ちーちゃんのカナダ留学日記(母国語って凄い)

現在は留学中なので英語環境の中で生活をしていますが、あえて今日は母国語である日本語について書こうと思います。

憧れをきっかけに英語を学び始めて1年が経ちました。第二ヶ国語を学ぶ過程を通して色々な気づきがありましたが、それは英語に限らず日本語についてもです。他の言語に触れたからそこ気づけた日本語の良さも沢山あり、以前より "日本語"に対する興味関心が深まりました。

そもそも私たちは当たり前のように3つの文字(平仮名、片仮名、漢字)を使っていますが、それすらも他国の人から見ればあり得ないことです。ある日こんなことがありました。皆さんご存知の通り中国や台湾では漢字を使います。
日本人は読むことは出来ないけれど使われている漢字から意味を汲みとることは出来ます。
なので中華レストランに行った時、書かれているメニューの大体の意味を理解することができました。(もちろんメニューには英語表記もあります。)このことを友人に伝えると「なんで君は日本人なのに中国語が理解出来るの?」と聞かれました。それは"漢字"に意味が含まるから。漢字に限らず日本語には"言葉"にもそれぞれ意味が含まれます。だから"言霊"が存在するのでしょう。

そこでいくつかの例を挙げてみようと思います。
                        
・人の為→偽り "偽り"という漢字を分解すると"人の為" となります。「あなたの為を思ってやってあげたのよ。」よく聞くフレーズですが、本当に相手を思ってやったことでしょうか。相手の為、みんなの為と言っているけど実は自己満足または承認欲求を満たすためではありませんか。

・あきらめる→明らかを見極める       一般的に"あきらめる"と聞くと負けの様に"ネガティブなやめること"というイメージがあります。ですが一方でこのような捉え方もできます。この先継続してもメリットがない、成長が見込めないという「明らかな」事実を「見極めた」。初めも大切だけど何でも"引き際"が肝心。あきらめるという言葉をこの様に解釈し始めてから人生が大きく変わりました。

・心→ココロ→ころころ変わる

・話す→放す
この二つの言葉は同じ読み方でも異なる意味を持ちます。誰かに悩みを話すことは問題解決にあたって大切なことです。なぜならば"話す"ことは心のシコリを"手放す"ことだから。

今勉強している英語も面白いなと思うところは沢山ありますが、日本語も中々興味深い言語ですよね。当たり前のように使っている母国語である日本語もこれからもっと掘り下げていきたいと思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?