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古今集巻第十五 恋歌五 770番

題しらず

僧正へんぜう

わがやどは道もなきまで荒れにけりつれなき人をまつとせしまに

題知らず
僧正遍昭
我が家は誰も来ないので道もなくなるほど草が生えて荒れてしまった、つれないあの人をただ待っている間に

「我が宿は道も無きまで荒れにけり、つれなき人を待つとせしまに」
荒れた家の庭を眺めながら、男が来るのを待っている女性の歌ですが、こういう絵のような想像を歌合などで詠んで披露したものと思います。

#古今集 , #恋歌五 , #僧正遍昭

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