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エッセイ電子書籍化について伝えたい2つのこと

日頃よりお世話になっております。

「とかくこの世は生きにくい」が、電子書籍化されました。2019年3月29日より、好評発売中となります…!
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https://www.amazon.co.jp/dp/B07PQ5PWWY/

このエッセイは、どうしようもなくつらい気持ちを昇華させたくて描きはじめたもので、無料で公開をしてきました。

それが、KADOKAWAさんの『コミックウォーカー』(無料でマンガが読めるサイト)にも掲載させていただけることとなり、「もっとたくさんの人に読んでもらえる!」という気持ちで今日まで続けてきました。

電子書籍化はしないで、ずっと無料で公開を… という思いも、正直なところ、あるにはあったのですが、ある理由から電子書籍化をさせていただくことにしました。今回は、「1.電子書籍化した理由」「2.noteでの公開」についてお伝えさせてください。

1.電子書籍化した理由

正直いうと、かなり葛藤しました。でも、以下の理由から、電子書籍化しよう!と踏み切りました。

・元々、できるだけ多くの人にマンガを読んでほしいなと思っていた
・noteと比較するとコミックウォーカーのview数が圧倒的に多かった(本当に、圧倒的だったのです。1話につき、何万viewとか……。)
・電子書籍化しないと、マンガを掲載してくれていたKADOKAWAさんの利益に繋がらない

本当に本当に、正直なことをいうと、KADOKAWAさんへの恩返し的な意味合いが強いです。(「恩返し!?『電子書籍化させていただいてありがとうございます』という姿勢がたらーーん!」と怒られてしまうかも…笑)
もともと無料公開をしていたものなので、「買ってくれる人がいるのか!?」というのがとても不安なんですけどね…。編集者さん曰く、「0人てことはないでしょう!」とのことでした…。(不安)

熱心な『はむファン』の方がいらっしゃるならば……ぜひ購入をご検討いただきたい!「まえがき」「あとがき」「おまけマンガ(インコとの生活)」を書き下ろし(描き下ろし)ています!必見!

…うそうそ、めっちゃ不安です。特に、「まえがき」と「あとがき」は、情緒不安定なときにガッと書いて、すぐ編集者さんに提出して、それから…。

校正もどしがなかったんですよ。
(マンガの原稿はいっつも修正指示がはいるのに…)

いやいや!うそでしょ!先生!赤ペン先生!助けて!え、もう明日公開なんですか、ひえぇえ~……。
と思っているうちに、発売日になってしまいました。怖いです。ほんと、私一体何書いてたかな。ろくなことじゃないんだよな…。(怖くて読み返していない)

2.noteでの公開

電子書籍化するにあたり、今回収録される20話までを「非公開」にするか「電子書籍以上の金額で有料化」するかの二択を依頼されました。(告知のためにひきつづき無料公開する1~5話をのぞく)

私は、当初から「noteでの公開はつづけたい」という強い意向があったので、迷わず後者を選びました。理由は以下のとおり。

・私を育ててくれたのはnoteの皆さまだと思っている
・「電子書籍化しました~!」と言って、noteからごっそり削除するのは寂しい…
・(たくさんの読者さまにマンガを届けてくださった)KADOKAWAさんの利益に繋がるよう協力はしたい
・「noteなら買いたいけど、電子書籍はちょっとね」という方がいるかもしれない
・「はむちゃん応援したいから電子書籍もnoteも買ってあげちゃう!」というキトクな方がいるかもしれない

……ちなみに、ですが、電子書籍が売れたときに発生する印税は、やっぱり微々たるものです。noteの有料マガジン版を、1人の方が購入してくださったら、電子書籍1冊よりずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと…「売上げ」があることになります。
「個の時代」という言葉があちこちで聞かれますが、ああ、こういうことなのかなぁ…と思ったりしました。いまは、出版社を通さずに個人が戦える時代なのですね。


というわけで!

……以上が、「エッセイ電子書籍化」についてのお知らせというか、心情吐露です。ううう。
なんというか、告知方法とか、マガジンの有料化とか、色々考え込んでしまって、こんな急なお知らせになってしまいました。すみません。


ご興味を持たれた方は、ぜひ買ってみていただけると、嬉しいです…!
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☆note有料マガジン
https://note.mu/chiruruly/m/m0c8e7b908849





えっ!? いいんですか…!?(うるんだ瞳)