見出し画像

2023夏アニメ感想

こんにちは。暑さも厳しく、アニメも厳しく、今年は中々大変な夏でした。アニメを見るのは時間の無駄であることは多いので、今シーズンから少し無理しないようにしましたが、それでも30本は見ていたので今期も相変わらず駄文を書きます。

目次を作っているので、ご自身が見たアニメで他の人の反応が気になるアニメの感想を見たりするのに使っていただければと思います。
なお、今期の私的評価はこんな感じです。


S

今回ココに置くアニメはありません。

A+

贄姫と獣の王

1クール目の時は、その前のクールにあった「ノケモノたちの夜」という大体同じ感じの作品よりは少し面白いかな~くらいの感想を持っていた。サリフィちゃんは良いキャラしているし、それ目的で2クール目も見るかなあ~くらいのモチベーションだったのですが...…。今期見ていてメチャクチャ興奮したアニメの1つがコレです。

最後明らかに怪しい鳥海浩輔のキャラが大暴れしていましたが、めちゃくちゃ完璧なクーデターなの面白かった。「実は王は人間との混血!→王を追放し、自分の理想である選民思想を推し進める」という流れが政治アニメかよというくらい綺麗な流れでスゴイ。設定面でも中々興味深いアニメだった。

王様嫉妬の片耳ない人の話も良かった。あの2人の関係性好きだったし、王様とのバトルはこのアニメとしては本気の作画で魅せてくれたし、何より終わり方は完璧だった。フェンリルにとどめを刺してあげたニルは多分心中したんだろうけど、最後に見せてくれた過去回想から察するくらいの描写を選択した制作陣の倫理観の高さには脱帽。
このアニメはとにかく色々癖の強いキャラがいたものだけど、どのキャラも何らかの話を魅せてくれていたおかげでそのすべてのキャラに愛着を湧かせてくれる最高のアニメだったと思う。

加えてキャラの最期を描いてくれるところも地味に好感。「でも結局死なないんでしょ?」というアニメは結構あるけど、このアニメは少なくとも4人(フェンリル、ニル、セト、最後石になった先代王のお付き)は死んでいるのですが、かませとかではなく最期を描いてくれていたと思います。この辺本当に丁寧な作品だなあと嬉しい気持ちになりました。

そんなキャラのほぼすべてはサリフィちゃんを通している。2クール目のサリフィはとにかくカッコよかった。モノをズバッと言える強い女性になっていたのに、王様の前だと時々萌えを見せてくれる。CV.花澤香菜も相まって本当に良い主人公だったな~としみじみ。生贄として選ばれても強気な態度で生き残った彼女が2クール目にカッコいい女性になっていたのは、強い納得感がある。

前期ではU149の裏番組だったこともあったり、そうは言っても1クール目が面白かったかと言われると口ごもっちゃうくらいのアニメだったから見ている人がやや少ない気もするけど、2クール目の面白さは1クール目からするとサプライズ。1クール目で離脱した人は、私を信じて見てください。

語りたいことがいっぱいあるだけにマジで取り留めのない感想になってしまって反省しているんだけど、最後にOPだけ語らせてください。このOPメチャクチャカッコよくて好き。どこかの話でアバンでクレジット出して「あぁOP無しね~」と思わせておきながら、Aパートでサブタイ出しながらこのOP流れたとき、誇張抜きで水曜24時という深夜にデカい声出しちゃったんだよな......。このOPだけはどこかで拾いたい。Hinano、アニサマで待っているからな。


青のオーケストラ

前半はまさかの佐伯くんと青野くんが異母兄弟だったことが発覚。NTRアニメとかはまああったりするけど、正直この設定はマジでビックリした。離婚とかの100倍ヤバい家庭環境で笑えない。父親の不倫による芸能マスコミ襲来のトラウマ、母親がぶっ倒れた、佐伯くんにそんなことをCOされた…青野君がキレ散らかすのも納得。むしろよく関係修復できたなあとも思った。2人の間にあるバイオリンという結びつきが働いていたのは、オーケストラアニメとしては至極納得できる結論。

このアニメの真価が発揮されたのは定期演奏会。原作を読んでいるのであろう人の「定期演奏会はガチ」という書き込みで結構楽しみにしていたりしたんだけど、予想の8億倍最高のエピソードを提示されて、今最終話を視聴して沸騰した脳を冷やすためにこの文章を打ち込んでいます。

いろいろ言いたいことがあるのですが、まずは主要キャラほぼすべてのモノローグを演奏に合わせて入れてきた倫理観の高さには特に脱帽。やっぱり萌え豚のぼくたちは秋音律子さんと小桜ハルちゃんのモノローグで男泣きしますよね?律子の過去も、ハルの過去も、もう遠い昔に感じた。まずこの2人のモノローグで先制パンチを繰り出そうと考えた人、天晴でございます。
当然青野君や、佐伯君、部長や原田先輩含めた3年生、軟派な先輩も含め、これまでのエピソードでキャラが立っていた人たちのモノローグを見せてくれたわけで、これには俺も画面の前でスタンディングオベーションをしてしまった......。原田先輩が真顔でバチギレるところ、ガチでカッコよかったな。声は榎木淳弥だけど。

作中でも語られていましたが、コレはオーケストラ。つまり誰か一人がメチャクチャ目立つのではなくチームで演奏をブラッシュアップしていくわけですね(青野君がソロ演奏からオーケストラ仕様の演奏に戸惑う所がありました)。その背景を考えれば、1人だけに焦点を当てるのではなく複数人に焦点を与えるのは全く納得の演出になります。う~~~~ん、もうコレは一本取られました。

またこの「新世界より」の演奏には鳥肌が止まらなかった。

散々アニメ内で語られていたドヴォルザークの「新世界より」の解説。この解説を理解しながら聞く「新世界より」はまた格別です。そしてキャラにあった楽章でモノローグを割り当てるのも最高。こればっかりはNHKで放送したことの勝利でしょう。NHK以外でこの芸当は無理だと思います。
これ最後を部長で締めているのも渋いです。ユーフォも小笠原先輩好きだったし、やっぱり部長はいいね。

2期決定。コレは嬉しい。シャングリラフロンティアとかいうしょうもないアニメを配信で見たくないからリアタイを諦めたことは、未来永劫末代までの恥として胸に深く刻み込んでおきます。

A

BanG Dream! It's MyGO!!!!!

バンドリと言えば?答えはギスドリ。ほぼ外伝のような本作品も例に漏れずギスギスしていた。1期のきらきら星、2期のおたえ裏切りと比較すれば全く見やすい内容だったし、何なら結構面白く感じられた。
各キャラがかなり立っていたし、MyGO結成までの展開も、気になる要素は多々ありながらも見ごたえがあったのは確か。12話のライブ演出はこれまでのバンドリを知らなくてもかなり楽しめるものだったし、1期バンドリを知っていると「お~」となるような演出もあり個人的には大満足。

ここでやる曲が1stシングルというのも中々センスがスゴイ。この1stシングルのサビは、少しでもアニメをリアタイしている人であれば過小に見積もっても50回くらいはCMで聞かされているはずなので、そんな曲がアニメ挿入歌になってしまうという実感ヤバくないですか。そう思うのは俺だけ?俺だけかな......。

「1期バンドリを知っていると」と書いたが、それはラスサビ前間奏の楽奈ギターソロ。ここでオーナーがにやりとするのがかなり俺には効いた。1期では散々「やりきったかい?(半ギレ)」と聞いてきたおばあさんが、孫?の演奏にはにやりとする。中々感慨深い。これまで不思議ちゃんだった楽奈がメチャクチャ感情むき出しにしてギターを弾く姿も見事。やっぱりこういうアニメはライブ演出にノイズが少なければ少ない程満足度が高くなります。

とはいえやはりバンドリというところで所々気になる要素があったのも確か。大きく言えば2つ。
1つ目は長崎そよさん。新しいバンドで心機一転やっていくぞ!となった時に春日影という前身バンドの曲をやってバチギレてそのまま顔を出さなくなるわけですが、ここまで悪目立ちしておきながら再加入する時メチャクチャあっさりだったのは拍子抜け。シーンとしては馬鹿泣きするそよさんで全然あっさりではないのだが、「俺はココで事を起こすぜ…」とテロリストのようなことを言っておきながらチハヤーノンさんに手を引っ張られてそのままベース持たされてなんだかんだで丸く収まりましたというのは、ちょっと物足りない。ここまで引っ張ったのであればそれ相応の展開が欲しかったなという残念な感情は確かにありました。
そよりんに関しては、春日影演奏時にベースを弾いていない細かい演出がありまして、こちらは真に天晴れです。

2つ目はこのアニメが「MyGO!!!!!」という名前を冠しながらも、Ave Mujica導入編のようになってしまったこと。コレは仕方のないことではあるのですが、せっかくMyGO!!!!!と名前を入れたアニメなのであれば(12話であそこまで高めたライブを魅せてくれたのであれば)、やはり可能な限りMyGO!!!!!の話で終わってほしかった。ブシロードのことだしAve Mujicaもアニメやるだろうというのは何となく想像をしていたが、まさか昔の女(CV.高尾奏音)が突然KKKの逆みたいな装いに女性用下着みたいな仮面をつけて中二病みたいな前口上を述べてからサビでバンド名を連呼するプロ野球球団歌みたいな曲を聞かされるとはちょっと困惑。しかもここまで用意周到な最終話を見せておきながら本編の放送時期は未定。コレは流石に評価できない。

全く関係ない話をすると、まさかこのアニメがこんなに流行るとは思わなかった。僕の周りでも無職転生とかの話なんてしてる人は稀で皆MyGOの話をしていた。アニサマでも中々盛り上がっていたし、OPのCDは品切れもあったとか。
もちろんバンドリは有明アリーナを使えるビッグコンテンツなのでそりゃそうだろと言われると何も言い返せないが、それにしても新規バンドがここまで出来るものなんですね。噂によるとラブライブの新規コンテンツである蓮ノ空もかなり評判がいいらしい。SNSの発展に伴い、より流行アニメへの飛び乗りが強まる今日この頃。閉じコンに思えるラブライブ・アイマス・バンドリの新規コンテンツは意外と戦えるのかもしれないですね(U149はあんまりだったけど…)。

Ave Mujica編が始まるまで、皆さんはこのアニメを覚えているでしょうか。鉄は熱いうちに打てと言いますが......。


シュガーアップル・フェアリーテイル

贄姫同様2クール目に入って面白くなったこの作品。一応1クール目から面白かったが、2クール目は更に常時目を離せない展開の連続で良かった。1クール目の特徴である、このアニメ特有の強い悪意がペイジ工房編もラファル・フェン・ラファル編も強く存在していて満足です。

1クール目と言えばまさかのブリジットちゃんによるNTRで終わったわけですが、まずペイジ工房編はこのアニメには似つかわしくない良い人揃いなのが面白かった。振り返ってみれば砂糖菓子職人はジョナスを筆頭に碌なやつがいなかった。なのにペイジ工房のあいつ等は何故か良いやつだった。この辺のバランス、良いです。
ブリジットは昔は良いやつだったんだ......と擁護するオーランドが特にカッコよかった。ブリジットが連れてきたキチガイ妖精に目を破壊されたのに、それでもブリジットと普通に接してブリジットが可哀想な感じになるの良かった。””理解らせ””はメスガキ本人に被害を起こすより、メスガキの周囲の人間に被害が起きる方がより現実感があってとても好きです。
最終話ではブリジットと良い雰囲気になっていたところもメチャクチャ好き。

ラファル・フェン・ラファルの所。この辺は賛否両論の印象です。個人的には、なんだかんだ砂糖菓子の延長線で最悪な砂糖菓子職人と戦っていくアン・ハルフォードちゃんが好きだったので、最早人殺しを普通にやるキチガイ妖精との話が壮大に始まったのにはちょっと当惑。最後の結末もかなりあっけなく、何だったんだこの話はと思ってしまったところはありました。
「1クール目+2クール目途中まではアンの物語、2クール目後半はシャルの物語」という解釈を見ると、すっきりと消化しやすかったです。

2クール目における前クールとの差別点は、ペイジ工房が全面味方してくれたことでこのアニメに「アンとシャルのイチャイチャ」を見せてくれる余白が出来たところだと思っています。石見舞菜香ちゃんがいるお城に行った時だったか、シャルがアンにねっとりとしたキスをしたとき、何か凄い感動した自分がいたんですよね。
ここまでアンに堕ちているくせに最終話では「カカシ」呼びをする..…う~ん、やっぱり素晴らしいアニメです。

最終話なんかはこのアニメの良い所どりという感じ。アンとシャルの語りもあれば、これまでのキャラが大集合して砂糖菓子を作り上げる・・・。本当にここまで付き合ってきて良かった。2クールアニメは最終話ガッツリエピローグをやるように法律を作り上げるべきだ。

強い悪意があるので万人にオススメ出来るアニメではないのですが、それを超えれば見ごたえのある良いアニメなんじゃないかなと思います。ハッピーシュガーライフとかもそんな感じ。


A-

好きな子がめがねを忘れた

中学生という最も美しい身分を以って、中々見ごたえのあるラブコメを見せてくれたところに拍手。僕ヤバの時も思ったけど、中学生くらいの「ガキ過ぎず、大人すぎない」くらいの等身がこういう系のアニメでは一番ちょうどいいバランスなのではないかなと改めて思いました。

正直そんな眼鏡忘れる?とか思ったり、ストーリーのとっかかりが大体同じ感じだったのは気になったといえば気になっちゃったんだけど、小村くんにグイグイ行くようになった三重さんは非常に萌えだったしもう何でもいいかな......。

最後は「実は昔......」というガチの後付けで爆笑。これなんてエロゲ?
今期のGoHands2本はどちらも安定した作画の上に、挑戦的な作画も多く、視覚的に非常に楽しいアニメでした。小村くんが自分のキモさを自覚してるの、良いですよね。


デキる猫は今日も憂鬱

配信で見る分にも楽しめたけど、このアニメに関してはリアルタイム(金曜深夜2:30~)で見ているとより楽しめそうな雰囲気があったと思います。金曜深夜に社畜のアニメ見るの、楽しいだろうな......。

福澤幸来ちゃん、普通に心配になりますよね。掃除できない、料理できない、洗濯しない、その辺で寝る27歳独身女性......。果たしてこんな人は現実に存在するのか。
そんな福澤幸来ちゃんは萌えだったし、M・A・Oのバイト娘も良かったし、ストレスフリーで見れて良いアニメだったと思う。
GoHandsだったのも良い効果だったと思います。

ちなみに私は福澤幸来ちゃんの家事能力から仕事のスキルを引いた何者かです。


無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~

このように処女喪失を間接的に表現するアニメは名作でございます。天国大魔境ではトマトを使って表現していましたが、無職転生は実質ダイレクトな間接表現でこれもまた良し。私は処女とセックスしたことがない(別に非処女ともない)ですが、こんなに血が出るものなのですかね。

さて、無職転生2期はもう誰も覚えていないED勃発編と学園編に大別できます。もうこの時点で1期よりは劣ってしまう内容だったことは否定できません。田中理恵のビッチ女に惚れこむ少年の話、フィギュアをつくりあげるために奴隷を買う話、獣人族を理解らせる話、魔王様みたいなやつが出てくる回などなど、前クールまでの壮絶な物語と比較すればとても平和な話に見えた。それ自体が悪いことではないと思うし、個人的には結構面白かったとは思っているんだけど、無職転生1期を前提とすると流石に物足りなさは強い。強いて言えばシルフィだけは良かった。
いや、シルフィはマジでエッチだったよな......。茅野愛衣さんの声は素晴らしい。

突き詰めて言えばEDを治すのと、シルフィとのフラグ回収に終わった2期1クール目。とはいえ普通に面白かったので続きも期待です。全然原作を知らないので、楽しみ。果たしてこの作品がアニメとして完結するのは何年後になるのでしょうか。


アンデッドガール・マーダーファルス

吸血鬼回、ロンドン回、人狼回の3つに大別されますが、個人的には吸血鬼回がこのアニメ特有のバトルシーンと推理シーンのバランスが良くて、一番すっきりしていて見やすかったかなあと思っています。ロンドン回は推理アニメってよりは異能バトルって感じであまりハマれなかったし、人狼回は死ぬほど入り組んでいてやや見づらかった。

とくに人狼回は最後どんでん返しの連続に加えて、色々なところで戦闘も起きていて、頑張って並行進行しようとしていた結果、俺の弱い弱いおつむが爆発してしまい最後は全く集中できなかった。同時並行アニメって難しい。このアニメもカットインなどを使ってスタイリッシュに並行しようとしていたり試行錯誤が伺えたけど、受け取り側も放映側も難しいのかな。
でもやっぱりミステリーモノは面白いなあと再認識した。氷菓もそうだし、オッドタクシーもそうだけど、あんまり外れがない気がする。

どうやら原作のストックはないらしいとかなんとか。杉田含めた謎の集団についてはよくわからないまま終わったのはもやもやポイントだけど、死ぬまであの集団が何なのかはわからないまま終わりそう。相棒とか科捜研がおかしいだけで、やっぱりミステリーものが長く続くのは難しいのでしょうか。


英雄教室

アーネストがデブったり、ソフィの個人回だったり、まあまあ面白いくらいの愉快系アニメかなと思いながら適当に見ていたのですが、8話のイオナ回からはかなり面白かった。イオナ回、ブレイドをぶっ殺そうとする回、ブレイド誕生日回、ソフィシリーズととてもいい流れだった。超生物討伐委員会はアニオリらしく、ギリギリ怒られそうなパロディーから頭のおかしくなりそうなノリも相まって非常に見ていて楽しかった。
誕生日回はちょっと感動したり。イオナの回も、マオの回もそうだけど、ちょっと感動させてくるんですよね、このアニメ。

原作者はGJ部と同じ人。GJ部、昔オタクさんのBD鑑賞したことはあるけどもう1回見たいからコレを機にdアニメ復活してくれないかな......。

で、お前らはどの女が好きなんだよ......。俺はイオナだけどな......。


るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

昔原作を全巻持っていたこともあり、結構楽しみにしていた。旧アニメは見たことがない人間なので、久しぶりに見るな~というポジティブな感じで期待していた。

蓋を開けてみれば、まあ普通~という感じ。ライデンフィルムだからメチャクチャ作画が良いことはないだろうなとは思っていたけど、リメイクだからこその作画のブラッシュアップとかはないし、ただでさえ声優が変わったことによってイラついている旧アニメ派は余計イラつくんじゃないかなあというくらいのクオリティだった印象。

というか、ビックリするくらい丁寧にやるんだなという気持ちも強い。最初薫殿をだまして道場をつぶそうとしていたかませのおっさん2人がいたけど、こんなやつ確かにいた気がするな......くらいの印象のやつらに大分話を割いていたのには困惑。原作を読んだのが大分前だから、1クール目で斎藤一が出てくるものだと思っていた自分も悪いけど。
多分「1クール目の終わりは蒼紫編終了まで!」と決めていたからココまで丁寧にやっていたんだろうなという理解はできる。でも今時こんなに丁寧にやるアニメってあまり話題にならないよなという悲しい気持ちもある。
まあ犯罪者の描いた漫画だし仕方ないか。

次は雷十太先生を通過して斎藤一だったか。斎藤一vs剣心はメチャクチャ原作のクオリティが凄くて当時500回くらい読み返したくらい好きだし楽しみ。ライデンフィルム、ライザから解放されたんだから頼むぞ!と言いたいけど今期ゴブリンスレイヤーも作ってて草。あまり期待はしないほうがいいかな......。


B+

自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う

「自販機に転生する」という1文だけを見ると明らかに終盤にネタ切れをする出オチタイプのしょーもないアニメに思えるし、実際私もそう思っていた。
そんな出オチ感満載のこのアニメ、最後の最後まで自販機じゃないと物語が進まないというレベルに自販機が主軸にいる、いい意味でイカれたアニメで中々良かった。

メントスコーラで敵をぶっ飛ばす、風船で浮き上がる、酸素自販機で人間を助けるなどなど、余程「自販機で作品を作るんだ!」とでも思わないと中々思いつかなそうな現実の自販機を物語の解決策、またはアクセントとして使われていて好感。こういう作品で出オチにならないのは中々凄いことかもしれない。
結構じわじわ来たのが、このアニメって自販機という要素からヘンテコアニメに思えるのに(いやヘンテコアニメなのですが)、割と主たる内容はオーソドックスな内容だったこと。変なバランス。

まさかの2期。2期が無いくらいの絶妙なアニメとして終わってほしかったがノータイム2期とは。このアニメってアドトラックを走らせたり結構宣伝費かけている印象で、この作品の何がスタッフのやる気を焚きつけるのかは謎。いわゆる実況民や1クール20本以上見るような人以外でこのアニメを見ている人っているのかな。


AYAKA ‐あやか‐

あやかいなあ……という言葉は残念ながら流行ることなく来クールにはみんな忘れてそうです。案外面白いまま終盤の「火の龍vs水の龍」→上村祐翔と寺島拓篤の話に持ってきてくれたし、この終盤はなかなか見応えあって楽しかった。

結局は生き返ったけどまさかメインのキャラが死ぬとは思わなかった。ここは結構驚いたし先の話が気になる良い展開だった。ベタではあるけどここで幸人が覚醒するのも良かったです。
結局は生き返るわけですが、早見沙織さんがお供物としてストゼロ持ってくるの、確かに正しい対応には思えますけどズルイですよね。あんなん不意打ちすぎて普通に爆笑してしまう。その後の市長(だっけ)の絶叫具合も面白かった。この辺シリアスとギャグの塩梅が奇跡的にちょうど良くて好きでした。

萌え豚的にはもっと花澤香菜のキャラと上村祐翔のキャラの関係とか見たかった。お祭りの時の雰囲気はかなり好みで、なんか間違い起きてこの路線で行かねえかなーーとか思ってたけど目立ってたのはこれがほぼ最後でしたね。このアニメはどういう層をターゲットにしてたのかは謎ですが、まあ多分ホモアニメに近いところを狙っていたのでしょうし期待するだけこちらが悪いという話です。しかし上村祐翔は変なアニメであればあるほど輝く奇跡の声を持っていますよね。


ホリミヤ-piece-

1期が原作の上澄みを掬い上げて作った神アニメなら、2期は残念ながら残った回をかき集めたみたいな感じになっていたと思う。運動会や沢田の回は面白かったけど、修学旅行やその他の話は男メインの会話劇でキモオタの俺には残念ながら苦痛という言葉を出してしまうくらい、かなりキツかった。具体的には5話から9話かな。
土曜はホリミヤ(23:30)→ライザ(24:00)という時間割だったので毎週ここでダウンしてしまった。

というわけでアニメ評価的には全く以ってこのラインの1つ下に置くつもりだったのですが......最終回は流石に絶賛せざるを得なかった。1期の最後と言えば宮村君が「堀さんに出会わなければ」というifの世界を考え、宮村君同士が話をする、みたいな回でしたが、2期最終話はそれを堀さんサイドから描きなおすという構成。焼きまわしという見方もできてしまいますが、個人的にこういう演出は大好き。

終わり良ければ総て良し派なので、流石に1期ほどでは無いにせよ、まあ良いアニメだったような気がする。ちょっと過大評価している感は否めませんが、まあいいか。

沢田がクラスになじめていないとかじゃなくて普通にいじめられているの、結構心に来た。この作品って堀さんと宮村くんは1期でセックスしているし、やるところはやりますよね。


スパイ教室

極上だ。

1期は間違いなく面白くなかったと思っているし、2期には1ミリも期待していなかった。何なら冬アニメの感想ブログではこんなことを書いている。

だからうっかりお漏らしした2期ではそういうワイワイ系アニメに焦点を当てれば少し化けるんじゃないかなと思ったけど、最終話では上坂すみれが実は裏切者!?という別に誰も見たくない展開を見せてきたので残念ながら2期もそんな感じでノット極上というアニメになるのでしょう。

2023冬アニメ感想より

わたしの見る目のなさには驚くばかりです。2期のスタートは俺様ちゃん。スパイ教室と言えば落ちこぼれの集まりでそこまで悲しい過去がある感じではなかったのに、アネットだけは異常に可哀想な目に合っていたという事実には涙が止まらない。実の親には捨てられ、拾われた女性からは顔面が変わるレベルに虐待を受けて...…スパイ教室ってそういう作品だったんだ。
いわゆる「スカッとジャパン」的展開はそこまで好きでもない自分でも、流石にアネットが母親を罠に陥れてぶっ殺した時は気分が晴れた。アネット、良かったな......。この「あの女は不合格ですよ」と言うアネット、かなり驚いた。後にも先にもアネットがこんな顔することはなかったと思うんだけど、スパイ教室ごときでまさかキャラクターの表情演出に感動する時が来るとは思わなかった。

次はスパイ教室の矢野の話。とにかくあまりにも無能なこの女に焦点を当ててきたのは、忘我編からの流れとしては綺麗な話の転換だったと思う。忘我編でアネットの次に目立っていたのはティアだと思うし、グレーテの話より下になることはないだろうくらいには思っていた。この直感は正しく、ティアの話もまあまあ極上だった。
とはいえティアの話は、以前までのガバガバクソアニメスパイ教室らしい楽しみ方が主だった。忘我編がやけにいい話だったからここで帳尻を合わせたわけか。このバランス感覚、極上だ。
極上先生とティアのNARUTO走り、早送り動画演出でスタイリッシュさを頑張って演出しようとしている、ティアの声とティアを助けた女スパイの声が重なることで相手を洗脳できる(!?)などなど、流石にヤバすぎて一生笑っていた。しまいには強引なスパイ教室のタイトル回収。もうヤバすぎる。ところで、このお遊びにはいつまで付き合えばいい?

最終話はまさに俺が見たかったスパイ教室。1期はグレーテの話があまりにも絶望的で、シリアス面は最悪でギャグ面は全然良いというバランスだった記憶ですが、2期は忘我編夢語編のシリアス面もまあ全然良かったしギャグ面もしっかり見せてくれたことでとても極上なバランスに仕上がっていたと思う。多分このアニメって原作で見たら普通に面白くないんじゃないかなと思うので、コレはアニメ制作の勝利なのではないだろうか。

このライトノベルがすごい!ウィキより

さて、こちらは「このライトノベルがすごい!2021」の文庫版におけるラインナップ。皆さんには聞き馴染みのある最高のアニメが並んでいますね。スパイ教室、よう実、たんもし、継母、友崎、天使様......。
これらを差し押さえる「千歳くんはラムネ瓶のなか」、どんだけヤバい作品なんだよ。いずれはアニメ化すると思っているので、非常に楽しみ。もうここまで来ると、どっちに転んでも面白いからずるいよな。


もののがたり 第二章

ほぼアイカツスタッフが作り上げている作品も無事2クール目を終了。作画は本当にギリギリのギリだったけど、2クール目はかなり見ごたえのある話もあってよかった。

いつまでたってもガキなので、最終決戦で全員集合する展開が好き。
一時唐傘のあいつ等によって分断されていた長月家。なんとか兵馬さんと大西沙織で耐えていたところに、1クール目から散々見てきた長月家が全員集合するところは流石にかなりアツかった。

個人的には最終話がかなり好き。しばらくシリアスなところが続いていた本編において何となく少年誌っぽいなっていうギャグ回をしっかり入れてきてくれたシリーズ構成者には感謝。兵馬さんが「俺が祝福されるなんて…」と良い気になっていたら全然そんなことなかったこのシーン、マジで不意打ちすぎて爆笑してしまった。
もののがたりと言えば兵馬くんと長月ぼたんの2人の関係性にニヨニヨするアニメ。そこを見せてくれたのも好感。

dアニメストアで見ていると「オススメ」として電子書籍で原作読めるぞ!という案内(これ誰か利用しているのか…?)が出てきて、原作最終巻っぽい巻のあらすじを読んだのですが、普通にマジで気になるから原作買うか迷う。長月ぼたんちゃんは高田憂希さんの声あってこそだと思うので、何とかしてアニメやってほしいけど......。


B

Lv1魔王とワンルーム勇者

リズムの良いギャグアニメとして序盤はかなりお気に入りだったアニメ。ついでに魔王様も人間の姿になるとエロいし、勇者と2人の微妙な距離感も中々好きで最後まで楽しめそうだな~と思っていました。だいぶ前のアニメにはなりますが「迷宮ブラックカンパニー」くらい楽しめるアニメになってくれたら嬉しいなと勝手に期待していました。

残念ながらこれらは全て過去形。6話7話辺りからはかつてマックスと共に魔王を倒した2人がそれぞれ建国した国同士のいさかいを見せられたわけですが、ハッキリ言ってこのアニメにそんな要素は全く求めていなかった。それを面白いと思えたら全然結果オーライだったんだけど、松岡君の単調な絶叫よろしく毎回毎回「フレッド!」「レオ!」の繰り返しで飽きも回っていた。正直この辺りはどう見れば楽しめたのかはちょっとわからなかったです。

一個下の評価に置くことも考えていたのですが、11話の殴り合いの時の作画(動画?)はかなり見ごたえのある出来にありましたし、何より1クールしかないアニメなのに12話はガッツリとエピローグを見せてくれたことは非常に良かったと思います。そんなわけでこちらの評価に置かせていただきました。
ところで幽霊は何だったんでしょうね。まあもうどうでもいいか。


てんぷる

50万必要なのに絶対に体を売ることはしないゆづ姉、立派だよ......。

雑にエロいラブコメとして満足感を得られた。何せ前期にあったこんな感じのラブコメアニメがコレだから、終わった後の満足感はダンチでした。

愛美のキャラも、芹澤優のキャラも、ミア・クリストフも見せ場充分にあり・エロあり・萌えありの3拍子揃った良いキャラだったのも見ていて飽きが基本的には来ない要因だったとは思う。10話だったか、芹澤優の個人回はメチャクチャ好きだった。ラブコメアニメ、かくあるべし!
プリパラが好きなので、朝日奈丸佳さんのプリパラっぽい声を聞けたのも私的には少しポイント高い。あとあまりアニメで見ることはない山下七海さんもいたし良い声優ラインナップだなあと改めて感じたりする。

本筋の内容(金集めて仏壇直すぜ!)にはあまり惹かれなかった。あの辺の話で面白かったのは「バニラの前に立ち止まってガチで体を売ろうか考える」ところくらい。
キャラが萌えならそれでいいだろ!とは思いつつ、一応アニメの面白さを語るのであればそれを重視せざるを得ないのでこちらの評価に。
こういうアニメってただエロいだけでは何の特徴もないエロアニメになっちゃうし、いざ本筋をやろうとすると「いやエッチな女の子見せてくれん?」ってなっちゃうし、中々難しいですね。

最後まで違和感が抜けなかったのは赤神君の声。原作は全く知らないが、12話見ても慣れることがなかった。今までブシロードのクソヘタクソな声優、異世界の門などでもある程度順応してきた自負のある自分でも全く慣れなかったので、原作知ってる人とかメチャクチャ違和感あったんじゃないだろうか。
固定化されがちな男性声優界隈において、キャリア初の主演を演じた赤坂柾之さん。どういう事情で抜擢されたのか、私気になります。


逃走中 グレートミッション

いよいよ本格的に逃走中要素が片隅に追いやられてきた本作品。おかしな転生みたいに「タイトルにそういう要素が掲げられているのに本編にその要素が薄い」という現象はそこまで気になることもないのですが、逃走中のアニメで逃走中要素がサブ要素になるのはちょっとヤバいだろと言いたくなる。

では内容はどうか。信長編は本当に面白くなかった。信長をぶっ殺せる(=ミッションを唯一クリアできる手段の)ガキの御守りをしないといけないため、逃走者の行動がそのガキに規定されてしまって中々。渋谷編は助ける対象だったからまだ見る価値はあったけど、コレは「でもどうせ誰かは成功するんでしょ」というのが分かり切っているから早くこの茶番終わらせてくれ~!助けてー!と、日曜朝9時に起きて逃走中を見る異常独身子供部屋成人男性は叫んでいた。

逆にロンドン編は悪くないと思っている。なのでこちらの評価にさせていただいている。あんだけ引っ張ったドラキュラ伯爵がメチャクチャあっさり殺されたなど重大なガバ要素は気になるけど、逃走者に新たに与えられたおもちゃで何とかして逃走者とハンターの結びつきを強めようとしている努力は感じられるし、切り裂きジャックが出てきたり、セイレーンが出て来たり、オペラ座の怪人が出てきたり、ドラキュラが出てきたりとにかくめちゃくちゃ。ロンドンは何をやっても良いのだろうか。生首鳥籠もそうだったけど。

弟君の話をやってくれるのも良いと思うし、現状はメチャクチャ悪いというアニメではないかなと思う。残念ながら3クール目も現在放送されていますが、いつまでやるんだろう。本音を言うと早く終わってほしい。


レベル1だけどユニークスキルで最強です

特段何かが面白かったわけでもなく、MAHO FILMな故に作画がいいはずもなく、キャラクターは低レベル人参以外は薄いため何でこんなアニメを見終えられたのか未だによくわからないのだが、不思議とつまらないと思ったことはなかった。いや面白くはないと思うんだけど。

なろうアニメ、これくらいの緩さがいいのかもしれない。このアニメは主人公周りで下品な感じはなかったし、程よく女性キャラは良いキャラをしていたと思う。同じ監督の作品だと「リアデイルの大地にて」とかあるけど、アレよりは段違いに見やすいアニメだったと思う。

秋アニメだと「とあるおっさんのVRMMO(略)」があるけど、これもまたMAHO FILM。深い時間帯のアニメなので配信で見ているが、メチャクチャ面白くない。じゃあやっぱりこのアニメも土曜22時というリアタイできる時間帯だったからこそ見れただけなのかもしれない。自信が無くなってきた。でもあのアニメにはエミリーも低レベル人参も高尾奏音もいないしな。


白聖女と黒牧師

萌え一辺倒にも限界はあるということが分かっただけでも良かったのかもしれない。そこまで進展があるわけでもない2人のコイセカイを見せつけられ、少しだけ存在する別キャラの話なども見ながら日常系を浴びる......そんなアニメ。確かに聖女様は萌えだが、ただそれだけ。30分枠の中でいくつか寝落ちしかけたりもした。

萌え豚なので萌えがあればいいという風潮。まあそれはそうです。ローレンスとかいう真正童貞がようやく聖女様に堕ちたところは良かったし、そもそも聖女様は可愛いので良い感じで物語が締まってくれてよかったです。ちなみに僕のGoogleフォトは聖女様でいっぱいです。


七つの魔剣が支配する

何故15話だったのかは謎だが、12,3話だと中途半端に終わるところだったので15話見せてくれたのは正しい判断だったのだと思う。最後のサルヴァドーリ先輩は随分な尺を用意しておきながら中々良い結末を見せてくれたのでそれなりの満足感を得ることが出来たアニメだった、というのが概ねの感想。

ただこのアニメにはあまりハマれなかった。色々なキャラを出してきて話のバラエティがあったのは良かったけど、このアニメの主軸がどこにあるのかよくわからず、どういうテンション感で見ればいいのかは中々難しい所だった。主人公は母親をキンバリー学校の先生たちに殺された…みたいな過去があったと思うけど、OP映像を新たに挿し込むレベルの話の転換だったにもかかわらずこの話は最終話の最後に少しだけ語られるくらいで終わったはず。それなりの演出を出しておきながらも、この話の深い所に触れず、やれTSだ、やれ邪眼先輩だ、やれサキュバス先輩だ、やれ糸目くんだ、やれミシェーラ嫉妬民だの話を出されると、う~~~~んとなった。
それぞれの話がつまらないわけではなかったけど、15話もやって意味深に見せた復讐要素は何だったのだろう?と思う気持ちの方が強い。

バトルモノには致命的な作画の微妙加減も残念だった。ヘンテコなCGを使わないだけ処刑少女よりはマシというところか......。

ところで邪眼先輩はやっぱり死んだのかな。死んだにしては随分あっさりとしてて悲しかった。ぬるっと殺されて、ぬるっと終わるのは何とも......。

B-

わたしの幸せな結婚

可哀想な過去から恵まれた体

悲しいことに1話がピークだったかもしれない。1話では異能要素が全く?無く、それこそ「わたしの幸せな結婚」というタイトルのように旦那様と美世ちゃんの幸せな新婚生活を描いて、コージさんと佐倉綾音をざまあしますwみたいなアニメなのかな~とか思っていました。

蓋を開けてみれば、やれ「異能」だの、「夢見の能力」だの、「家の確執から美世の実家を焼き払う」だの、およそ『幸せな結婚』とは程遠い殺伐とした異能力ハチャメチャ恋愛アニメという感じの何かだった。前半のピークでは美世の実家が大火事になっていたけど、これもうそういうギャグアニメか何かかと......。

まあそんなハチャメチャ具合をどこかで楽しんでいたりしていたのも事実。問題は後半、美世がウスバの家に強制的に引き取られるところです。
まずウスバのメガネ男が旦那様と決闘してまで美世をウスバ家に引き留めようとしたり、何ならラファルとかキッシュみたいなキモさでNTRも画策してそうなキモ男だったのにもかかわらず、「旦那様がピンチ!私が助ける!」と美世が絶叫したらあっさり認めている軸のブレさがちょっとおかしかった。前半の邪悪だったコージさんの実父、佐倉綾音と母親は良い感じの悪意があってよかったのに、後半のこの話は急にその辺が雑になっていたのが残念。
関連して、ウスバ当主?みたいなおじいちゃんも。ザーッと見た印象では「美世をウスバ家のために戻して、美世を一人の孫としては見ておらずウスバ家を再興させるための存在としか見ていない人」に見えなかったのに、同じく美世が「旦那様の下へ行きたい!」と発狂した時には良いおじいちゃんぶっていたのもマジで情緒ヤバすぎだろと思った。俺の見方が悪いのかと心配になるレベル。

この辺の話ではもう一つ嫌なところが。美世が中々寝付けない(夢見の能力の暴走)となっていたころ、旦那様が心配して何でも相談してくれと言ったのに、相変わらずのペシミスト具合で話がこじれたわけですが、正直8話とか9話までやってその展開ってどうなんだろう。
ペシミスト主人公が、それでも結婚相手に恵まれた大正時代のアニメといえば「大正オトメ御伽話」。アレのペシミスト設定はどうだったかなあと思いにふけったり。

このアニメが「異能」というスパイスを用意してそこらのアニメとの差別化を図ろうとしたところは理解できるし、それは確かに新しい設定で面白いとは思った。
問題は異能要素だけではなく、「こういう話のオチをつける」ということを意識し過ぎて、結果的に美世含め色々なキャラの行動原理がバグったりしていたところが最も致命的で、最もダメだったポイントだったのではないだろうか。

極め付きはまさかの2期決定。それ自体はとりあえず置いておいて、このアニメの終盤は「陛下」が相手だったが爆発させて最低でもそれなりのダメージを与えたと思うが、では2期は誰と異能バトルをするのだろうか。神?宇宙?いやもしかしたら今度こそ「幸せな結婚」を見せてくれるか?いやいや、まさかの佐倉綾音ざまあ展開とか?

......俺ってもしかしてこのアニメ好きなのかな。いや別に嫌いではなかったんだよな......。恥ずかしながら。
2期は異能要素は全て置き去りにして、美世ちゃん萌え萌えアニメにしませんか。最終話のCパート、良かったじゃないですか。こういうのが見たいのに。


ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~

微エロ全振りという感じでしたが、このEDがこのアニメを端的に示していると思います。極度に誇張された太もも、突然移る胸元の接写、そこだけは描くという気概すら感じる胸揺れ......。正直言ってこのアニメはそこくらいしか価値を見出せない、そんな薄いアニメだったように映ってしまった。

ニーアオートマタやスカーレットネクサスを見たときも思ったけど、やはりコンシューマーゲームを原作としてテレビアニメに落とし込んだ場合、「多分ゲームでやったら面白いんだろうなあ」という目線になってしまう。ゲームでやれば「ストーリーの映像」と「ゲーム本編」のメリハリがつき、両者のバランスが良ければ良き程素晴らしいゲームということになるだろうが、アニメではすべてが映像になるのでメリハリがつかず、結果的に余程興味惹かれる内容でもない限り退屈なアニメになってしまうのではないか。このアニメはそんな感じだった。

ドラゴンと戦うあたりの話はやや前のめりで見ることが出来たが、それ以外の話は水着回を除いてあまり印象に残るものではなかった。特に語るところがないアニメという感じ。


聖者無双~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

BUG♪

OPだけが面白かった。OPを見るために24分を浪費した。こんな人生......。

最初の方は色々面白い演出を加えていたりして結構楽しく見れていた。同じ監督で「天才王子の赤字国家再建術」というアニメも1話はメチャクチャやりたい放題やっていて面白かったけど、これも大塚明夫との修行編は大体そんな感じだった。楽しく見れる時間が増えて、やるじゃん!とか思っていたりした。

迷宮に潜ってからは普通のワンパターンアニメになってしまった。覚えているのは手紙が届かなかった回だけ。
横浜アニメーションはいつだってそう。最初さえよければ......。


実は俺、最強でした?

アーニャ・フォージャー2とゆかいな女たちを、メチャクチャ嫌味ったらしい元ニートを主人公として見る、よくあるなろうアニメ。シャルは確かに可愛い女の子だったが、そこまでのアニメだった。最終話が分割2クールみたいにぬるっと終わったのは本当に何だったんだろう。

これもOPがお気に入り。

パリピ孔明で変態仮面の女の歌唱担当をしていたLezel、こんなアニメでいいのか。

dアニメストアで見るとスゴイ発光していて見づらかった。本放送だとそうでもなさそうだし、原因は何なのだろう?


うちの会社の小さな先輩

気持ちが悪いアニメだった。会社で乳繰り合う男女をただぼーっと見せられるだけ。途中まではギリギリ楽しめていたけど(実は『先輩がうざい後輩の話』はまあまあ好きなので)、何より主任の存在がダメだった。恋愛を見守る立場の白髪の人間が、何故恋愛に入り込んでくるのか。何でもかんでもカップリングすればいいというものではないと思う。

まあ主任と花守ゆみりはギリギリ許容できるとしましょう。問題はとどめの羊宮妃那です。これのよくわからんコンペ大会で2話も消費させられたのは中々きつかったし、何よりこのキャラもその辺の男とカップリングを組まされそうになっていてもうメチャクチャ。

コンペ大会でのココは「にゃー太郎の中の人を主人公と思った女性社員たちがコンペ中に近寄ってくる」という考えた人の脳が心配になるくらい怖いシーンがあった。このアニメがキモい男しか見ないからよかったけど、これマジで女性のことバカにし過ぎで一歩間違えたら緊急事態だ。聞いているか?自分......。

現在、「新しい上司はど天然」というアニメが放映されています。コレは想像より小先輩2になっていますので、24分を無駄にしても良いという人は騙されたと思って見てみてください。


C+

幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-

見方を変えれば、もしかしたら今期一番ひどいアニメはこれだったかもしれない。同じラインに置いた現実主義者もライアーライアーも一応女の子は可愛かったけど、このアニメは既に使い古されているキャラクターしかいない上に新キャラがクソデカい犬という。作画が良かったところは評価できるが、クソアニメで作画が良いアニメはただの虚無アニメ(C2C制作アニメがそう)なのでそれ単体でプラスの評価にもできない。

ラブライブサンシャインの血を引いたアニメだからか、かなりガバガバ内容だったのは最悪。謎の怪物がヌマヅ(これも何なのか)に降り立って住民が避難している描写がありながら、落ち込んでいるヨハネを励ます会みたいなのをやる回が一番びっくりした。まあラブライブサンシャインなら仕方ないか。
また突然の異能要素もビックリ。もちろん最初から魔法要素みたいなのはあったから「わたしの幸せな結婚」程当惑はしなかったが、最終話はコレがメインになっていたのには、そうか......と一人で呟いていた。

何故ヨハネを主人公にしたんだろう。ヨハネみたいな変わったキャラをメインにすると動かしづらくなって魅力が半減するイメージがあります。例えばホリミヤの井浦みたいに新しい一面を発掘できるのであればそれもまたいいと思うけど、別にこのアニメをやったおかげでヨハネの見る目が変わった!なんてことは起きなかった。正直、ファンがコレを見て嬉しい気持ちになるようにも見えなかった。

スピンオフという行為が悪いとは全く思わない。というのも私は「とある科学の超電磁砲」は本家である「とある魔術の禁書目録」を優に超える作品だと思っているので、時にスピンオフ作品は原作を超えるポテンシャルすら持っていると思っている。
この作品もそのポテンシャルは有していたと思う。元々サンシャインの楽曲は素晴らしい曲が多く、その下地と1期2期映画を経てのキャラの解像度の高さ、完全スピンオフならではの新発見などなど本家のサンシャインを超えるポテンシャルはあったはず。

残念ながら、出来たことはマリの新しいキャラクターを作り上げただけ。後は別にこの作品でやる必要性が見えないストーリーと、意味の分からない中途半端な楽曲要素。キツいことを言うのであれば、このアニメをやったことで良かったことはほとんど何もないし、ただでさえ酷いアニメだったラブライブサンシャインの汚名を更に上乗せするだけの駄作だったと思う。


夢見る男子は現実主義者

コレは酷かった。でも不思議と嫌な感想は持ち合わせていない。結構キャラクターはこういう作品らしく可愛らしかったし、作画は適度に終わっていたし、一応何がしたいのかはわかる内容だったのでポジティブな感情を持っている。ただし、決して面白かったとは思っていない。

作品スタートは、さじょっちがある日飛んできたサッカーボールによって突然これまでの行動から冷めて夏川へのウザ絡みをやめるという意味不明な感じ。
昔、2chのVIPという板でSSという2次創作が流行っていたのですが、その一つのネタとして「〇〇を無視してみた」というものが流行っていました。例えばアイマスの水瀬伊織をプロデューサーが無視するのであれば、ツンケンしている彼女を無視していたら次第に伊織が寂しくなってオチていく・・・そんなキモい文化が昔あったんです。
この作品を見ている時はそんなことを思い出していました。突然そっけなくなったさじょっちに、夏川が最初はホッとするものの次第にそっけないさじょっちのことが気になるむずキュン作品って感じかあ、何か懐かしい感じだなあと勝手に懐かしんでいました。

とは言え、そもそもキャラクターの名前すらわかっていない段階でこういう「突然主人公がヒロインとの距離を取り、これまでの『主人公→ヒロイン』という図式の逆転現象が起きるものの、ヒロインが主人公に積極的になれないムズキュン作品」を見せられても、ちょっと無理ありますよね。
何故ならコチラは夏川が誰なのか、さじょっちが誰なのか、さじょっちと夏川がどういう関係なのかを前提条件としてしっかりと与えられる前に見せられるわけですから、そうですか…の感想しかわかない。というか、結局さじょっちと夏川の関係性は完全なる後付けで補完されていたわけですからね。

これは最近の「誰かも知らん主人公が、その仲間たちの悲惨な未来を防ぐためにタイムスリップするアレ」にも言えますね。
ちなみに前半で主人公とヒロインとの関係をしっかりと構築し、後半で主人公が突然そっけなくなってヒロインちゃんが声も相まって本当に可哀想な感じになるアニメが少し前にありました。「乙女ゲーの世界はモブに厳しい世界です」って言うんですけど......。

結局はあの二人の関係は完全な後付けで補完されるうえ、インスタントヒロインの大量出現も相まって軸もブレブレブレブレブレまくって、結果的にハマることが難しい作品になってしまったのではないかと思います。アニメは突然のぶつ切りエンドなど結構粗もあったけど、原作読んでもこの作品って面白いのか…?といささか疑問になります。
そう思うところはバイトするさじょっちの話。さじょっちはおどおどする一ノ瀬さんに厳しい言葉を投げかけるわけですが、原作自信ニキ曰くあのシーンのさじょっちはもっと酷いらしいとか。ただでさえ同級生との距離感でもないし、20歳にも及ばないガキが接客を語るのも面白すぎてヤバかった。それやっていいの、FUNA先生だけだからな。

やっぱりこういうアニメって作画が終わっている方が面白いと思います。おさまけもそう。一ミリも面白いとは思わなかったが、不思議と不快感は少ないアニメでした。


ライアー・ライアー

俺も脱落したかった。

現実主義者同様、作画も酷いし内容もお粗末だしで褒められるところは女の子がエッチだったことだけ。

何より酷かったことはほぼ全てのゲームにおいてイカサマで終わってしまうことが途中から目に見えているわけだから、真面目に見るだけ時間の無駄ということ。そもそもこういうゲームはテレビアニメに向いていないことはよう実でわかっているけど、よう実はそれでも魅せてくれるところはありつつも、コレは画面見るだけ目の無駄。面白作画をチェックする以外、ラジオ感覚で聞き流しておいた方が得です。

こんなしょうもない作品なのに尺がギリギリでOPEDをあまり見せてくれないというのもヘイトポイントが高い。特段良い所はなく、しかも語るところも少ない真正のクソアニメなのですが、まあ女キャラは良かったし、良いか......。


おわりに

あまりこういうことは言いたくないのですが、今期はここ数年で一番ひどいクールだったと思います。少し前だと2021夏とかはかなり苦しいクールだったのですが、それでもメイドラ2期とかスーパースターがあった。今期で持ち上げられる新作アニメがMyGOしかないのは、かなり寂しい。

そのMyGOももろ手を挙げて絶賛できるかと言われると僕はそうでもないので、結果的に贄姫とかシュガーアップル・フェアリーテイルとか青のオーケストラを持ち上げる結果になってしまった。正直続編モノがーって言われるクールは、裏を返せば新作アニメがひどいということになりますね。何か異常に続編モノがあったクールっていつだっけ。

もう10月も下旬で何が夏アニメだよ。そのツッコミはまさにその通りです。なので少しだけ秋アニメの話をすると、秋アニメは流石に夏よりは楽しめているかなという感じです。小粒ながらも楽しめるアニメは夏より多いし、伸びしろあるオリジナルアニメもあって久しぶりにアニメのリアル感を楽しめそう。やっぱりオリジナルアニメの爆発力って魅力的なので、どんなにクソアニメ感あっても期待してしまいます。
そのアニメの名前は?「僕らの雨色プロトコル」って言うんですけど......。

noteはこの投稿を以って25か月連続投稿(!)になります。11月はアニマに行かないこともあってブログ投稿をするネタがないので、たまには秋アニメの中間感想でも書こうかな。というかそろそろこのキモイ名前を変えないとヤバいよなと思っている。

今回はここまでです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?