クッソどうでもいい前置き自分語り

最近ようやく壊れたPCを買い換えたのだが、USBメモリに保存しておいた「もゆ」が新しいPCで起動できず、泣く。

おかげでエロゲのモチベーションがだだ下がりに…
noteの更新もぶん投げて、気ままなネットサーフィンという名の時間の浪費に勤しむ毎日。あ^～時間を溶かすの気持ちええんじゃあ^～（ダメ人間）

最近（…といっても2ヶ月も前だが）、自分がハマっているＶ系バンドについての記事を書いたこともあって、連鎖的にＶ系へ沼る切っ掛けとなった「遊戯王」への懐古的なモチベーションが高まり、昔ニコニコで見ていた遊戯王MADばかり見返していた。

（タイトル詐欺記事なのでVtuber要素はありません。ひたすらV系バンドについて自分語りする記事です）

思い返せば、「遊戯王」は自分にとってオタクのルーツとでも呼ぶべき作品だ。マリクがポニョを歌う動画をyoutubeで見て「遊戯王」という作品を知り、タラちゃんがデスノートで闇バクラとデュエルする動画で大爆笑。「遊戯王なのはMADシリーズ」で深夜アニメの存在を知り、ここからオタクとしての人生が始まったといっても過言ではない（同時にFate/stay_nightでエロゲという存在も知った）。

当時はアニメ配信サイトなんてものはなく、youtubeやニコニコにアニメ本篇がまるまる違法アップロードされていた時代。当然著作権侵害なのだが、ニコニコでコメント付きで見る遊戯王本編の面白さといったらなかった。僕の青春時代は、著作権侵害上等のカオス極まるMAD文化で構成されている（ここはたぶん、今の自分にも色濃く受け継がれているはず。MAD動画を通した異なる存在どうしの「共存≒クロスオーバー」という部分を恐らく好いていて、そこが多様性を重視するリベラル気取りにも繋がっているのだろう。…しかしこれがルーツだとするのなら、私の言う「共存」とは決して調和のとれた状態を指す言葉ではなく、雑踏なカオスそのものをさしているのかもしれない。奇しくも遊戯王という作品もまた、「光」と「闇」＝カオスが重要なテーマとして描かれているが…）。

↑↑↑ここまではアニメ遊戯王のおはなし。そして、ここからはリアル遊戯王のおはなし↓↓↓

自分は小～中学生にかけて遊戯王OCGでも遊んでいた。当時はシンクロ召喚が出たばかりの時代で、私はジャンドを使用。…といっても全然ガチな構築ではなく、ブラックマジシャンやらマジックシリンダーやらが入っていたマジの小学生デッキだ。友達とのデュエルでは、ペンギンソルジャーが最強だった思い出（シンクロモンスター2体もバウンスできるもんね！😤）。

周りに遊戯王プレイヤーがいなくなったので自分も引退したが、遊戯王のアニメシリーズは引き続き追いかけていたので、それにつられる形でOCGについての知識もそこそこはあった。シャドールが登場したあたりまでは割と覚えている。そこから先はアニメも追いかけなくなったので（ARC-Vのランサーズ結成のあたりまでしか見てない😱）、シャドール以降のOCG環境の変遷も全然知ら管。征竜TUEEEEEE、神判TUEEEEEくらいで知識が止まったまま10年が経過した懐古おじさんになり果てていた。

さて、ここで話は冒頭に戻る。エロゲが起動できなくて拗ねてしまった僕ちゃん()は、昔懐かしの遊戯王MADを漁っては怠惰に時間を浪費していた。そんなある日、youtubeのおすすめ動画にあがってきた動画がこちら↓↓↓

今なお根強い人気を誇るテーマ、「烙印」のストーリーをまとめた動画だ。
この動画の影響で、「お～なんか今の遊戯王めっちゃエモいやん！」と、遊戯王OCGに対するモチベーションが10年ぶりに再熱したのだ！

今の遊戯王OCGはアニメシリーズが放映されていないぶん（遊戯王ゴーラッシュはラッシュデュエルという名の別ゲーム）、カードの背景ストーリーに力を入れているらしい（確かデュエルターミナルのあたりから、本格的に世界観みたいなのが構築されていった印象がある）。特に驚いたのが、カードの設定画がXで公開されているという点だ。

美少女の設定画は見ているだけで楽しい！

遊戯王はデュエマなどと異なり、フレーバーテキストが存在しない。なので、カードのイラストや効果から背景ストーリーを妄想するのがデュエリストの嗜みだ（適当）。
自分も当時はリチュアの設定が好きで、「美少女の死体と怪物を融合させて～(ﾆﾁｬｱ)、魂だけになった美少女が自分の肉体がぐちゃぐちゃに改造されていく様を呆然と眺めていて～（ﾆﾁｬｱ）」的な妄想をよくしていた（きも）。

こうしてカードの設定画が公開されることで、よりキャラクターの魅力が深まるし妄想も捗る。これが切っ掛けで遊戯王に興味を持つ人や、復帰する人も出てくるだろうから、この取り組みはユーザー獲得の手段としてなかなか効果的ではなかろうか（僕は見事に釣られたクマー）。

こうしてまんまとKONMAIの策略にのせられ、遊戯王の復帰を決意する俺。
マスターデュエルもリリースされていたので、お膳立ては完璧。

さて、こうなると次に問題となるのはデッキ構築だ。「烙印」で組むのは当然として、他にも幾つかのテーマギミックも取り込みたい。長年OCG環境から離れていたので、歴代のTier１テーマたちのパワーを体感してみたいからだ。しかしマスターデュエルはUR生成ができるとはいえ、あれもこれもと手は出せない。
「限られたカード資産、だけど色々なテーマギミックも使いたい…」
煩悶しながら色々な人のデッキ構築noteを漁っていると、ついに私の欲張りな願望を叶えてくれる構築を見つけた！！！
それがこちら、通称「60融合GS」である！！！

ねいつさんという方が構築したデッキで、メインギミックが「烙印」、「シャドール」、「ティアラメンツ」で構成されている。ちょうどシャドール環境で引退し、烙印で戻ってきた自分にはピッタリのデッキだ。おまけに、「ティアラメンツ」という遊戯王史上最強と呼ばれたテーマのギミックを使えるのも嬉しい。

そしてこの「60融合GS」最大の特徴、それは手札誘発が0枚採用という点だ。魔導征竜環境ならいざ知らず、現代遊戯王はまさに大誘発時代。もはやどれだけメインギミックのスロットを削り、誘発を詰め込めるか競争している節さえある。そんな現代において、あえての手札誘発0枚採用。誘発に頼らず手数だけで後手をまくって見せるという、圧倒的な自信と漢気を感じる。粋だね～、俺はあんたに惚れたぜ。

というわけで、早速自分もマスターデュエルで60融合GSを組んでみた！
自分が使っている構築がこちら↓

……なんかゴキブリとでこ娘が見えた気がしたけど、多分気のせいでしょ（すっとぼけ）

最近はピュアリィとあたる事が増えてきたので、Bloo-Dで捲るギミックも入っています。ねいつさんは捕食植物＋スターヴで捲るギミックでしたが、EX枠を削りたくなかったので、メイン3枚の採用（ゲニウスミストBloo-D）で収まるBloo-Dギミックを今回は採用しました。ねいつさんのギミックと比べて手札要求値は高いですが（基本的にカルテシア＋アルベル）、Bloo-Dが着地できればピュアリィ側の回答が少なく、そのまま詰みに持っていける場面が多いです。あと単純にBloo-Dが好きなので…（昔の環境カードが現環境に一矢報いる感が味わえて気持ちがいい！）

また、この構築ではナイトメアが不採用になっています。マスターデュエルでは「分かつ烙印」が禁止カードのため、ナイトメアプランは基本的にカルテシア＋烙印融合を通す必要があります。その2枚が通るのであれば、「ビーステッド」や「墓穴の指名者」1枚で瓦解するナイトメアプランよりも、素直に「ミラジェイド＋カルテシア＋クエム＋ルーク」の盤面を目指したほうが良いとの判断から、このデッキでは不採用としています。
…あとミドラーシュの制圧はかわいいから許せるけど、ナイトメアの制圧はなんか極悪な気がして許せないので（は？）

この「60融合GS」というデッキは手数が多く誘発貫通力も高いので、使っていてマジで面白いデッキです。ねいつさんにはマジ感謝。

遊戯王とかいうクソゲーを辞める方法

さて、こうして遊戯王に復帰したのだが、端的に言って遊戯王はクソゲーだと思う。

…この言い方には少々語弊があるかもしれない。正確には「遊戯王のシングル戦はクソゲー」と言ったほうが正しい（マッチ戦ではサイド交換も含めプレイヤースキルの差が如実に出る）。

ご存じの通り、どのカードゲームも基本的には先行有利であるが、遊戯王の場合はマナ制度が存在しないことも相まって、より先行有利に拍車がかかっている。特にカードパワーのインフレが著しい近年は、1～2誘発程度では止まらず、先行側はとんでもない勢いでデッキをぶん回し、後攻側は指を咥えて見ているだけという局面も珍しくはない。つまりは時間のかかる「じゃんけん」なのである。

…そして遊戯王が真に恐ろしい点はここからで、クソゲーであることがわかっていても辞められないのである！

こんなクソゲーを辞められない理由には心当たりがある。それは、先攻をとってぶん回すことがあまりにも気持ち良すぎて、その成功体験が忘れられないからである。まさに薬物依存の構図そのもの。

こうして時間を吸い取られ、気が付けば深夜になっていたということも珍しくはない。「もう二度と遊戯王やらない」と誓って布団に入るものの、翌朝になると何故かマスターデュエルを開いてしまうのだ。
やはりヤバい（確信）

こうなったら1万円くらい課金したアカウントごと削除するしか手はない！
もう二度とこんなクソゲーには屈しない！私は遊戯王を卒業するんDAAAA！

よし、私はついに遊戯王を克服した！！！！！！
勝ったな、ガハハ～ッ！！！！！！！

……実はsteamアカウントで作成したマスターデュエルのデータは二度と消えないらしい（デデドン）

　　　　　　　　　　　ああ逃れられない！（絶望）

　　　　　　　　　　　　　　　　　おしまい