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古今集巻第十四 恋歌四 680番

題しらず

ふじはらのただゆき

君てへば見まれ見ずまれふじのねのめづらしげなくもゆるわがこひ

題知らず
藤原忠行
あの人のことと言うと逢うにしても逢わないにしても、富士の嶺が珍しくもなくいつも燃えているようにわたしも恋焦がれている

省略で調べを出しています。「君といへば見もあれ見ずもあれ富士の嶺の珍しげなく燃ゆる我が恋」という歌です。
平安時代は富士山はいつも煙が出ていたらしいので燃える山と言って自分の気持ちを託しています。

#古今集 , #恋歌四 , #藤原忠行 , #富士の嶺

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