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仕事や育児もやりながら時間もお金も節約してTOEIC スコア740とった話

普段は、トレーニングの内容を同じ型でずーっと書いていますが、
先日(といっても数ヶ月前になりますが)受検したTOEICで740点というスコアをとり、仕事や育児などで忙しい方に向けての勉強法をご紹介できればと思い、この記事を書きました。
※この記事は有料にさせていただいております。


1.はじめに

■この内容に向いている人はこんな方

  • 日常のスキマ時間を使って勉強をしたい方

  • スクールやオンライン授業を使わず、限りなくシンプルなテキストやツールを使って学習されたい方

  • TOEIC がとりあえず700点ぐらいでいいという方

  • 「短期間で800点以上」のような勉強法ではありません。

  • また、時間のない中でどのようにして勉強したか、という参考になればと思います。

■私について

現在会社員です。子の学童で迎え時間の制約があり、19:00に学童に迎えにいける範囲で仕事をしています。
TOEICの勉強を始めたタイミングはまだ保育園児でした。同じ年齢のお子さんがいらっしゃる方はおわかりになると思いますが、ほぼ一日が「仕事」と「家事」「子育て」で終わっていました。

■なぜ「TOEIC」なのか?

私について、の部分でもお伝えしましたが、1日が「仕事」「家事」で終わってしまいいつの間にか1ヶ月、半年と経っている、私は「こなしている」だけの毎日を送っていると感じました。
なにか、自分が努力して努力した「証明」を獲得したい、一番いいのはなんだろう…色々な資格も検討しましたが語学は比較的学生から「悪くはない」状況でしたので、英語、そうだ「TOEIC」にしよう!と軽い気持ちで決めました。仕事では全く英語を使いません。また、今のところは仕事で英語を使うことは検討していません。(今のところ、ですが)

■私のTOEIC の点数履歴

【現在】2023年7月 740点内訳はリスニング395点 リーディング345点

【それ以前】
2015年
300点台 公式問題集を解いたときのスコアより

2016年頃
565点 TOEIC それぞれの点数は手元に結果表がないので不明
ここで今後も1年に1回は受検したいと思いながら、自然消滅。

2022年1月
改めてTOEIC 受検を決める
過去に購入した公式問題集を本棚から見つけて、「もう一度やってみようかな」とやる気が起きる。
その頃のスコアは全く不明。前の点数と勉強していない期間を鑑みて、おそらく400点台程度です。

2023年7月に受検

以降については、2022年に受検を決めたときの記録です。

2.具体的な勉強法

■「累計の勉強時間」を決める

TOEIC高得点を取るために必要な時間どのくらいなんだろう?まずそこから調べました。主にネット情報なのですが、TOEICである程度の高得点を取るには最低1,000時間が必要だという結論になりました。

■1日何時間確保できるかを決めて、受検日を決める

次に確認したのは平日休日で、TOEICのために確保できる勉強時間です。

1,000時間÷1日に勉強できる時間 = 必要な日数

とし、1,000時間勉強をした翌月をTOEIC の受検時期と決定しました。2022年1月の時点では2023年の9月頃と決めておりました。
このスケジュールを「時間がかかっている」と思われる方もいるかも知れませんが、確保できる時間やツール(できるだけお金をかけない)とすると「こつこつ」やるというのが一番の武器となります。
もっと1日にかけられる時間が多い方は前倒しで受検が可能かと思います。

■勉強する内容について

勉強時間、受検時期が決まったらどの時間に何を勉強するかを決めました。TOEICの勉強の場は基本的に電車の中でしたので、行きの電車ではPart7の速読の練習をする、帰りの電車は行きの電車よりも疲れていてモチベーションを下がっているので、速読よりも疲れないリスニングを中心にやると言った感じです。またざっくりでもいいですので1週間単位で「ここまで終わらせる」といった計画を立てると進捗が追いかけやすいです。
正直申し上げると1,000時間あれば800点行ける方もいらっしゃるかと思います。私の場合、メインの勉強場所というのが電車の中という状況でしたので、大きなテキストを見ることもできず、実際に書くということができなかったので習得に時間がかかりました。
また、後で転職と重なり最後は有給消化のため比較的勉強時間が確保でき、9月受検を7月に繰り上げました。

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