題しらず

よみ人しらず

わが君は千代に八千代にさざれ石のいはほとなりて苔のむすまで

題しらず
よみ人しらず
わが友の世は千代も八千代も、小さな石が大きな巌となって苔が生えてくるまで

　友人に対して、1000年、8000年、小石が大きな岩になり、さらに苔むすまで、永遠の繁栄と長寿を願う歌です。賀歌なのでお正月に訪ねて歌ったのかもしれません。言わずとしれた「君が代」の元歌です。

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