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2024冬アニメ感想

こんにちは。2つ下の後輩たちがいよいよ社会人になる今日この頃。24歳とは言えど、過ぎ去る月日の早さには驚くばかりです。

今期もアニメが多かったですね。なんと来期はもっと多そうです(TBS、テレ東が新アニメ枠を作っているため)。2021年の夏アニメなんて20本もなかったのに、何なんでしょうね。あの頃が恋しいです。

さて、いつもの通り目次を作っているので、ご自身が見たアニメで他の人の反応が気になるアニメの感想を見たりするのに使っていただければと思います。
なお、今期の私的評価はこんな感じです。

S:ゆびさきと恋々
A+:30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい/僕の心のヤバいやつ
A:アンデッドアンラック/ダンジョン飯/治癒魔法の間違った使い方
A-:明治撃剣-1874-/HIGH CARD/望まぬ不死の冒険者/ぽんのみち
  悪役令嬢レベル99/魔都精兵のスレイブ/姫様“拷問”の時間です
  魔法少女にあこがれて/魔女と野獣
B+:即死チートが最強すぎて(略)/愚かな天使は悪魔と踊る
  休日のわるものさん/外科医エリーゼ/最弱テイマーは(略)
B:結婚指輪物語/百千さん家のあやかし王子/ループ7回目の(略)
   真の仲間(略)/ようこそ実力至上主義の教室へ/最強タンク(略)
   戦国妖狐/俺だけレベルアップな件
B-:異修羅/道産子ギャルはなまらめんこい
C+:弱キャラ友崎くん/ぶっちぎり?!
C:

では、以下は各アニメの感想です。


S

ゆびさきと恋々

聲の形を思い出す、ややセンセーショナルな主人公の設定。これを暗く描きすぎず、同時に重要な場面ではその設定を活かしてきたところに好感を持てる。耳が聞こえないとかそういうのに限らず、主になろう作品において設定の出オチになることが多い昨今、今期はこの作品然り、即死チート然り、望まぬ不死然り...…出オチになりそうな設定を活かすことはもちろん、それだけで終わらなかったアニメが今期は多かったという印象です。

個人的に雪ちゃんと逸臣さんの話で好きだったのは6話。二人が付き合い始めたシーンです。雪ちゃんが逸臣さんを好きなのは見ればわかることですが、この話で逸臣さんも雪ちゃんのことを好きなのが分かったのが、なんかよかった。それより前の話で桜志くんが「耳聞こえないから後ろから声かけないほうがいいですよ」と忠告していたのに、逸臣さんが後ろから壁ドンをするのは良いんですよね。

手話の話だと桜志くんが手話を学び始めたシーンとかもよかった。桜志くんが手話を始めた理由、経緯が語られていたのは10話だったか。満員電車での車内アナウンスが聞こえず、急停車した理由を知れないまま不安になっている雪ちゃんを見た桜志くんはココで手話を学び始めたと語られていました。花火のくそうるさいところでもコミュニケーションができたり、大学の新歓勧誘の人ごみの中でもコミュニケーションが取れたり、手話ってこういう場面では最有力なコミュニケーションになるよなと感じました。まあ逸臣さんは電車の中で最初に雪ちゃんにコミュニケーションを取ろうとしていたんだけどな...…。

このアニメがよかったのはこのように難聴・手話をしっかりと作品に落とし込んでいただけではなく、恋愛アニメとしても様々な人間関係が描かれていたのも非常にポイントが高かったと思う。逸臣さんと雪ちゃん、京弥とりんちゃん、エマと心ちゃんと逸臣さんとこの辺の話も見ていてスキがない。
そして桜志くん。このキャラが一番好きでした。だって俺が今まで好きだったのって、俺ガイルなら由比ヶ浜結衣、凪あすなら潮留美海、なつまちなら谷川柑菜、友崎ならみみみだしな…。

負けヒロインとは、完膚なきまで負けてしまった様子を描かれてこそと思っています。桜志くんもそんな話がありました。逸臣さんとサシで飲んだ回がそれ。素直になれる人間性においても、スペックも、酒の強さも、全部逸臣さんに負けていて、勝っているところは知り合っての長さだけ。典型的な幼馴染負けポイントを全て押さえてみじめに泣く桜志くんには心を打たれた。いいキャラだったよな...…。

OPやEDも非常に好きなポイントだった。EDのサビでは「またひとつ私の知らない君に出会う もうこれ以上 好きになるなんてどうしよう!」なんか本当に秀逸な歌詞だと思う。雪ちゃんにも逸臣さんにもこの感情は符合すると思うし、とても素敵な歌詞。

OPも「ふたりにしか分からない告白を」って本当いいですよね。この作品にふさわしい1フレーズだと思います。これは公式が挙げている動画がいいのでシェアします。

青のオーケストラもそうでしたけど、novelbrightっていい曲書きますね。

逸臣さんのキャラの癖の強さは確かにあった。したがってこのアニメをそこまで評価できない人がいるのも理解できる。このアニメを楽しむには、逸臣さんがキーパーソンとなる。逸臣さんを全然好きな人は、このくらいの評価になるんじゃないでしょうか。


A+

30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい

「30歳にもなって童貞」というのがかなり恥ずかしいことだった大昔のインターネットスラング。もはや「30歳でも童貞」なのがそこまで変に思えなくなってしまった現代への移り変わりは、なかなか面白いです。

いわゆる女性向けの恋愛アニメ、特にBLは割と簡単に一線を超えるという印象にあります。ギヴンなんかがそう。ちょっとネタバレしますけど、アレってガチホモセックス描写あって凄いよ。

このアニメもそうだった。最終回一個前の話が終わった後には、

こんなCMが作られていた。しかも他のテレ東アニメでも流れていたらしくておもろい。人によってはテロだろ。

ホモアニメ、ファンタジー要素もあるなどちょっとコミカル寄りな作品なのかな、と思っていたのですが恋愛アニメとして見てもかなり上質なアニメだったと思います。
安達黒沢ペアは、ホモ落ち元ノンケとノンケの恋愛。かなり強引でもあった黒沢に最初はノンケガードを敷いていた安達が落ちていく様子、安達が一方的に黒沢の感情を読めているけど黒沢はそれを読むことができないことによるすれ違い。同性恋愛アニメではこの要素は欠かせない!という部分をはっきりと描き切っていたところにとても好感を持てます。
「心を読める」というファンタジー要素を、恋愛要素のキーワードに落とし込む。この設定の深さにも脱帽。

その二人だけのカップルに飽き足らず、ついでに柘植・湊カップルも描かれていましたがこちらもよかった。どう考えても宅配の兄ちゃんに欲情するおっさんはキモいけど、それはそれとして1カップルだけに終わらなかった点がよりこのアニメを楽しめたポイントだと思います。

惜しむらくは作画の悪さ。多分このアニメのキャラってもっとイケメンですよね。こんな作画に金掛ける余裕ないのによく映画を作ろうと思ったな。先行して作られていた実写版の評判がいいからなのか、微妙にこのアニメって話題になってる感がない。ハコヅメもそうだった。そこも悲しい。
映画見てみようかな。少なくとも「わたしの幸せな結婚」よりは気になる。いやアレもすごい気になるけどね。

EDのマジカルラブがかなり好き。黒沢の心ダダ洩れバージョンとか発想の勝利だよね。作画以外、とても良い作品でした。

やっぱり映画はちょっと足運んでみようかな。もう一回見たい。
ちなみに私はホモではありませんよ。


僕の心のヤバいやつ

実質2クール目。ここ最近、2期と言っていいのか、2クール目と言えばいいのかわからないアニメが増えてきた。

内容としてはそう1期と変わったところはなく、山田と市川のイチャコラを見せられる感じ。これ一辺倒で面白く感じられるのは本当凄い作品だと思う。同じく基本的に特定の男女カップルのイチャコラを見せつけられるだけの天使様とか、どんなに制作ガチャの大当たりを引いてもここまではならないと思う。

私が今まで600作品超のアニメを見てきた中で、たったの2キャラだけ心の底から感情移入できたキャラが存在します。その一人は「やがて君になる」の槙聖司くんという、人の恋愛を傍観者気取りで見るのが好きな変質者です。自分も中高6年間あんな感じで過ごしてきたのでわかるのですが、恋愛は人の心を弱くしていきます。市川くんのような中二病全開、逆張りオタクの金の卵ですら2期は一生泣いててマジでワロタ。スマイルプリキュアの終盤かよってくらい毎回泣いてた。かわいいね。

2クールでようやくお付き合いをする関係に進展。何だかんだ毎週山田のエッチさに誤魔化されていたけど、全然話は進んでなかったんですよね。そこでちょっとう~んってなったんだけど、告白した後の山田が萌え萌え過ぎて何かもうどうでもよくなっちゃった。

どうやら原作だと進むところまで進んでいる描写があるとかないとか。もちろんセレクションプロジェクトから羊宮妃那を知っている私たちは、彼女のどすけべ演技に期待するわけですが...…。


A

アンデッドアンラック

結構面白かった。原作は1ミリも知らないけど、個人的にはアニメで見たほうが満足感高かったんじゃないかなとか思っています。

とてもいい演出をするな~と思ったのは「前回までのあらすじ」と「次回予告」を今まで何故か内山夕実がやっていたが、実はこれが過去・現在・未来すべてを見通せる安野雲だったという演出。オタクはこういうのに弱い。
自分みたいな、アニメの内容を1週間ごときですぐ忘却する自分にとってはそもそも前回までのあらすじをやってくれる時点で非常にありがたいのですが、その前回までのあらすじにひと工夫を入れてくるのは素晴らしい。最終回1個前の話では次回予告が無音だったのもすごい。これは安野雲が知っている未来ではないから安野雲が次回予告をできないという仕掛けなわけで、なかなか倫理観が高い、素晴らしい演出だったと思います。

内容としては中だるみがあったりなかったり、とにかく波があった。動きを止められる男の子の話とか、もう誰も覚えてないよな。
1クール目のころからそうだったけど、この作品は唐突な展開が多い。2クール目なんかはそれが顕著で、「実はジュイスはループ者!」「実はジュイスはもう99回繰り返してる!」「マンガ描く!」「アンディの過去見せる!」「UMA倒す!」...…普通のアニメであればこれらの要素半分でも1クールをかけそうなものだが、よくもこんなに大量の設定を詰め込んだものと感心する。超展開が続いたせいで、個人的にはいくつか腑に落ちないところもあったけど、まあこれはそういう作品だし仕方ないと気にしていない(なので何を疑問に思っていたか忘れました)。

どうやらジャンプではそんなに人気ないらしい。それがかなり驚き。今時無料で読める時代で贅沢な民族だよな、と思いつつ、ジャンプラ民って道産子ギャルとか読んでるんでしょ?絶対その時間アンデッドアンラックとかスレイブとかに回したほうがいいだろ...…。

やや関係のない話をします。1クール目の感想でも述べましたが、このアニメのEDは、2023年ダントツワーストクソアニメのEDを作られた方と同一人物です。一目見ればわかる作風で、結構好きなアニメーターの一人です。

2クール目のED映像も同様。こんな明るいタッチも描けるんだなと勝手に驚き。ちゃんとアニメ本編の要素もピックアップしており、お気に入りのED映像です。こうして振り返ると良いアニメだったかも。どうせ2期やると思うのですが普通に期待です。

そういえばマジデスも次回予告でちょっとした仕掛けしてたよな...…(いつ忘れるん?)。


ダンジョン飯

入浴シーンの素晴らしいところは、普段ほぼ肌を見せない女の子の肌が明らかにされるところにあります。

100年ぶりにこういう注目作品みたいなやつにハマれたかもしれない。逆張りオタクの成れの果てと申します。

現代料理っぽいものをダンジョンに落とし込むことで親近感を湧かせながらオリジナリティも感じさせる上に、キャラが癖強くて好きだった。
個人的には炎竜編はかなり引き込まれた。フリーレンのアウラ編もそうだったけど、デイリーの話をしておきながら高品質な作画で内容の濃い話を見せてくれると、ああアニメ見ててよかった~と良い気持ちになれます。

自分は硬派なオタクだと思っているので、もちろん話の内容にかなり重点を置いているつもりですが、それはそれとしてマルシルとかいうガチでクソ萌えキャラを普段からツッコミ役として際立たせておきながら1クール目最終話にお風呂シーンをぶち込んでくる制作陣には強い倫理観を感じています。
もちろん炎竜の話が視覚的にも素晴らしいクオリティとなっており、かなり死にかけるラインまで追い込まれる→何とか倒したけど妹ガチでダメかもというネガティブな展開の連続で目を離せなかった内容としても素晴らしかったのですが、それらを全てひっくるめて素晴らしいお風呂シーンでしたよね。

原作は完結しているらしい。2クール目はもちろん見る気満々ですが、よっぽど面白かったら原作触れてみようかな。15巻そこらで終わるなら全然読みたいくらい、良いアニメだったと思います。2クール目に期待です。


治癒魔法の間違った使い方

なろう系でここまで面白く感じられた作品は何以来かも思い出せない。まるで少年漫画かのようなアツさを、こんななろう系から感じられる日が来るとは思わなかった。

最初の修行編はほぼ聖者無双。聖者無双もあそこ迄は面白かったと思うし、これもそれなりの面白さという感じ。

あのアニメと異なるところは後半の面白さ。あのアニメは後半ダンジョンで独り言をつぶやくだけのアニメになってしまったけど、こちらは戦争があった。この戦争編はウサトくんの成長を感じられてよかったし、何より勇者2人を助けたところはメチャクチャかっこよかった。元々二人が勇者として召喚されて、ウサトは本当に巻き込まれただけ。それで二人の迷惑にならないためにローズの殺人修行を耐えてきた先がこの展開。アツ過ぎる。12話か13話でそれをウサトが振り返るシーンがあったと思うけど、普通に泣きかけてしまった。

キャラクターに良いキャラしかいなかったのも奇跡レベルだと思う。ウサトはもちろんのこと、スズネ、カズキといったメインキャラは非常にさわやかでよかった。スズネなんかはボケもできてツッコミもできて可愛いところもあって万能なキャラで非常に好き。このアニメの特徴なのか原作がそうなのかわからないけど、妙に丸っぽいキャラデザもよかった。

後にも書いてるけど、今期は「シンプルなクズなのに何か良い人みたいな感じで終わった」というキャラがまあまあいた印象。このアニメだと悠木碧の黒騎士。気づいたら萌えキャラになってた。でも萌えキャラなんてなんぼあってもいいですからね。


A-

明治撃剣-1874-

BS松竹東急という、リモコンからは見れない謎のチャンネルのみの放映という変なアニメ。
好き勝手作った結果、時間がめちゃくちゃになってそこでしか放映できなかった説、もともと海外配信向けに作っていたのを急遽テレビでも放映できるのがBS松竹東急だった説などいろいろある謎のアニメ。

中身としては明治初期を脚色したりしなかったり、本当にいろいろ好き放題やっていた印象。歴史が結構好きなこともあって好みなアニメだった。上に乗せた画像は、西郷隆盛の影武者たち。西郷隆盛も生肉をむしゃぼりつくしたり、キャラ付けがおかしかった。ギリギリ怒られそう。

即死チートの爆速テンポが語られていたが、こちらも大概。剣術大会、小山内さんの死、†修羅神狂四郎†の過去、守屋組と†修羅神狂四郎†の因縁、†修羅神狂四郎†と静馬さんの因縁、静馬さんとCV.ともよの話などなど、よくもまあこんな話を詰め込んで10話にまとめ上げたなと感心もする。中身の濃さならこっちに分があると思う。とにかくテンポの速いアニメを見たい人にはお勧めのアニメかも。

今時だな、と思ったのがこのアニメはいわゆるOPとEDがない(一応EDっぽいのはインストとしてあるがスタッフクレジットの側面が強い)。海外向けのアニメらしくEDにあるスタッフクレジットはすべて英語だったが、こういうアニメって増えるのかな。というか海外の人が明治時代の事前知識がない状態でこれを見て理解できるのかは疑問です。


HIGH CARD

振り返れば1クール目はちょうど1年前。強引に終わらせた感が強かったけど、悪いアニメではなかった。
中盤までの各キャラの話は結構好きだった。特に私は萌え豚でロリコンで声豚なのでラブピの回が特にお気に入り。

黒騎士の過去をやり始めたときは終わったか?と思ったけど、まあよかったんじゃないでしょうか。突然王子さんが色々やっていたとか、フィンのお兄さんが黒騎士に心が乗っ取られていたにしてはちょっと異常なブラコンだったり、バン・クロンダイクが超極悪人物だったのになんかいい感じに死んだりと突っ込みたくなる部分は山ほどあったけど...…。

言ってしまえばすべての元凶となっていたバンクロンダイクが何か良い感じに死んでいたのは何だったんだろう。ここだけ納得言っていない。子供の前で親をぶっ殺すって超極悪人じゃん。

後半でよかったのはヤング警部の死で、無能ちゃん(CV.高橋李依)がいい味を出していたところ。この子一生無能だったからな。


望まぬ不死の冒険者

なんだかよくわからないが凄い面白く感じた。オタクとこのアニメの話になったとき、「フリーレンとほぼ同じ感じだから、逆張りオタク向けのフリーレンだ」と評されていた。俺は全くその評価の通りのアニメだと思う。上の目次を見ていただければわかりますが、私は何とこんなブログを書いておきながらフリーレンを見ていない戯け者です。そういう人間はこういうアニメを持ち上げるので近寄らないほうがいい。

このアニメに一番惹かれていたポイントは主人公の穏やかさかもしれない。なろう系というのは何かしらのギフトを持っている人が、それを仰々しく掲げて羨望を得るというのが一種のテンプレになっているところがあるかと思われます。しかしこのアニメの主人公はミスリル冒険者を目指す銅級くらいの冒険者で、決して超強いわけではない。でもそれなりの強さはあるので物語の支障にはならないし、この主人公自体驕ることもない。これくらいの主人公がちょうどよくて好き。

同時によかったのはロレーヌ(CV.小松未可子)の存在。この女が超萌えなんですよね。ボケもできれば突っ込みもできる。少しぎこちない大人の恋愛っぽい何かも見せてくれる。でも深くは触れない。このあたりの塩梅がこのアニメの魅力だと思う。作画がよかったわけではないし、原作が良いんでしょうね。

最終回なんかは今期でも最上級クラスによかったと思う。今までのゲストキャラを少し出しつつ、最後はレントとロレーヌの2人を映し、阿部真央の浄化EDで終了。こういう最終回でいいんです。休日のわるものさんもそうでしたね。

ちなみにAnimeJapanでのイベントでは「没提供芸供養」みたいなコーナーがあったらしい。アーカイブ見たけど面白かった。知っている限り今期提供芸をしているアニメはコレと最強タンクくらい。今時配信がメインで提供芸をやる意味って薄いから、こういうアニメは大事にしてほしい。
もしかしたら今アニメ見てる人で提供芸というのが伝わらないかもしれないですね。わかりやすく言うと「見える子ちゃん」最終回のアレ。怖かったですよねアレ。トイレいけなくなっちゃったよ。

ちなみにこんな感じ。


ぽんのみち

当初はくだらない麻雀マンガのパロディを連発してきて、かつ奇跡的に全部面白くないという本当に最悪なアニメだった。春場ねぎ先生キャラデザを、面白くない人がぐちゃぐちゃにする、史上最低の萌えアニメになってしまうものかと恐れていた。

突然麻雀がおまけ程度のものになってからは良いアニメになってくれたと思います。もっと言えば跳が出てきたあたりからですね。なので私の一番好きなキャラは江見跳です。

合宿回あり、水着回あり(しかも全編水着で素晴らしい!)、クリスマス回、正月回...…。まるで最初から麻雀アニメなんてものはなかったとでも言わんばかりの日常アニメのテンプレをしっかりと押さえてきたところにも非常に好感。
じゃああの麻雀パロディって誰が何のためにやったわけ?あれでこのアニメを離れた人も多かっただろうし、何ならあのゴミのせいで良アニメが多かった今期においてクソアニメ扱いをされているのがマジで納得いかない。二度とアニメに関わらないでほしい。


悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~

よくあるチート系+悪役令嬢モノ。「乙女ゲーに転生したと思ったら裏ボス悪役令嬢に転生しちゃったので運命を回避します」なんて作品は、探せば10億個くらいありそう。悪役令嬢モノは大体はめフラ辺りを微調整しただけのフォーマットなので、飽きは来るが雑に見ても理解できる分にはありがたいとも言えます。

よくある悪役令嬢モノに、よくあるチート系のちょっとしたイキり。まあこの作品が面白くなることはないかな~と思っていたら普通に面白かったのが不思議なもの。
こんなテンプレアニメを見終えて満足感を得られた要因は、ほぼヒロインみたいな存在になっていたパトリック一人だと思う。このキャラは暴走するユミエラに対するほぼ唯一のツッコミ役になっていたことで、ユミエラのイキリ芸をボケとして落とし込めていたし、ついでに全く期待していなかった恋愛様子も描いてくれたことがうれしかった。
クーデレが落ちる様こそ、日本が誇るジャパニメーションの神髄ですからね。俺も今後女の子を落とす時があったらじゃんけんで落としていこうと思う。

どういう経緯があったのかはわからないが、よくもまあ作品にほぼ出てこない女にEDを歌わせようと思ったなと感心する。

おかげでこんな素晴らしいEDが出来上がった。ありがとうございます。

絵コンテ・演出は桑野貴文さん。リンク先に仕事が載っていますが、主に動画工房のED屋さんを担当されています。アニマエール、わたてんといった神EDは公式での公開がないので貼れませんが、主なED(というか俺が好きなED)をシェアしておきます。特徴としてはSDキャラを使うところと、ちょっとマネしたくなるキャラの動きを取り入れるところですね。

おさまけEDなんかは超わかりやすいと思う。

何故動画工房の人が寿門堂のアニメに来るんだといわれると、動画工房の下請けをしているからでしょうね。寿門堂は元請だと微妙ながら作画が安定するのが不思議過ぎる(例:これ、ポーション、このヒーラー)。下請けだと惑星のさみだれとかあるんだけど。


魔都精兵のスレイブ

ドスケベすぎることで有名。で、あんた達はスレイブの中で誰が好きなんだよ...…。

僕はもちろん...…

東八千穂ちゃん!

淫夢厨的に言えばいわゆる「大乱闘スマッシュブラザーズX」、アニメくん的に言えば「ハッピーシュガーライフ」におけるストーカー達で見たことがある、一面対象者の写真で埋め尽くすキャラ。こういうストーカーキャラで萌えキャラなのはもしかしたら初めて見たかもしれない。嘘、そんなことないかも。
ちょっと前だったら竹達彩奈がやってそうなキャラだったけど、これ稗田なんですね。意外とこの人も演技幅広いですよね。

内容としてはボチボチ。世間的には出雲天花が一番人気らしいけど、まあ確かにアニメ見てて一番惹かれたキャラは正直出雲天花だった。エッチした過ぎるアニメキャラ@2024冬アニメ第1位です。

2期は本当にうれしい。そしてもちろんですがエロverを高いクオリティで提供してくれたセブンアークスにも感謝。もちろん私は、

コンプリートです。


姫様“拷問”の時間です

同じことの繰り返しだったけど、このくらいゆっくり見れるアニメは本当に希少になってきたので存在するだけでとてもありがたい。パインジャムに制作を割り当てたというのが非常にミソで、この日本に存在するアニメーション制作会社で日常系を作らせればパインジャムこそが天下一と言っても良いと俺は思っている。なぜならDIYの信者だから。

一番好きなキャラはバニラ・ぺシュッツちゃん。富田美憂さんが声を当ててそうな外見で富田美憂さんが声を当てている奇跡に感謝。水着回でコイツを出さなかったので、そこだけブーイングしてます。

これも2期決まりましたね。普通にうれしいです。とてもじゃないけどコレがジャンプラ連載って違和感強い。スヤリス姫と同じ感じなのに。2期はあの魔術師を絶対に出さないでください。


魔法少女にあこがれて

たまにマジで全然面白くない話(例えば4話のトレスマジア回とか)が紛れ込んでいたのが気になったくらいで基本的にはエロくてよかったです。男がいない分、見せられるエロさに限界があるようにも思えた。もちろんこのアニメに男なんていらないんだけど、それはそれとしてエロアニメって男が仕方なく必要じゃないでしょうか。私はそう思います。

昨今の事象に日和ってネロアリスだけは絶対にエロを描かない姿勢には、事情を理解はできるもののやはり悲しい。まあたった1回だけ流れた変身バンクで脱いでいただけ凄いことでしょう。贅沢を言えば放送停止になるので、エロアニメというのは難しいものです。

マジアベーゼがふたなりになってマジアアズールをぶち犯す同人誌、お待ちしております。


魔女と野獣

これ本当にいいアニメです。こういうダークファンタジーものって今時あんまり見ないから(あってもなろう系)貴重に思える。主人公ペアもいい、サブペアもいい、サブキャラもいいと中々楽しいアニメでした。

1つ目の話「魔女の戯れ」はそれなりに面白かったけど、2つ目の話「美と死」が導入・過程・結末全てめちゃくちゃ好きだった。むしろこのネクロマンサーが主人公じゃダメなのかよと言いたくなるレベル。この話に限りませんが、このアニメっていわゆる悪役がただ成敗されるだけじゃなくて「そこまでする?(^^;」と思うレベルにマジでめちゃくちゃに殺されるのが面白い。説教とかて説き伏せるのではなく死ぬほどぐちゃぐちゃにされるんですよね。

「望まぬ不死」もそうだったけど、やっぱりアニメって主人公だけじゃなくてサブキャラにも一定の魅力が欲しい。主人公だけで話を進めるなんて不可能に近いんだから、アニメはこうであってほしいです(まあサブキャラ使い捨ても悲しいけどね)。

毎回ビターエンドのような終わり方をするので見終わった後の南條愛乃浄化EDが身に染みる。南條愛乃が歌っているアニメって面白く感じたのはガチで初めてだと思う。良い曲ですよねアレ。


B+

即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

遺影アイキャッチ

ありえないくらい人が死に、それを異常なテンポ感でライン工のように捌いていく。終わった後に残る感想は虚無。だけどここまで振り切ったなろう系だと逆に面白いんだなとも感じた。少し前のアニメで言えば「いせレべ」とかもこんな感じ。アレは面白さに明確なムラがあった分、こっちのほうが好きだった。

「悪役令嬢Lv.99」でも書いたかもしれないが、今期はチート系のなろう作品においてツッコミ役というのが地味に超重要なのでは、というのを感じるクールだった。あっちのアニメでいえばパトリック、このアニメにおいては壇ノ浦さんがそれ。そもそも高遠くんが割と受け身な分、壇ノ浦さんの存在は強かったと思う。他のなろう主人公と違って、ちゃんと性欲が存在するところも地味に良かったポイント。

「なんかイキってるキャラ出てきたけど多分死ぬんだよな・・・」というのが3話くらいからわかってくる分、特に深く考えないで見れるのもよかった。意外と中身は濃いので割とちゃんと見る必要はあったけど。
普通にやればもっと微妙なアニメになっていたと思う。24分間目を離せなかったほどのテンポ感はやっぱり菱田監督のおかげだと思う。2期を見たいか言われると...…。

OPはちょっとした仕掛けがあって面白かった。絵コンテ・演出はやはり菱田正和。

キャラの立ち絵が消えるだけのよくわからないOP映像。実はこれをまじまじ見ると超ネタバレOPになるんです。

まず実は消え方には3種類あります。1つ目は紫色の◎が上乗せされる消え方。2つ目は消えた後に赤い泡が出る消え方。3つ目は消えた後に白い泡が出る消え方。
1つ目はアニメ本編で高遠くんが「死ね」と即死チートを使ったときに出る模様と同様で、立ち絵に◎がされたキャラは本編で高遠くんに殺されるキャラ。2つ目は高遠くん以外に殺されるキャラ。3つ目は生き残るキャラという風に別れています。

一見手抜きに見えますし、実際そんなに金掛かっているアニメとは思えないのですが、こういう仕掛けをすることでそんなに力を入れずとも面白いOP映像を作れるというのはなかなか興味深いです。良いアニメだったかもしれないです。本当かな...…。


愚かな天使は悪魔と踊る

これもぽんのみちと同じ。最初謎のボクシング要素だったり、変なノリを見せてきたりでイマイチ乗れなかった。話の内容としても何か特別惹かれる要素もなく、自分が「実は佐倉綾音が好き」という裏設定でなければ切っていた可能性すらあったかもしれない。

阿久津とリリーがどちらかの家に来る→なんかいい雰囲気になるという展開が完全にテンプレ化していた(多分3回はこの展開があったはず)のであまり強気に「最高のアニメでした!」とは言いづらい。だが私は萌え豚なので、リリーが良い女の子だったという時点で特に不満がない。阿久津との距離感、終盤でお兄様にガチ虐待されるなど、可愛い要素もあれば可哀そうな側面もあったのがなお良い。アニメの女の子はただ可愛いだけでいいわけではなく、このようにちょっと闇があるくらいがちょうどいいと思います。

今期は「シンプルなクズなのに何か良い人みたいな感じで終わった」というキャラがちらほらいた印象。HIGH CARDのバンクロンダイク、真の仲間の妖精、このアニメのお兄様など。お兄様は超虐待していたのに「実は妹のことを思っている」みたいな描写があって困惑。あんなとんでもない虐待して妹のことを考えているはサイコパスだろ...…。

石原夏織さんがOPEDを担当してきたテレビアニメは、魔王様リトライ、キミ戦、ひげひろ、社畜さん、異世界薬局、ヴェルメイユ、現実主義者、そしてこれ。毎回変なアニメを担当していて面白いですね。


休日のわるものさん

キービジュ、PVを見て思ったのは「多分このアニメを完走することはないだろうな」ということ。自分はいわゆる女性向け日常アニメをあまり好むことがなく、例えば柚木さんとか組長娘とかは3話くらいで離脱してしまった過去があります。

見てみると、物語に大きな抑揚がないという日常系アニメのいいところをしっかりと押さえていて非常に見やすく、むしろよくも休日だけでこんな話を作れるなと感心します。「究極のチルアニメ」とは邪悪な中身アラサーの幼女が世界を蹂躙するアニメではなく、このアニメのためにある言葉です。

ほんのりストーリーがあったのもよかった。桜の木の話とかかなり良かったと思う。ちょっと儚く、でも救いはある。見終わった後とてもいい気持ちになれました。良いアニメだったな。

Wikiにはこんな記載がありました。

当初テレビアニメ版では、わるものさんと地球防衛組織・レンジャーとの戦いを描くこと考えられたが、テレビアニメ版のスタッフが原作者の森川侑と会話を重ねる中で、大切にしているものや、作品で描きたいことが見えてきたことから、季節の移ろいや日常のディティールに重きを置き、ストレスフリーな作品にするという方針に改められた。

Wikipediaより

これはあまりにも有能な選択です。このアニメを見ている人で「わるものさんとレンジャーの戦い見せろ!」なんて思う人は1人としていないと思う。需要をしっかりとわかっているうえで、かつ一定のクオリティで提供してくれた制作陣には感謝の念しかありません。

つい最近「おさまけ」の原作者がアニメについてコメントしたり、もうちょっと前だと「お嬢と番犬くん」の作者がTwitterから消失したり、少し前だと水上悟志などなど、作品の一つのゴールとも言えるテレビアニメ化で原作に傷がつく作品は悲しいことに後を絶えません。こういう有能な制作が増えてくれたら世界はハッピーなんですけどね。なかなかそうもいかないのが悲しい限りです。

そういえばこのアニメは猫を拾っていたけど、女性もののこういうアニメって猫拾いがちなのだろうか?つい最近あった「新しい上司はど天然」もそうだった。あの猫はかなりキモかったな...…。


外科医エリーゼ

ドラマではむしろ使い古されて、むしろあまり聞かなくなった感もある医療モノ。アニメでは本当に見た記憶がないので逆に新鮮だった。しかも割と本格的に治療に向き合う。MAHO FILMがそんなまじめなアニメを作っている事実が何か面白かった。ついでに言えばエリーゼは可愛かったし、内容もまあまあ楽しめたし、殿下は童貞過ぎて面白かったしで特に文句が出てくるアニメではなかったと思う。

薬屋のひとりごとが流行るなら、アニメでも推理要素を交えた医療モノとか新鮮で面白くなるんじゃないだろうか。ドラマもアニメも見る映像作品中毒者以外はあんまり見る機会ないと思うし、ガチで真面目に作ってみたら面白そう。

ごちゃごちゃ言いましたが、このアニメを評価したい絶対的な一つの要因はこれです。

石川由依の声が絶妙に平成感を強めるんですよね。石川由依さんと言えば進撃とかヴァイオレットエヴァ―ガーデンとかになるでしょうけど、やっぱり僕はエリーゼとか福澤幸来とか新条ひなきみたいな声を聴きたいんですなぁ~


最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。

後半の犯人捜しががばがば過ぎる(裏切り多すぎでおもろい)のと、その話だけ長すぎるという点を除けばいいアニメだったと思う。つらい目にあっているときも、逃走生活を続けているときも、気丈にふるまっていたアイビーが好きだったな。ちょこちょこ動く作画もよかった。

前世要素は何だったのか。聞く話によれば「読者が入り込める要素」だったらしい。つまり前世=読者。アニメだと何か意味の分からない要素になっていた...…というのがアマゾンプライムの評価で書かれていた。
...…いや、原作でもこの要素いらなくない?何だったんだろうこれ。よくわからなかった。

最後のCパートめっちゃよかったですよね。俺たちってアニメ1話の前日譚をやってくれるアニメがすきだからよ...…。プリズマイリヤの映画とか。
これでよかったのって、星無しで迫害を受けたアイビーとたまたま会ったスライムが、同じくすぐ死ぬスライムの中でも特に弱いスライムだったという後付けをすることでこのコンビに運命力を補強してくれたことが良かったです。やっぱり良いアニメだったかも。放送枠裏のフリーレンに、OPとEDは負けてないぞ!


B

結婚指輪物語

2期制作決定と言われても全くテンションが上がらない。ちょっとエロいだけで肝心なセックスからは逃げる軟弱なテレビアニメ。お色気を前面に出しながら、セックスを目前まで見せながら、しかしその肝心な行為から逃げるアニメは性根が腐っている。しかもこのアニメ、何が悲しいって別にたいしてエロくない。
こんなアニメの2期より俺は不徳のギルドの2期のほうが114514倍見たいのに。

特に書くこともないので全く関係のない話をしますが、このアニメはいわゆるサブタイトルがありません。今期だとコレと「姫様、拷問の時間です」と「チェリまほ」がそうだった。配信で見ることがスタンダードになって久しく、EDを飛ばすことが標準アニメ視聴となった結果として?次回予告をするアニメも減った今日この頃(だが今期は不思議なことに次回予告は多かった)。いずれはこのようにサブタイの文化も廃れていくのでしょうか。サブタイでひと工夫を見せるアニメもあるので、あまり廃れてほしくはない。


百千さん家のあやかし王子

フルーツバスケットに影響を受けてそうな作品。やや作画がひどかったような気もするけど、内容としてはいかにも少女漫画っぽい感じ。よく言えば見やすく、悪く言えば印象に残りづらいそんなアニメでした。

意味深に何回か出ていた赤い人(葵に執着していたイケメンくん)は結局何だったんだろう。CV.羽多野渉の先生とかいかにも怪しそうで実際怪しい人だったという結末が描かれていたけど、あの赤い人は敵なのか味方なのか何なのか最後までよくわからなかった。よくわからんくそでかい猫がひまりを試したり、行き当たりばったりな展開が多かった印象。

最終回は結構よかった。少女漫画テイストの女主人公って、等身大な強さがあって好きなんですよね。ひまりもそうだし、それこそフルーツバスケットの透くんもそうだった。女性向けと思われる作品は、変に捻ったりせず、主人公とヒロイン(男でもありえます)が正直に向き合うところに信頼を抱けます。キモオタ向けの恋愛アニメって、何か上から目線で視聴者に指南したりするからな。


ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

リーシェのおっぱいがでかすぎる。以上。

やっぱり自分はこういう策謀?みたいなことをするアニメが得意ではない。というか喋るだけのアニメがあまり好きになれない。これも1クールだから見れたけど2クールとかだったら無理だった。
薬屋もそういうところがなかなかハマれなくて、結局2クール目は見ていないんですけど、今後こういうアニメが流行っちゃうのかな~...…と思ったけどそれなら見なきゃいい話ですね。こういう作品は絶対活字のほうがいいと思うので流行してそうなのは納得なのですが、アニメにするのはなかなか難しそうです(絵を動かさないでいい分、ある意味楽なのかも?)。

OPはメチャクチャよかった。7回目のループをしている主人公のアニメ主題歌名が「Another Birthday」なの良いですよね。まさか土岐隼一が単独でアニサマに来るとはな~。結構行きたいけど他のメンツがな。少しだけ迷っています。なんなら人間不信OPも聞けるかもしれないの、激アツですよね。


真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

ここいる?

1期を振り返ると、「スローライフ」とは名ばかりにルーティとゆかいな仲間たちの内輪もめ、キチガイ賢者とレッドの謎の争いなどなど、何がしたいのかよくわからない、エロいキャラがいるだけがポジティブポイントでとっ散らかっている意味不明の作品という印象だった。後半は笑えるクソアニメという感じで好きだったが、中盤までは本当にかなり面白くない作品だった記憶です。

2期もそんな構成でしたけど、不思議と1期のころに感じていた不快感とかはなかった。むしろ、何なら面白くさえ感じた。1期の賢者も大概だったけど、この勇者ゆみりも相当イカれたキャラだった。コイツがルーティにガチで殴られるシーンは妙に迫真の作画でおもろい。

結局はレット・リットの夫妻が勇者くんに教育を施すことで改心して終わり。かなりこの話を引っ張った割には結末はあっさりだった。もっとあの賢者みたいなヤバイアニメになるのかとどこか期待をしていたので拍子抜け。
でも悪いアニメではなかったかも。そんな気もしています。1期は悪いアニメでしたから。

OPでは、ルーティとティセがサビでサウナに入っている、ほぼ裸みたいなカットがありました。「乳首を描いたら規制をしないといけないなら乳首を描かなければ良い!」という論法なのか、dアニメだと特に規制なく乳首だけない乳を普通に見せてきてびっくりした。こういう抜け道もあるのか。まるで脱法ドラッグです。

ちなみにこのカットです


ようこそ実力至上主義の教室へ

当ブログではよう実はsage対象の一つでした。1期も2期も、根本的には主人公すげええのなろう系に相当近いアニメであまりハマれなかった。もちろん1期は……1期は特に何もなかったと思うんだけど、2期とか「足が速いから」という理由だけで綾小路を好きになる女の子の出現(これ小学生とかじゃなくて高校って設定だよな?)とか、「ようこそ暴力至上主義の教室へ(綾小路vsドラゴンボーイ)」とか、櫛田の過去とか部分的に笑える部分が多くて良いクソアニメだったので別に嫌いというわけではない。シンプルに「原作を本当に楽しんでいる人」と自分の間でアンジャッシュが起きているだけだったと思う。

しかし3期はすごかった。最初の合宿編こそはこの後のバカ展開への伏線のバラマキという感じだったが、この後がすごい。万引き女2連発、指名制退学者ドラフト、平田君の闇落ち、坂柳さんの強キャラぶり(実際はかなり小物)、特に何か意味があるのかわからないクラス対抗何でも勝負、キモウトとシスコン極上兄貴の気持ち悪すぎる兄妹愛などなど、これまでのよう実に感じられていた退屈さが全くない怒涛の展開で1ミリも目を離すスキがなかった。

まずCV.東山奈央の万引き女。妹のためにそれなりの値段を持つアクセを万引きしたというシンプルな犯罪者が萌えぶっているアンバランスさがすごすぎるし、さらにこの女を陥れるために坂柳が万引き女を作り上げるのも意味わからんし、この2話くらいしか出てこない謎の女のCVが佐倉綾音というのがもうめちゃくちゃ過ぎる。何なんだこれは。

そしてよう実3期の爆発的瞬間は誰がどう見ても山内の退学シーンでしょう。この迫真作画に迫真演技から漂う「ガチで人生終わった人」感は、やはり声優・アニメーターは職人だと再認識したり。よく「よう実は原作改変がひどい」という声が上がるが、このシーンに関して文句のある人はいないのではないだろうか。
ついでに退学させられたCV.富田美憂のメスガキ(CV.小松未可子に喧嘩売ってたり、2期で軽井沢をいじめてた人)のシーンは、なんとアニオリだとかなんとか。本当ならこれって最高のアニメ化じゃん。「アニメの出来がひどすぎる」って、顔が完全に崩壊してた「お嬢と番犬くん」ファンの前で堂々と言えるか?作者は活動休止しちゃったのに。

平田君もすごかったな。何をそんなにオラつきキャラになる必要があるんだよ→実は学校を””シメ””ていたヤンキーでしたは予想外過ぎる。バーディーウィングのローズが腕を痛そうにしていたのが実は義手だからというくらい予想の斜め上をいかれた。このアニメの男性キャラって、いるだけで面白いアルベルトとか、山内とか、高円寺とか、ドラゴンボーイとか面白いキャラしか出てこない。ある意味それってすごいことだと思う。
ちなみに坂柳さんは雑に過去を挿入され、雑に綾小路に好意を抱き始めた描写があって、このアニメ女性周りの話適当過ぎるだろと改めて感じた。

そういう所がなかなかこのアニメにハマれないところなんだと思う。原作勢がこのアニメにハマっているのは「綾小路のかっこよさ」「女性キャラの魅力」「話の面白さ」という作品を楽しむには当然あるべきスタンダートな要素をしっかり楽しめているからだろう。
しかし自分はどうもこのアニメを「シュールギャグアニメ」にしか見れてない。同時にあまり女性キャラにも魅力を感じられない。

例えばAnime Japanなどで集計されていた女性キャラ人気投票みたいな結果がこちら。

ここにいるキャラで一番好きなキャラを言わないと殺すといわれたら私は櫛田を上げます。というのは、この人が出てくるとアニメが面白くなるから。3期も少し出番があったけど、山内退学時にアホ晒して面白かった。

鈴音ェ…はブラコンかつ綾小路を引き立てる無能キャラ(3期途中までは)、軽井沢は綾小路の駒になってる人、帆波ィ…は万引き女、坂柳は強がりの小物、椎名ひよりはマジで誰?という感じ。この辺改善されないと一生このアニメをゲラで見ることになりそう。でもそれでもいいかもね。

軽井沢とか意外と人気あるんだなあ~と思う。2期ではほぼヒロインになっていたけど、3期はあんまり目立った活躍もなかった記憶。こういうのは女キャラが大量に出てくるアニメは避けて通れない道ですね。禁書とかがずっとこんな感じ。
最終話では一応カップルになって、「これを機に恋愛を学ぶ」とかAIみたいなこと言ってる綾小路が果たして軽井沢になびくのか。「なびくからこそ2位なんだろ」というジギルと、「なびかないでマジで駒で終わるから2位なんだろ」というハイドが私の内面に存在しています。どうなんですか?


最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~

いれいすありがとう。

あまりにもシュールなアニメ。MAHO FILMにちょっとだけ激しさとエロさを追加した感じ。即ち良いアニメだったということになります。

これもなんか妙に他のキャラが立っていた。可愛い本渡楓、市ノ瀬加那、小倉唯妹、キスして合体する姉妹、のじゃロリ久野美咲...…。良いラインナップです。小倉唯と、あとたぶん本渡楓も「楽しいアフレコだった」とツイートしていた記憶だが、このアニメって下品でもなければ不快なシーンが多いわけでもなければシリアスなわけでもない、ちょうどいい塩梅だったと思うし、演じやすかったのかも。

このくらいのなろうならとてもスムーズに見やすい。微妙にEDは力入れていたりしていたのも好感。何か色々微妙にいいアニメでした。

OPEDは「いれいす」というアーティストが歌唱。ぱっと見若い女子向けのアーティストっぽいのに、なぜ土曜2:00という最も深い時間なのか。しかもこのいれいす、このアニメが放映されているたったの3か月間で武道館ライブ→活動休止→活動再開をしている。何だこのアーティスト。


戦国妖狐

かえして

どう楽しめばいいのかわからないまま1クールが終わった。そういえば同じ作者の「惑星のさみだれ」も(ある意味)作画に騙されていたけど序盤はマジで本当に面白くなかった記憶。何なら作画崩壊しているからこそ面白かったまである。

ただしこのアニメはありえないくらい気合が入っている。作画がすごいのはわかる。だがどう楽しめばいいのかわからない。何なら灼岩ちゃんはほぼ死ぬ...…。山の神に会ってからもほぼ単調。ただ灼岩を失っただけというアニメだった。

最後は迅火が覚醒してしまい、めちゃくちゃになったまま終わり。ただここからは確かに面白そう。おそらく特にたまが中心になって迅火を救いに行こうとする話なんじゃないかなと思っているが、どのように結末づけるのかは気になる。思えば惑星のさみだれも2クール目は結構面白かった。スロースターターなのかもしれない。

ちなみに俺はAnime Japanでこのアニメのイベントに参加した。理由は「無料で高田憂希を見れるから」。しかもこんな衣装。

すまんがガチで萌えだ。声豚に戻ってもいいかな?この左のプロデューサーが信じられないくらいネタバレをしてきたことは一生恨むけどな。

このOPは本当にびっくりするくらいカッコいい。MindaRynって地味にアニメに恵まれてるよな。本当か?


俺だけレベルアップな件

自分のことを神アニメだと思い込んでいる一般なろう系アニメ。ダンジョンに潜って独り言をつぶやき続ける...…。作画がよくなければ聖者無双とかあの辺と大差ない。

とはいえ作画は本当に凄かった。A-1がガチったらこのくらい見せてくるよなという感じ。ただなぜこのアニメにベストを尽くしたのかは不明。

このアニメで最も面白かった瞬間は、今まで海外向けを狙ってポップアウトを英語で統一していたのに最終話で突然字幕を出してきたところ。中途半端過ぎる。最後まで日本人を置いてけぼりにして、そのまま外国配信独占で消えてほしかった。

ヒーラーさんがヒロインかと思いきや普通に退場して涙。最近こういうアニメが多すぎる。「コイツがヒロインか」と思ったら全然そんなことなくて普通に退場。ラグナクリムゾン、お前もだ。

システムのためなら人殺しさえ厭わないという点で実はかなりイカれたキャラをしている水篠くん。100万の四谷くんなんてNPC(だったはず)を殺した後に罪の意識にさいなまれる様で1話使ったのに。この辺は日本人と韓国人の認識の差か(いきなり差別かよ?)。
まるでこれって、日南の課題のためならどんな恥でもかいてくる機械のような行動原理をしている友崎くんみたいだ。

土曜0時と言えば「帰還者の魔法は特別です」、「ぼっちざろっく」、「UniteUP」、「着せ恋」などアニプレが続編などを作る気があるアニメを持ってくる。で、着せ恋の2期はいつなんだよ。


B-

異修羅

とある魔術の禁書目録だろ

Disney+独占、何かよくわからないキャラがよくわからない話をして盛り上がっている...…。このアニメを完走できた人は本当に凄いと思います。

このアニメの一番のきつかったポイントは2クール目を見ることが大前提にあるところ。いわゆるバトルロワイアル系のアニメで、次の勇者を決める殺し合いに参加するキャラ紹介で半分以上の尺を使い、そろそろ何か盛り上がりそう!→毎回適当に殺し合いして終わりという中々淡白な構成。地味にキャラが多いので、割と真剣に見ないと「コイツ誰だっけ…」という現象にも陥る。言うなれば、原作者と原作ファン以外全く楽しめないアニメだったと思う。

他人の発言を勝手に借りると、このアニメを見ると如何に「fateシリーズが見やすいか」がわかる。あのアニメってちょっとでも歴史の授業を聞いていれば聞いたことのある英雄が殺しあうという点で、作品に入り込むハードルが結構低い。その英雄たちのキャラも濃ければ、マスターたちの癖も強い。なので多くの人たちがハマったわけであり、現在進行形でもハマっている人がいるのだと思います。
そんな有名作品とDisney+独占の零細アニメを比べるのは卑怯ではありますが、一からバトルロワイアルを構築するのは結構難しいのかもなあと思いました。

作画もよかったし、何かやれることがあったとすればキャラ紹介をマジで超速で片づけるか片手間で回収するかくらいしか考えられない。つまり原作力が弱かったのだろうと思う。パッショーネがこんな作画で本気出したのはひぐらしのドラゴンボール以来に見ました。何故せまつかで本気を出さなかったのか。理解に苦しみます。


道産子ギャルはなまらめんこい

恋愛アニメなんてものはそれなりの主人公と、ちょっと可愛い女の子がテンプレをなぞりつつもオリジナリティを少しだけ出せば大抵のものは面白くなると思っていたのですが、この作品で僕の感性が崩れかけています。

主人公がちょっと許容範囲を超えるレベルでキモいというのは和泉くん(式守さん)もそうだったので良いんですけど、主人公以外も最悪な人間がいてやばかった。冬木さんはもはや「東京人だから」という理由だけで翼を好きになってるとしか見えなかったし、おばあちゃんの謎の厳しさは突然顔を出して突然その要素は消えるし、お父さんは突然出てきて何かメチャクチャ便利な舞台装置になっていたし、その日に思い付いた内容を適当にネームに落として描いているのかというくらい軸を感じられないアニメだった。

そういうアニメは振り切らない限り、得てして最後もダメ。このアニメも最後は「留学行くよ~;;」→「あ、2週間ねw」とネームを書いてる途中にビビったのかよくわからん掌返し。2週間で何を学ぶんだよ、2週間とわかっていながら何をそんなに鬱ぶってるんだよ、人の親がご厚意でホテル取ったのに礼も言わずになんで勝手に出ていくんだよ、何でセックスしないんだよ、とツッコミ出したらキリがない。そういうギャグアニメだったのかもしれない。

ここまで冬木さんと決まっているなら、ゆみりと和服先輩の存在価値もよくわからない。この二人は本当にこの作品に必要なのか?

今まで見たラブコメで特にひどかったのは「カッコウの許嫁」。これは2クールやっておきながら大した進展もない、即ち24話×24分=576分≒9時間半虚無映像を見せられていたわけですが、それは例外としましょう。それでもこのアニメは人生で見てきたラブコメでも中々しんどいアニメだった。
しかし今期は更にしんどい青春アニメがあった。そのアニメの名前は...…(下へ続きます)


C+

弱キャラ友崎くん

ここだけはよかった...…

これは何もかも酷かった。前半はかなりガキっぽいイジメ解決編、後半は劇中劇を延々と繰り返す文化祭編。みみみの話はもちろん良かったが、そこだけ。それも少し物足りなかった。
恋愛アニメとして見るべきではないんだろう、ということは頭では理解しているが、どうせそういう要素を出すならもっと欲しかった。みみみが友崎に告白するところはかなりアガったものだったが、このアニメはそこで2期がようやく始まり、そして終わった。

前半のイジメ編はすごかった。この世には色々なアニメがあるけれど、ここまで1期(1クール目)からの期待を全くぶち壊したアニメはそこまで記憶がない。
イジメが幼稚すぎる。解決に尺を使いすぎ。そもそものイジメの対象だった平林さんのフォローがない。平林さんの時は特に何もしなかった日南がタマちゃんが標的になった瞬間心変わりしたのが怖い。平林さんに限らずクラスメイト(非ネームド)の主体性がゼロ(文字通り「モブ」。まだNPCの方が主体性ある)。イジメていたギャル子ちゃんがそのあと普通にクラスに溶け込む...…。

いくら「フィクション」とはいえ度が過ぎている。このアニメはそこら辺のファンタジーアニメよりフィクション度合いが強い。しかし題材はリアルに近いせいで、ありえないくらいアンマッチが起きている。どう見ればこの話を面白く感じられるのかが何も見えなかった。

しかし文化祭編もひどかった。前半はまだ何をしているか、何をしたいのかはわかった。この文化祭編は全く頭に入ってこない劇中劇を延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々とやられて本当に気が滅入った。つまり1クールの間ほぼ全ての話数で気が滅入っていた。どうしてこうなった。

もちろんみみみの話をやるのは良かった。むしろココ一点だけでも跳ねてくると思っていた。しかしこれもまるでサブイベントのようにこなして、劇中劇をメインにするんだから、もう終わってる。どこの世界で負けヒロインの負けっぷりより劇中劇を見たい人がいるのか。ここまで来ると、このアニメに対する感情が怒りより哀れみになる。テレビアニメが泣いています。

個人的に本当にひどいと思った点は、最終回で1期OPが流れている中、菊池さんとお付き合いすることになった後の喫茶店デートで友崎くんが「あ!課題クリアした!日南に報告しなきゃ」となって、なんと恋人の前で別の女にlineを送っていたところ。
もう、最悪すぎる。これってさすがにアニオリなんだよな?アニオリですよね?アニオリと言ってほしい。アニオリと言ってください。

結構びっくりするのは、この作品結構人気あるらしいですね。しかもなんだか「この後が面白くなる」とか。
「この後」というのは、リアタイしてる人には伝わるでしょうが下のテロップにあった通り、多分日南の話を深めてくるんだと推察されます。でも確かに気になりますよね。いわば赤の他人をコーディネートする人の動機が「アタファミ1位がこんな見た目なんて嫌だから」だけな訳ないですよね。もうみみみも菊池さんも諦めましたけど、日南の話は確かに気になります。まだ信じられる素質はあります。

まあ、この2期の原作部分を読んでなお面白いと感じた人だけがこの先も購読するわけで、そういう人たちの「面白くなる」に信頼性があるか。それについては突っ込まないでおきましょう...…。

ちなみにリアタイしている人は「友崎2期→異修羅→よう実3期」とあまりにも最悪すぎる3連弾でしたよね。これ本当にヤバかったな。よう実が神アニメに見える魔法にかかる。〆の外科医エリーゼを過大評価している感あるのはこういう所だと思う。


ぶっちぎり?!

そもそもあまりかっこよくもなければ面白くもないアラティン主人公の時点でかなりしんどいアニメだったのに、比較的まともに見えた真宝が頭おかしくなってしまい、このアニメは終わりました。この世界の「本気人」って雛見沢症候群感染者なのかな。

真宝は自分の思うアラティンを押し付けていたにもかかわらず「アラティンは裏切った!」とか訳の分からないことをほざいていたのがヤバイ。乗っ取られたからという言い訳でも済まないぐらい人をぶん殴りまくっていたのも怖い。それこそ友崎のモブかよというくらい主体性が全くなく、幽霊の言うことを聞く暴力マシーンに成り下がっていて最悪。あんなにめちゃくちゃやって何だかんだ皆とは仲直りって。徹頭徹尾ひどいアニメだったのはある意味評価できる。

本筋としても意味わからん幽霊2人が過去の因縁をつけるという一ミリも興味がわかない展開に、必要のない先生のキャバクラ(擬き)通い描写などなど、ハマる方が無理ある感じ。

無駄に作画がよかったのも何だか虚無。俺だけレベルアップな件をひどくしたアニメがこれです。


C

今回ここに置くアニメはありません。


逃げたアニメ

一応触れる。

・月刊モー想科学

2話連続で見ようとしたら、合計約48分のうち45分寝てしまったので離脱。わかんないけど、ノリとしてはビックリメンに近いんだろうなと思っている。

・メタリックルージュ

2話(バスかなんかで謎の団体に襲われる回)がちょっと面白かったから一応6話まで見たけど何してるのか興味が湧かず離脱。最終話を時光代理人総集編の前に垂れ流していたけど、特に後悔はない。

・烈火澆愁

なんて読むのかわからない。3話迄見たけどあまり関心を持てず離脱。中華アニメって本当両極端だなと思っている。

・勇気爆発バーンブレイバーン

3話まで見たけどあまり関心を持てず離脱。なんか、「こういうのが好きなんでしょ?w」みたいなノリがきつかった。まさかアニサマに来るとは。

・スナックバス江

嫌いではなかったけど、退屈になって離脱。もっとリアタイしやすい時間だったら全部見てたとは思う。
監督が色々炎上していたりして監督のせいにされがちだが、正直問題はそこではなく30分アニメにしたことだと思う。でもあんまり放映中の作品ある人は余計なこと言わないほうがいいのは確かですよね。ぼくらの監督とか、コレとか、セクシー田中さんとか。
というかあの炎上と、つい最近原作者がアニメを作ったという騒動で、内容よりむしろこの作品ってそんなに人気あったのかと衝撃。世の中って俺がハマれないアニメばっか好きなんだな。これそんな面白かったですかね?

・百妖譜

AIの遺伝子同様、単話完結アニメは余程でない限りリアタイじゃないと飽きが来てしまう。7話で離脱。全然ネガティブな側面はない。あと5話くらい何とかして見る機会来ないかな。どう終わったのかは普通に気になる。金の雀だっけ、あの話はかなり好きだった。中国アニメってお母さんが悲しい目にあいがちですよね。

・異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。

ガチのクソアニメ。これを離脱した自分のアニメリアタイ能力の低下に心の底から涙が出てくる。本当に悔しい。でも、本当に面白くなかった。harmoeの連続アニメ視聴記録も途絶えた。悔しくて反吐が出る。本当に悔しい。アニメを見れなくてこんなに悔しい気持ちになったことはない。

・佐々木とピーちゃん

これは全然悔しくない。むしろ切ったことで気が楽になった。死ぬほどつまんなかった。


おわりに

でもアニメってそんな1クールに40本も見るものでもないですよね。最近ネタバレを踏まないようにFF7リメイクやっているんですけど(リメイクのネタバレはやってないほうが悪いので頑張って自衛している、でも○○○○は…)、これチョー面白いんですよ。画期的なゲームシステムに、魅力的なキャラたち。昔の人がこれにハマった理由は結構わかります。アニメ見るよりゲームした方がいい。もっと言えば外出たほうがいい。

というわけで31作品。もうちょっと減らしたかったな。今期だとぶっちぎり(リアタイ)、異修羅(リアタイ)、俺だけレベルアップな件(リアタイ)、戦国妖狐(リアタイ)、ルプなな(ほぼ配信)、ももち(リアタイ)、結婚指輪物語(リアタイ)辺りは見なくてもよかったかも。ほぼリアタイじゃねえか!

今期も結構楽しくアニメを見れた。31作品見たけど、最悪な感情で見てたのは↓4つくらいで後はまあまあ。上3つは全部恋愛アニメ。これじゃ恋愛アニメだけ好きな人ですよね。その通りです。

今回はここまでです。

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