期ちゃん、友崎くん)
 嶺内ともみ(スカネク、メイドラゴンなど)
 相川奏多(IDOLY PRIDE、ワンエグなど)
伊達さゆり(ラブライブスーパースター)
 村上奈津実(虹ヶ咲、ミュークルドリーミーなど)
 宮下早紀(装甲娘戦機、たんもしなど)
熊田茜音(チート薬師など)
 花井美晴(ウマ娘など)
 山根綺(SB69、シャニマス、ウマ娘など)
小原好美(無職転生など)

ここはプライドも何も捨てて全員当ててみたいのでちょっと名前上げまくります。すいません。
まず絶対に確実だと思う◉から。ちなみにこれは競馬でよく使います。

まずは長谷川育美さんと矢野妃菜喜さん。当ブログで一回紹介したので詳細は割愛する。長谷川育美さんはデビューが2016年っぽいので今年がラストチャンスだろう。消滅するプロフィットの名前を刻んでほしい。ちなみに俺は矢野妃菜喜が好きなので、絶対にとってほしい。

ちなみに上記の記事で取り上げて今年新人女優賞ワンチャンありそうな人たちは△にまとめた。個人的には花井美晴さんはウマ娘ポイント(?)が高いので割とあり得ると思う。

次は事務所から考えてみたい。81とアイムは、その事務所だけで構成された年もあるくらい(2016,小澤亜李・千本木・田中美海)新人女優賞には力が強い。ただ、去年はどっちも出なかった。

さて、81からは稗田寧々を推したい。去年も名前が挙がっていたが、DIALOGUE+の活動に加え、選考期間ではシグルリや友崎くん、Webアニメではあるが同期ちゃんでは主演を務めた。デビューが2016年なので今年がラストチャンスだと思う。

アイムからは嶺内ともみ。声優アワードは結構京都アニメーションが好きで、過去5年では黒沢ともよ(ユーフォ)、石川界人(ツルネ)、石川由依・子安武人(ヴァイオレット・エヴァーガーデン)などが受賞している。メイドラゴンは強みになるだろう。もうちょっと出番が欲しかったが...…。
一応赤尾ひかるとか篠原侑とかも候補にあるが、取り時を逃した感は否めない。

また、「20歳行くか行かないかくらいの声優が来る(特にコンテンツの所属もあると傾向に合う)」という傾向が見て取れる。具体的には林鼓子や逢来りんなどだ。2021年を振り返ると、伊達さゆり相川奏多などが挙げられる。どちらかと言えば2作品でメインとなる相川奏多の方に分はある気もするが、俺は伊達さゆりの方が好き。

他ありそうなのは村上奈津実宮下早紀。どちらもアイカツスターズ!(2016~)がデビューとなっており、今年がラストチャンスかもしれない。
特に村上奈津実は虹ヶ咲やミュークルドリーミーと言ったそれなりの格があるアニメで主役をやっている。特にミュークルドリーミーなんかはもう2年やっており、それに対する報いはあっても良いと思う。

☆には小原好美を置いた。助演女優賞でもいいかもしれないが、和氣あず未が今更新人女優賞を昨年受賞したこと、長らく新人賞不参加と言われていた大沢事務所が2年連続で来ていることを考えて、ドヤ顔するために置いた。デビューは一応2016年でギリギリ。コレで助演女優賞に来たら笑ってあげてください。


結論


さて、ではまとめます。予想印のドヤ顔は◎〇☆までで、△は外します。
私の第16回(2022年)声優アワードの予想はコレだ!

主演男優賞:◎榎木淳弥
      〇花江夏樹
主演女優賞:◎内山夕実
      〇緒方恵美
      ☆Machico
助演男優賞:◎中村悠一 村瀬歩
      〇内田雄馬 木村昴
助演女優賞:◎M・A・O 瀬戸麻沙美
      〇水瀬いのり 三石琴乃
      ☆伊藤美来 千本木彩花
新人男優賞:◎川島零士 佐藤元
      〇新祐樹
      ☆保住友哉
新人女優賞:◉長谷川育美 矢野妃菜喜
      ◎稗田寧々 嶺内ともみ 相川奏多
      〇伊達さゆり 村上奈津実 宮下早紀
      
小原好美

こんな感じです。◎でドヤ顔したいですね。


おわりに


というわけで終わりです。自信があるのは主演男優賞、新人男優賞かな~。新人女優賞はこんなに名前挙げたんだから、5人中4人とかは当たってほしいなと思う。

来年は若山詩音と羊宮妃那ちゃんが新人女優賞を取るでしょう。

今回はここまで。

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