見出し画像

隠ぺいこども園②

誰が何を隠ぺいしようとしているのか。
まだわからないことだらけである。
①山中市長はなぜ3週間も自らメッセージを発しなかったのか。
(記者に質問されて初めて市で起った不適切保育について陳謝した)
②園長はなぜ不適切保育について十分な理解がないまま、独自調査で「問題なかった」と結論づけたのか。
③そして、市職員はなぜ動画に関する情報を丁寧に説明しないのか。
である。

3つ目のなぞは横浜市所管局の情報共有不足の話がマイルドかつあいまいになっているのだ。不都合な部分をぼかしてるのかもしれない。
報道では市職員が動画の提示者の連絡先を聞かなかったので動画を入手できなかったことになっている。そのせいで情報共有が十分にできなかったと。市職員(2人)が動画を確認、動画の内容(職員の説明)と動画の存在を課長、部長に報告。その上の局長に報告しなかったので行政指導の判断が行われなかったということだ。

普通に部長が情報止めただけじゃん。報告くらいしろよと思う。
そして、その部長がNHKの取材に答えてるのである。
客観的な事実を述べることはできないと思う。無意識に保身の力学が働いてる可能性がある。

ネット上の情報では動画を確認した窓口の市職員が情報提供者に「園の情報漏らすな、転職に響くぞ」のような恫喝じみた言葉を発したらしい。それが原因で口止めされたと思い、情報提供者は名刺をもらっていたが連絡をとらなかったとのことだ。さらに市職員は情報提供者が園関係者であることはわかっていたのに動画を入手する努力をしなかったとのことだ。そして、情報提供者は園を退職した。その上、市職員は園長に動画の内容を口頭で伝え、強い指示をしたと。情報提供者を守る気もないのである。

課長と部長がどのような指示をしたかも明確になっていない。報告を受け、普通だったら再度、動画の入手か確認できる機会を設けるように指示するはずだが。それをしたという話がない。
なのに市は決して隠ぺいではないと主張する。なぞである。

さらには委員会で3月5日に保護者会で指摘された箇所が修正されないまま市の委員会でそのまま報告されたのだ。つまり、事実の齟齬を修正しないまま市議達はそれを元に議論してる。これこそ隠ぺいではないか。

(参考資料)
令和5年3月9日(委員会)
こども青少年局関係
市内保育・教育施設における不適切保育について(PDF:285KB)
※資料自体、保護者説明会で指摘を受けた箇所が修正されてない


ネット情報まとめ(ちりつも山しらべ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?