こんにちは、ちりです。

コタキナバルへ渡航する４ヶ月前に子宮内膜症とチョコレート嚢胞があることがわかり、薬を服用して今年で気付けば６年も経ちます。２年くらいで完治すると思ってたけどまさか予想の３倍も長い期間服用するとは……
健康診断を除いて、６年間ほぼ毎日薬を服用する生活は私にはストレスしかなくて今もキツイ事ばかりだなと……メキシコのお医者さん曰く順調に行けば今年の夏で完治するらしいです。切実にそうであってほしい……!条件付き合格から解放されたいぞ（涙）

手術の一歩手前でわかったので身体にメスを入れることはありませんでしたが、やっぱりお腹ものすごく痛かったし、吐いた事もあるし、真っ直ぐ歩けない事もあった、本当は人の話しを聞きに行くはずがあまりの痛みで1人だけ寝かせてもらった事もあったなぁ…….

こんな２０代を過ごしたので、あの痛みや吐き気を乗り越えてまで妊娠したくない、そもそも誰かのお母さんになりたい憧れも昔から薄い方なので子供が欲しいともどうしても思えず…….
20代はマレーシアに留学してた時期でもありました。留学先のサバ州はおそらくマレーシアの中でも結婚は早い方だと思うので、私も当時は「あなたの年齢なら人妻」「女なのになぜ子供欲しくないの？！」「結婚いつするの？」としょっちゅう聞かれました。当時も日本では少子化や結婚願望がある若者は減ってるのはマレーシアでも知られていましたが、マレーシアなので日本人が目の前にいても結婚や子供の質問を控える人なんていません。マレーシアにいた時も年齢的には結婚してもおかしくなかったし、もしマレーシア人男性と付き合うことがあれば結婚の話しも年齢的には出ていてもおかしくないと思います。そして当時のコタキナバルは昔の日本みたく子供がいない夫婦は可哀想と認識してる人が多く、「また住むのは難しい」と思ったので、本帰国を選ぶきっかけの一つでもありました。
コタキナバルはメキシコでの活動が終わったらまた訪れようとは思っていますが、「結婚まだ？」「子供まだ？」は絶対聞かれるのは目に見えてるので、２年後の私はこの質問に耐えられるかな…….💧

🇲🇽あれから３年🇲🇽
３０歳前後の独身女性でメキシコへ行った人が身近にいなかったので、30歳は何言われるんだろうか？メキシコも家族の絆強いと聞くから、コタキナバルみたく結婚や子供の事は聞かれるかもね、ある程度の覚悟はした方がいいだろうと思いながら渡航しました。
実際は予想以上に聞かれる機会がなくてビックリしました😳
結婚や子供は親しい人から聞かれた事はありますが、そこまで仲良いわけでもない人からはあまり聞かれません。この辺は今の日本と似ていると思います。
メキシコは子供の数増えてるはずなのに、私の周りの３０歳前後の友人は殆どが未婚、子供もいません。単身の友人の方が圧倒的に多いです。なので私に配偶者もパートナーがいなくても浮くこともほぼありません。なのでこの歳で未婚、子供がいない事に理解のある友人が多いので、肩身狭い思いもする事はあまりないです。
（逆に未婚化、少子化のはずなのに同年代の日本の知人のが結婚、出産の話しはよく聞くので、なぜこの現象が起きるんだろう？？）

あくまで私が知り合ったメキシコ人カップル達の場合ですが、同年代の日本人みたく結婚を前提としたお付き合いをしている人は少ないと思いました。
日本で暮らした経験のあるメキシコ人からは「日本人は真面目すぎ！！メキシコ人はそんなこと考える人少ない、今が楽しくて、愛してればいいんだ！！」と言ってました。確かに日本人のが将来を考えてお付き合いする人多いと思います、私たちの３０代ですし。

私は日本にいた時、誰かに恋した経験はありませんが、同年代から「いつか結婚したい」「子供が欲しい」「でも彼女は子供を望んでいない」などの会話は聞いた事があります。同年代の男性からは結婚する気はない、子供を望んでないと聞く機会はほぼありませんでした。SNSではそのような投稿たまに見かけたけど、実生活ではなぜいないのでしょうか。
私は前述の病気の経験から妊娠も不妊治療も望んでいません。結婚した時は子供は作らない選択を夫婦でしたのに、４０近くになって考えが変わり離婚する夫婦はいると聞きます。私の気持ちが変わることはないので、相手の事を考えて離婚を選ぶと思います。でもここでは書けない本音がたくさん出ると思うので、離婚は積極的に望むことはないでしょう。

マレーシア（と言ってもコタキナバルの場合ですが）は殆どの夫婦が子供を望んでいましたし、私の体のことはわかった上で不妊治療や妊活を勧められたと思います。夫婦の間で子供は作らないと決めても、親族からの圧はすごかったと思います。子供がいない家族は不幸の風潮も根強く残ってましたし……　なのでマレーシアで恋する事も、誰かと結婚したいと思う事もありませんでした。

メキシコの場合どうなのか？　とあるメキシコ人カップルの中には治療中のパートナーがいる人もいます。パートナーが元気で、一緒に過ごす時間の方が大切にしてるんだろうなと思いました。もし将来誰かに恋することがあればメキシコが一番可能性高い気がします。将来結婚するのか？子供はどうするか？よりも、今が大事って考えが強いので、治療中、結婚に消極的でも誰かと恋したら付き合う可能性高いと思います。
ただ私はメキシコでは外国人ですし、メキシコ人同士のカップルよりも話さなきゃいけない事、覚悟しなければいけない事はあると思うので、未来を全く考えずに付き合うのは難しいとは思いますが……..
協力隊の立場で渡航してるので、必ず本帰国をする日は来ます。遠距離をする期間は多少はあると思います。私は遠くから来てるから覚悟してるけど、相手はどう思うんですかね。
でもこんな身体でも付き合いたいって感情が生まれる事があれば、付き合っていいんだって（相手によるけど）思えたのは本当に大きいです。
私にその機会があるかはさておき、もしご縁あってパートナーができたら日本の友人や協力隊の同期はすごく驚くと思います。誰もそんなイメージ持ってないだろうから（笑）

最後まで読んでいただきありがとうございます！
次のnoteでお会いしましょう〜
Nos vemos !!