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松本大洋と崎山蒼志

こんばんわ。
夜中にナルト見てました。このキャラクター三匹、可愛すぎます。

さて、今日YouTubeである曲をみつけました。
崎山 蒼志さんの「国」という曲です。

崎山 蒼志さん、去年爆発的に人気が出ました。バナナマン日村さんの番組に出るなり、若き才能が現れたと世間からの注目の的になりました。

私も日村さんの番組をみて彼を知り、その時に彼が披露した「五月雨」という曲にハマってしまいました。

そして今日、彼の別の曲を見つけたのです。
これがまた良い。
メロディーがとても優しい。
ただ底知れない優しさなのではなく、どこか人間臭さも感じます。

なんと表現したらいいのでしょう。
「不完全の美しさ」みたいなものを彼の曲から感じます。そして彼の曲を聞くと、同時に私は松本大洋さんの漫画を思い出さざるをえないのです。

松本大洋さんの絵はすごく独特で、漫画となると台詞なども相まって人によっては好かないという場合もあります。しかし、私は大好きです。
彼の描く絵には直線があまりなく、「不完全な線」でほとんど描かれています。また、漫画での台詞も「頭の中で考えたこと」を推敲せずにそのまま言語化したようなものが多く、人間という不完全な生き物をうまく表現しているなぁ、と読むたびに思います。

こうした二人の作品の共通点である「不完全」。
完全を求めることも大切かもしれませんが不完全もまた美しいのではないでしょうか。