【※WTT男子FS/アイスダンスFDでの解説はカートとアンディさんのみ。キャロルさんは不在】
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アンディ・ペトリロ（以下アンディ）：（コリャダー選手の個性についての話の流れから）彼の滑りに個性を加えるとの話ですが、今季そうなのが、中国のボーヤン・ジン。彼は昨季は『ジャンピング・マシーン』でクアドばかりで、彼はおそらくもっとパフォーマンスの方に磨きをかけないといけないと認めていて、今季はそうしており、シニア二年目にて、それら二つを融合させようとしていたのですが、あまり上手くいっていませんでした。
なぜなら前にもお伝えした通り、成長期があり、新しい身体に慣れる必要があったからです。
【演技開始】
カート・ブラウニング（以下カート）：中国はペア競技では強豪揃いで知られているけれど、ボーヤンは4Lzをここで1本試みようとしている。このジェントルマンは。。。
【抜けて2Lzに】
カート：あぁ、今日はダメだ、僕はとても残念だよ～！かなり壁に近かった。[Oh! not today! I'm so disappointed, really close to the boards.]
だけど、彼が上手く跳ぶ時は、それは『軌道的 [(*)trajectorally]』、僕、勝手に言葉作っちゃうけど、（アンディさん笑）  空中へと跳ぶ際と着地への角度が『軌道的』に完璧なんだ。
[But when he hits it, it is "Trajectorally", I'm going to make up the word "Trajectorally" perfect land the way and the angle it takes up into the sky so perfect.]
【*注※カートは『軌道』の意味である名詞（noun）の"Trajectory"の末尾に、副詞（adverb）のような接続辞である（-ly）を付けて作って言っていることから。】
どんなに高くあがるかそれを見れるはずだよ。
アンディ：貴方の言うこと今、信じてますよ。[I take your word for it now.]
【4S】
カート：4S。少々着氷に乱れがあった。
既に技術的、芸術的にも全くいつものような滑りではないね。
普段、いつもはね、笑顔で滑っていて、ステップでちょっとジャンプも見れるものだけれど、今日は集中してばかりだ。
【3A着氷乱れ】
カート：まただ、壁にとても近かった。
【ChSq→FCSp】
カート：スケーターの目から自信が溢れる様を見るのは素晴らしいものだけれど、今日のボーヤンの目線は、氷上のたった約1.2メートルから約1.8メートル（4 to 6 feet）前方のみを見ているだけだ。一体どこに向かっているのか、僕のバランスがとれる平衡点はどこ？と定かでない。
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【ジャッジアピール→4T踏み切りへ】
選手がこのプログラムを毎日練習するのは大変だ。おそらく、それはまるで選手が思い付きでジャッジのうちの一人を即興で作り上げるようなものだ。
【4T(hand)】
出来なかった、ちょっと氷上のどこで踏み切ればいいのか見極めが出来なかった。四回転はしたけれども、着氷時の（良い）バック・アウトサイド・エッジは見つけられなかった。
【4T-2T】
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【3F】
【CCoSp】
カート：ボーヤンが（滑り）終わるに当たって、ただ言えるとすれば、リンクの上（任務上）では厳しい一日だった、ってことだね。今日は全てが作業だった。
【演技終了】
アンディ：二度の世界選手権の銅メダリストです。
昨年が最初の世界選手権でしたが、銅を獲得、それから今季、再び銅を守りました。けれども、四大陸選手権では5位で終わりました。ご存じの通り、韓国でオリンピック会場の氷での四大陸選手権だったのですが、彼は昨年獲得した銀よりも良い結果を望んでいました。
しかし、彼はいつもの笑顔で、初のこの国別対抗戦で戦っています。
【リプレイで冒頭の2Lzへ】
カート：これは4Lzなんだけど、たった2回転だった。基本的に彼はまるで飛行機から落ちるようで、なすがまま、彼は四回転なしでただバランスを見つけようとしていた。そして、それが要約すると今日の総括な感じ。着氷時のバックアウトサイドエッジを着氷させるのに、ただただ完璧なタイミングを探しているようだったけど、見つけられなかった。
君が言ったように、あの微笑みはいつもはあるんだけど、今日はそうじゃなかった。だから僕は、ちょっと彼自身らしくなくって自信がないように見えただけなのか気になったんだけどね。
スケーティング・スキルも普段のように高くなかったしね。
【キスクラへ】
ということで今日はお仕事で、大変な日だった。
アンディ：チーム中国の幾人かのチームメイト達が、彼の点数を待っています。ショートでの順位は3位でしたので、10点ほどチームに貢献しています。
けれど、ここでは何点になるでしょう？
【点数が出る】
アンディ：174.63点。なので引き続き首位はハニュー、それに続いてカナダのパトリック・チャン、そしてさらにロシアのミハイル・コリャダーに続く位置に付けました。

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【参考動画】
・2017 WTT - Men Free Highlights [CBC]
https://youtu.be/wvRyAo4vQZQ?t=29m10s

・CBC Sports - Road to the Olympic Games - ISU World Team Figure Skating and FINA Diving World Series (Boyang Jin; 01:24:58~)
1)
http://www.cbc.ca/sports/olympics/winter/figureskating/video#id=927470659795

2)（※上記同内容・別ページリンク）
http://www.cbc.ca/player/play/927470659795
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（ライスト時映像リンク一覧※解説なし）
・Men's Short Program - 2017 ISU World Team Trophy
1)
http://www.cbc.ca/sports/olympics/winter/figureskating/video#id=925191747692
2)
http://www.cbc.ca/player/play/925191747692

・Men's Free Skate - 2017 ISU World Team Trophy
1)
http://www.cbc.ca/sports/olympics/winter/figureskating/video#id=926286403870
2)
http://www.cbc.ca/player/play/926286403870

・2017 ISU World Team Trophy Gala
1)
http://www.cbc.ca/sports/olympics/winter/figureskating/video#id=927601219776
2)
http://www.cbc.ca/player/play/927601219776
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・Road to the Olympic Games ペア&女子FS（※解説あり）
Road to the Olympic Games: Championship Figure Skating: World Team Trophy - Pairs and Ladies Free Program
http://www.cbc.ca/player/play/927850563872
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・WTT 女子SP
http://www.cbc.ca/player/play/925127747707
・WTT 女子FS
http://www.cbc.ca/player/play/927187523769
・WTT ペアSP
http://www.cbc.ca/player/play/926169155829
・WTT ペアFS
http://www.cbc.ca/player/play/927186499841
・WTT アイスダンスSD
http://www.cbc.ca/player/play/925083203759
・WTT アイスダンスFD
http://www.cbc.ca/player/play/926206019734
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