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古今集巻第十五 恋歌五 822番

題しらず

小町

あきかぜにあふたのみこそかなしけれわが身むなしくなりぬと思へば

題知らず
小野小町
秋風にあたる田の実りは枯れて残念なように、秋風が吹く季節に逢うことを願うのは悲しいことだ、我が身が叶わない虚しい願いをあてにするようになってしまったと思うので

「秋風に遭ふ田の実こそ悲しけれ我が身虚しくなりぬと思へば」

「秋風に遭ふ田の実」は、「秋風に逢う頼み」との掛詞。
「我が身虚しく」は、我が身の願いが虚しい、願いは叶いそうもないという意味です。
小野小町は、掛詞で歌に二重の意味を持たせるのが得意です。

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