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怒りの解放術①怒りの対処法は機嫌が良い時に見つけるべき理由。

常に四六時中、心の中に常備している感情って「怒り」と「イライラ」だと思っています。知里です。

喜怒哀楽の中で、一番刹那的なのが「喜」。嬉しいことがあって喜ぶ時間ていうのは、せいぜいその出来事から30分から1時間程度のことだと思う。次に「楽」。イベントとか、ライブとか、1人でも、大人数でも、何かを楽しむにはある程度の尺が必要。ライブなんかがいい例。2時間もの間、楽しい!と感じることがあるのは素敵なことだと思う。

そして、なかなかの時を要してしまうのが「哀」。親しい人が亡くなってしまった時や、失恋してしまった時。失恋に関していえば、付き合っていた年月の倍の時間、傷口を癒すのに必要だと言われている。

わたし、5年の交際で失恋した時、10年かかるんかーって途方に暮れてた。でも実際10年後になってみたら、もう別の人と結婚して、子供2人育ててた。なーんだ。って思ってたけど、ふとした時に、悲しかった自分を思い出すんだよね。でももはや、それは悲しかった当時の自分を思い出して、悲しむ。っていう、少し間接的な感情になっているの。

そんな感情たちの尺度が日々幅をきかせる中で、ずーっとずーっとはびこっている感情が「怒り」だと思うの。他の感情に隠れたり、隠れなかったりしていても、ずーっとずーっとそこにいる。わたしはいつもそう思っている。

わたしは常時、大体5人くらいの枠で人に怒りを持っている。そして生きてきた30年以上で常時3つくらいの出来事に「恨み」を抱えているわけ。

怒り枠の5人は、ここ5年以上同じ人もいるし、残りの枠は入れ替わり立ち替わり。昨日は旦那、今日は子供。そんな感じになってる。もう怒り枠殿堂入りの人もいる。

恨みについては、詳しく書かないけど、恨みは忘れない。そして枠の入れ替えもない。多分一生消えないと思うから、今後恨みが発生したら、枠が増えるってことになる。やだなー。

でも、わたしは基本的に周囲から「怒らない人」「あまりイライラしない人」「あまり愚痴らない人」ということになっている。

よく「そこまで達観できてすごいね」「イライラしないの?」と言われるけどね。そりゃーイライラくらい、あるわーい。となるけど。いちいちそれをアウトプットしないの。怒り枠の5人は、ずっと5枠。恨み枠の3つは、もう変えられない。

じゃ、イライラして怒るときどうしてんの?って話。

念仏唱えるーとか、破壊とか。そういう話ではないからね。「機嫌が良い時の自分のマインドをストックしておくこと」それだけ。

怒り枠の人が目の前に現れると、やっぱイライラするの。「はよいなくなれ!」とか「帰りたい」とか。恨みを思い出してしまうと泣いてしまったり、当事者を責めたりしたくなる。でも続けてもいいことはないから。どうしたら、そのイライラと怒りを早めに鎮めることができるかだけに注力して、3年くらい考えて出した答え。

わたしの場合、機嫌が良い時って「自分が何かを達成した後」「全ての欲求が満たされた後」この2つ。要するに、自分が自分に満足できるようにしてあげた時は、すごく機嫌が良い。そう、結局自分をご機嫌にするのは、自分だけ。自分のご機嫌方法をストックしておくしかない。

そして、自分が達成感を感じやすいことをやってみる。わたしの場合、掃除。掃除が一番達成感でる。綺麗になる。やった感があるし。

「料理」って人も多いよね。家事の中で唯一「ゼロからプラスにする作業」だから。掃除とか皿洗いとか、家事のほとんどは「マイナスの状態をゼロに戻す作業」だから達成感がないんだって。なるほどー。

あとはやはり基本的欲求には注力した方がいい。わたしはイライラしたら、グラスを冷凍庫でガチガチに冷やして、セルフサーバーから丁寧にビールを入れて、それをベランダで夕方4時から飲む。っていうのをやる。絶対。これで機嫌は少しずつ良くなっていく。「しょうがねえ。やるか」って思わせる。

イライラしてから、それを探すじゃ遅いよ。手当たり次第になるから。酒飲んで、ぶっ倒れるとかも経験した。怒りに任せた酒が一番まずい。だからヤケ◯◯は、ダメ、絶対w

必ず「今日はゴキゲーン」という時に、なぜご機嫌かを考えて、メモした方がいい。それから、喧嘩とかで怒りが出た時、言い返すのは次の日。とか、一定時間をおくことをお勧めするよ。怒りマックスでの発言は、後悔しかない。後悔すると、その自分を責めて、自分に怒るから。負の連鎖。怒りの先は自分に還る。

怒りや恨みは、根が深いから「喜怒哀楽」なんて一緒にしないでよ。と思う。怒りは感情の中でも異質なものだと思っているから。

そうして、怒った時の自分のなだめかたを学び、そこから相手の受け止め方へと駒を進めていくのが良いです。「相手の受け止め方」については、また後日。

自分の頭の中を紙に書き出す整理習慣が「自分の幸せ」を引き出す手法の1つとして広めたいです。わたしがそれで幸せになったので、メソッドを作りたいと計画中です。