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男っぽい女の子のうた/岸ユキ(視聴リンクあり)

サインはVでお馴染み、岸ユキさんの1971年発売のシングルです。

ソフトロックと言い切ってしまっていいアレンジだと思いますが、歌詞がなんとも可愛らしく、そもそも歌手志望であった岸ユキさんの表情豊かなボーカル・キャラクターととてもマッチした魅力的な楽曲だと思います。聴くととてもハッピーな気分になれて最高です!

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こういった「男勝りな女の子」という概念はやはり70年代初頭に1ジャンルを確立したんでしょうか。そんなコと軟弱な男の子、というマッチングはなんの作品がルーツなのか…と考えるとちょっとパッとは思いつきません。「三つ目がとおる」の和登サンはどちらかというと母性だしなぁ…(なんて、すいません話が逸れました)。

実は、個人的な好みでは西野バレエ団メンバー中、私はこの岸ユキさんが一番好きです(特にレコードという観点で。次点は江美早苗さんでしょうか)。ビート歌謡はもちろん、こういったソフトロックやコミカルな楽曲、グルーヴ歌謡まで幅広く歌いこなす歌唱力もそうですが、なによりも楽曲のクオリティ自体高いものが多く、すべてのシングルを集めたくなる魅力に溢れています。その中でも、世間的な評価と中古市場人気は「恋はシャララで」が高い気がしますが、どれか一曲選べと言われたら私はこの「男っぽい女の子のうた」を推したいと思います。

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