女子大のゆくえ
女子大出身として、あっ、と目を引いた。
母校のオープンキャンパスでは「日本最大級の女子総合大学」がキャッチフレーズとして使われていたのを覚えていたから、母校をぼんやりと思い出しつつ…以前から思っていた疑問にひとつの答えが出たように感じて。
そもそも被服科が共学の大学にあればそちらに進んでいたし、デザインと大きな括りにすると共学もあったが、私自身は服の勉強がしたかったから…そうなると関西の大学では国公立ですら女子大にしか学部がなかった、ので、当時の私は女子大に行くほか選択肢がなかった。
生き残っている女子大の特徴として学部の新設や都市部への移転があるそうなのやけど、正しくやってるなぁ、とこの間届いたOG会の会報誌を思い出した。
人気らしい、情報学系の学部はもちろん元からあったし、運動部も日本代表を輩出するなどそこそこ地元では有名な大学。
思うことは多分にあるのだけど、どんなに言葉を選んでもきつい言い方になってしまうからこのあたりで…
一つ言えるのは、良くも悪くも、ジェンダ―についてや、日本にはびこる固定観念を意識するきっかけになったのは女子大での大学生活からだということ。
またいつか気が向いたら話させてくださいね。
今日はこのあたりで、おやすみなさい。
千広
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