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ゾロりんの不思議な旅のお話

8月の後半にちょっくら巡礼の旅に🎶
久しぶりに遠くまで、2泊3日で出掛けてきました。
今回はその旅の中であった、ちょっと不思議な出来事たちのお話。


最初の電車の左隣の大きなお兄さんの話

当日は朝早く、とは言っても普通に通勤する時間帯ぐらいの電車に最寄駅から乗った。
幸いに席が一つ空いていて、空いていたので座ったんだけども。
座ったというよりは間に挟まるように滑り込んだ感じ。というのも・・
左隣のお兄さん、大柄でぽっちゃりで、多分普通の人の1.5〜2倍ぐらい横幅がありそうな感じの方。空いていた理由は多分これだな。確かに普通の人なら座らないだろう場所である。
でも・・荷物が重すぎる私はその隙間に潜り込むようにして座った。
少しするとお兄さんはスマホでゲームを始めた。
縦長のスマホを横に持ち替えてゲームをすると、必然的に両肘を横に張る感じになる。お兄さんの右肘が私の左の腋の下に突っ込んでくる、そうして画面をタップするたびに小刻みに揺れる。。。🙄
こちらもそんなに若いわけでもないし、まあ触られてるってわけでもないので構わんっちゃ構わんのだけれど、全くもって愉快ではない。だんだんちょっと腹立たしくなる。ま、当然でしょう、うん。
で・・なんかイラついてきたんだけれど、ここで思い直す、という考えが降ってきた。そうだ、この手があった。

今回の旅がとても楽しくワクワクしたものになることは、数日前から決まっていたのだ。なぜか?といえば、私がそう決めたから😂
なので・・・頭の中でこんな風に思い描く。

「次の駅でこの人が降りて、快適に座っている自分」

するとどうだろう!電車が駅に止まる寸前、左隣の大きなお兄さんは、足元のリュックに持っていたスマホを押し込んで、のっそのっそと降りて行かれた✨
なんと素晴らしい。今回の不思議な旅はここから始まった💓


建物の中に入ったら大雨になった話

新幹線、在来線を乗り継ぎ、無事にはるぴょん母娘と合流できた。
そう、このたびの旅は、フォロワーさんたちといく巡礼の旅なのである。
駅ではるぴょんと再会を果たして、早速お昼ご飯をいただくことに。(写真撮り忘れた💦)
美味しい郷土料理定食。
その後、車で観光案内をしてくださるはるぴょん。お嬢さんは少しシャイだけれど、とても聡明で可愛らしく、時間の経過とともに少しずつ打ち解けてくれているようだった👍

車を降りて観光地を散策する。途中、雨がパラパラしてきたねと建物に入ることに。建物に入るや、雨脚が強くなり少しの間、土砂降りに近い状態になった。
タッチの差でずぶ濡れを回避🎶

建物の中を見て周り、雨雲レーダーで雨が小降りになるのを確認して、また散策に戻ることができた。

雨宿りさせていただいたところにあった掛け軸とお花入れ


お土産物屋さんで 「私もそれ作りましたよ」

夕方になり、はるぴょんにホテルまで車で送っていただいた。
部屋に入っておまとめ記事を読んだりして一人でくつろいでいたら1時間ほど寝てしまい💦氣がついたら少し薄暗くなりかけていた。
明日はまた別の場所まで電車に乗る予定なので、ホテルから駅まで歩いてどれぐらいか予行演習しておこう・・・と思い立ち、一人ふらふらと夜の街へ。

どこのお店も満席でたくさんの待ち行列が出来ていた。
せっかくの、久しぶりの旅行なのでと、奮発してゴージャスな海鮮丼をいただくことに。幸いなことにこちらはすぐに案内された。

お味噌汁はおかわりができました🎶
美味しかった!

夕飯を済ませて、駅の中でお土産を選んでいた時のこと。
お店の同世代と思しき方がこちらを満面の笑みで見ておられる。なんだろうと不思議に思いつつお会計をお願いすると
「それ、私も作りましたよ!」
と声をかけられた。

それがこちらのネックレス。
4年ほど前に習っていたビーズステッチの課題作品だった。

菱形のビーズでお花模様を作る可愛らしいデザインのネックレス

カリキュラムがあって課題作品をこなしていくレッスンキットなんだけれど、このネックレスは色も好きでよくつけていた。けれどそんなふうに声を掛けられたのは初めてのことだ。しかも旅先、しかもお店の人。
「うわ〜!!先生なさっておられるんですか?」と思わず聞き返す。
「いえいえ。受講は最後までやりましたけど😆」
「私も同じです🤗」
お互いニコニコ笑顔になってお店を後にした。


コンビニでコーヒー淹れてたら忘れ物スマホに氣がついた話

夕飯をいただき、お土産物屋さんでの楽しい会話の後、ホテルに戻ることにした。
途中のコンビニで水とデザートとコーヒーを買って帰ることにして、カップを受け取りコーヒーメーカーの前に行くと、備品置き場の前にスマートフォン!
「あら、忘れ物?」とつぶやくと、店員さんが氣づいてくださり、前のお客さんだと思います!と追いかけて渡してくれた。良かったね。この時分スマホを無くしたりしたら色々面倒だもんね。
そんなふうに思いつつ、コーヒーが入ったので蓋をして私もコンビニを出る。
信号待ちをしている二人の若い女性がいた。一人は私と同じコーヒーカップを持っている。
『あ〜もしかしたら彼女たちかも?』
信号が変わって歩き出す。あら?同じ方向?前を歩く彼女たちが入ったところは私と同じホテルの入り口だった。

『珍しいこともあるもんやね〜』とか思いながら部屋に行こうとロビーのエレベーターの⏫ボタンを押す。反応しない・・・あれ?

と、隣から見覚えのあるスマホをエレベーターボタンの横にあるプレートに近づける女性。あ、やっぱりそうだ、このスマホ。

最近のホテルはロビーのエレベーターはルームキーで解錠されて初めてボタンを押せるらしい。そんな説明をしてくれる。
「そのスマホ・・・」と言うと「あ!拾ってくださった?うわぁ!ありがとうございました!!」と可愛らしいお返事。
スマホのカバーにルームキーを忍ばせていたらしい。
それは忘れたままだと大変だったよね。うんうん。手元に戻って良かった!

そうして翌日には、はるぴょん母娘と合流して、巡礼の旅に向かったのでした。


帰りの飛行機からの景色とひとつ隣の方との会話

巡礼の楽しい時間はあっという間に終わり、帰路に着いた。
空港まで送ってくださったつっぴょんと、車の中でしばしおしゃべり。不思議なお話は尽きることがないけれど、残念ながらあっという間に空港に着いてしまう。名残惜しいけれど、きっとまた会えると信じてここでお別れ。

さて・・・飛行機に乗るのは10数年ぶり・・・しかも一人だし💦
窓際の席で、若干緊張しながら座っていた。
3つ並んだ席の真ん中は空いていて、通路側に一人の女性が来られた。
見るからにビジネスウーマンな雰囲気でパリッとしたスーツを着こなしておられる。
手荷物を前の席の下に押し込もうとされるも、どうやら通路側の席は幅が狭いらしくなかなか入らない。私との間の席は空いていたので「ここに入れちゃっていいかしら?(*´艸`)」と声を掛けられる。
「大丈夫じゃないですかね(*ˊᵕˋ*)」と返事をしたら、そこから少しお話が弾んだ。
その方は「今週3回目の飛行機」とおっしゃり、忙しく飛び回っておられる感じだった。
私が「久しぶりに乗っているので、ちょっと緊張してます💦」というと「飛行機は安全ですよ!」きっぱりとおっしゃる🙄

私が友人と会った帰りだとか、近くの空港に直接飛ぶ便がないとかそんな話をしていると
「こんなところで渡しちゃっていいかしらね」と悪戯っぽく笑って名刺をくださった。

『トキエア株式会社 取締役会長 ・・・』

ええ!?か、会長さんですか?

どおりで・・・
客室乗務員さん風だなぁと思った自分のインスピレーションは正しかった😆
「パイロット以外は全部やりました」とおっしゃるその方は、会長さんにもかかわらずとても気さくな方。
反対側の窓から入る西日が私に当たっているのを氣遣ってくださり、機内説明の冊子で光を遮る仕草をしたり、途中途中で私が写真を撮っているのを見ては「写真、上手ですね!」と褒めてくださったり。

最初は晴れてました
小さく月が写っています
🌈ちょっとして、虹が出ました🌈
太陽は逆位置なのにあんなところから光が!!

久しぶりに乗った緊張感もどこへやら、とても楽しい空の旅になりました。

ところどころに雷雲が出ていた影響で、途中ちょっと揺れたりしましたが、定刻に到着。ってところで着陸時にドドーン!とかなりの衝撃が💦
横を見ると会長さんは苦笑いをされている。
「これもやはり天候の影響?」と聞くと
「いえ、上空での揺れは天候ですが、今のは💪腕の問題です」と笑いながらもキッパリ!😅

その後、飛行機から降りて・・・と思っていたら。

雷雲の影響で機内で待機させられる羽目に💦


空港バスに遅れたおかげで楽に帰りのバスに乗れた話

空港周辺の上空にかなり大きな雷雲⚡️があって、地上の作業ができないので着陸はしたものの、空港の隅の方で待機させられること4〜50分。
雨は降っていないけれど、四方八方でピカピカゴロゴロしていた。

少し時間が経って、ゲートにはつけられないけれど階段とバスの準備ができたと、降機できることになる。
おしゃべりしていた会長さんは、この時も私が荷物を棚から下ろすまで待ってくださったり「荷物ひとつ持ちましょうか?」なんてありがたくも優しい声をかけてくださる。いやいや、大丈夫です。自分で持てます。ここで会長さんとはお別れ。
あ、そういえば家から一番近くの空港との直行便ができる話を聞いたので、次はビューンとつっぴょんに会いに飛行機で行けるんだわ🛩

帰り道。乗ろうと思っていた空港バスから遅れること45分。
高速道路は案外空いていたようで(途中、気絶していたのでよくわからないけど)10分早めに街中に着いた。
空港バスを降りる場所から、反対車線にあるいつも乗るバス停が見える。
幸い、並んでいる気配はない。時間を検索すると10分後に出発すると出た。

眠さと荷物の重さで、地下鉄駅まで歩くのも大変だし、空港バスが遅れたことで帰宅するバスのラッシュ時間を避けることにもなった。

そうだ、いつものバスで帰ろう。

地下鉄駅までのお迎えはいらないと旦那さんに連絡をして、乗り込んだらバスはすぐに出発した。これまたスイスイと順調に走って、いつもより早めに最寄りのバス停に到着。

家から2分のバス停まで車で来てくれた旦那さんと、近くの丼屋さんへ行って軽く夕飯を食べて帰宅した。

こうして2泊3日の、不思議がいっぱい詰まった旅は終わったのでした。


初めにワクワクしたおかげさまで、最初から巡礼の間も、そして帰り道までずーっとワクワクがいっぱい詰まった旅になりました💓

読んでくださりありがとうございました(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ






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