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古今集巻第十四 恋歌四 704番

題しらず

よみ人しらず

里人のことは夏野のしげくともかれ行くきみにあはざらめやは

題知らず
詠み人知らず
里に暮らす人は夏の野がいくら繁っても秋には枯れていくことを知っています、里に暮らすわたしとの噂がいくら立っても、いつかは離れていくあなたであっても、逢わないということがあるでしょうか

「こと」は、言葉、噂、「しげく」は噂が立つことを草が繁ると喩えています。「かれ行く」は「枯れ行く」と「離れ行く(かれいく)」の掛詞。
今は男性が家を訪ねて逢いに来てくれるが、いつかは来てくれなくなるのだろう、それがわかっていても、今はあの人に逢いたい、という歌です。

#古今集 , #恋歌四 , #里人 , #夏野

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