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「やりたいことがない」という人へ~自己分析~

キャリアカウンセラーのMeganです。
今日は「自己分析」のお話。

将来やりたいことが分からない人って、結構多いのかなと思います。
「これをやりたい!」と決めて、就職・転職活動をしている人もいますが、「とりあえず業界を決めてみたけど、これで本当にいいのかな?」と悩んでいたり、「やりたいことが全く思いつかないんですよね。」と途方に暮れている人もいます。

業界、企業、仕事・・・ とりあえず決めないと応募できない・・・。
就活サイトで企業を検索してみたものの、出てきた企業のデータが頭の中でグルグルするだけです。

選択肢がたくさんあり過ぎて、どう選んだらいいのか悩む時には、
まず、選択肢を少なくする「作業」と「勇気」が必要です。その「作業」の1つが自己分析、つまり自分を理解することです。

自己分析の方法はいろいろありますが、まず、業界もしくは方向性を考えるワークを紹介します。

◆◆◆好き/得意/価値観 から方向性を考える◆◆◆

◎ 好き(興味あること)
◎ 得意(できること)
◎ 価値観(大切なこと)

の3つを考え、それらが重なった部分が、実は「自分がやりたいこと」だったりします。

<ステップ1>
自分の過去の経験を振り返ってみてましょう。中学生あたりからトライ!思い出したことをまとめてみます。

◎まとめ方の例
中学校⇒高校⇒大学⇒社会人の各時代において、以下の項目を書き出してみる
1)主な出来事・転機(転校した、委員長になった、優勝した など)
2)所属していたグループ(クラス、委員会、部活、アルバイト、ゼミなど)
3)グループでの役割(まとめ役、ムードメーカー、意見を出す係、サポート役など)とそのエピソード
4)個人で取り組んだこと(具体的に)
5)成功体験(嬉しかったこと、うまくいったこと)
6)失敗体験(苦しかったこと、挫折)

また、各時代において、上記5と6を参考にしながら、自分のモチベーショングラフ(ライフライン・チャートとも言う)を作ってみましょう。

どんなことがあったから+なのか、ーなのかを考えてみます。+として書かれたことが好きなことに当たります。そして、どのように-から+に上げたのか、その取り組みを考えてみてください。それが、あなたの困難の乗り越え方(=強み)につながります。

<ステップ2>
好き・得意・価値観が重なる部分を考えてみましょう。下に考え方の例を書きます。あくまでも一例です。

Aさん
◎好き:チームスポーツ(バスケット)、作戦や計画を考えて行動すること、人に教えること、気になったコト・モノの情報を集めること(アイドル、場所、お店など)
◎得意:図を描いて説明すること、相手が何が分からないかを感じること、地図を見て知らない場所へたどり着くこと。
◎価値観:成長を感じたい。いろんな人と会って刺激を受けたい。

Aさんは、外向的な人かもしれませんね。人と接したり、チームで行う仕事が向いているかもしれません。

例えば、営業。自社製品をお客様に説明し、納得して買っていただきます。営業というと個人のノルマを気にする人が多いかもしれませんが、チームで協力し合いながら売上を伸ばしていく方針の企業もあります。

次に販売。来店したお客様に商品を販売します。数年後に店長になるケースが多いです。何をどう売ったら売り上げが上がるのか、スタッフにどう接したら気持ちよく動いてくれるのか、作戦や計画を立てられそうです。

もちろん、教える仕事(教師、塾講師)もいろいろな生徒や保護者と会うことができて刺激になるでしょう。

どのような成長をしたいのか、どのような人と接して、どんな刺激を受けたいのかで、業界を考えていくといいかもしれませんね。そのためには、どんな業界や仕事があるのかを理解することも大切です。









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