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CBC解説 スケートアメリカ 2017 ボーヤン・ジン FS

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シングル男子FSの最終グループ6分間練習の際に、『カートの鍵(キー)』の話の中で、『Make "The other guy" earn it 』(※ありきたりの演技後の拍手喝采のその前に、まずそれ以外の僕(達)も居るよ、チャンスを掴むのに滑らせてくれ!といった意味)というテーマの表示が。カートは、多くの選手達にGPF(ファイナル)に行くチャンスがあるから、ただインタビューで言うみたいに「ただ、ベストを尽くして滑るだけです~♪ 楽しんで(滑ります~的な)」のはダメ、と。出て来て、競争しなさい!(この競技では)ボールを飛ばしたりパスしたりするワケじゃないし、誰かをパンチして倒すワケでもない、フィギュアスケートでは、そんなの滅多にないし、、、時々はあるかもだけど?w(アンディさん笑い)と。
一般的に言えば、僕は、競技会に居る!って感じが好きだった。男子達、出て来て、滑ってチャンスを掴もう、と。デヴィット・ペルティエの言葉を借りれば、『Make them earn it.』その他の男子達を(チャンスを掴むのに)滑らせよう、と。他の男子はネイサン・チェンのように5本クアドを跳ぶのに対し、自分は1本、ないし2本だったり、またはアダム・リッポンのように、もし彼が着氷するのであればだけど、おそらくたった1本だけだとしても、出て、やるべきことをやって、チャンスを掴むべきだ、戦え!という話が。(相当ざっくり訳スイマセン。。。)その後CMへ。
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アンディ・ペトリロ(以下、アンディ):ボーヤン・ジンはシーズンを中国杯の銀メダルから始めました。そして、彼は出場したグランプリ(シリーズ)の5つの大会に出場し、そのうちの4回で表彰台にのっており、その4つ全てが銀メダルであり、まだ優勝を得ようとしているところです。
一度だけ、彼が表彰台を逃したことがあります。その際は5位で、それは昨シーズンのスケートアメリカでした。
なので、彼はそれを変えたいと願っているのは間違いないでしょう。
カート・ブラウニング(以下、カート):その他の表彰台で彼が立ったのは、世界選手権の表彰台。
アンディ:2度の銅メダリストです。
【演技開始】
カート:彼は跳んできた感じで、、、スケートの現場に、文字通りジャンプしてきた感じなんだ。もし彼が寝ていても(※楽々と)クアドを跳べることが出来るのなら、抑えつけていることは出来ない。
彼にこの力が全くなかったら、彼は後ろに引き下がっていたかもしれない。
彼は今日は、たった3本だけクアドを予定している。
だけどこのジャンプは美しいよ、4Lz。
【4Lzでなく4T-2Tを跳んだのを見て】
カート:いや、違うクアドから始めたね。今回のは4T。
僕は本当にルッツが恋しいよ。
【4S (so)】
カート:彼が上半身を回す際に右腕が全部、ついていこうと無理している。
彼が普段持っているような超クールで落ち着いたタイミングで、ジャンプを跳ぶようには見えないね。
彼はタイミングを探しているか、見つけづらいのでかなりタイミングを探してる感じだ。
【3A-1Lo-3S】
デヴィット・ペルティエ(以下、デヴィット):何も力がかかってないね、この3Aのあとの3Sには何も余分な力はかかっていない。
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カート:彼はランダムな選曲で知られている。
ちょっとダースベーダーの重々しい呼吸。
【スターウォーズのカンティーナの酒場の曲になる】
カート:そして僕たちはカンティーナにきた! とても初期のスターウォーズの映画からだよ。1977年だったかな、まだまだ(今聴いても)素晴らしいね。
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カート:プログラムの冒頭は4Tだった。
これから来るのは、その2番目の(4T)もの、彼は最初の計画通りにする。【4Tを跳んだのを見て】
カート:そう。
デヴィット:おぉ、最初のもの(冒頭4T)よりも、ずっと素晴らしい。
カート:断然、前のよりいいね。
デヴィット:プログラムの最初の方では、彼はちょっと抑えていたり固い感じがしたけど、今は自分の威勢のいい滑りを見つけられたみたいだ。
【3Lz-3T(着氷乱れ)】
カート:いつもなら彼はクアドを跳ぶものなんだけど、今日は彼がするのは3-3のコンビネーション(ジャンプ)。なんとか跳べたね。
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カート:時折あるんだけど、今日はまるで、氷が彼に合わせるというより、彼が氷に合わせているみたいだね。
ジャッジ達が点数につけるプラスの加点のGrade of Execution­­­僕らが呼ぶところのGOE­­があるか見ているんだけど、持ち前の美しい流れ出るエッジがあまり無い。
全てのスケーターが、全ての要素でのちょっとした加点を探しているんだ。
【演技終了】
アンディ:4度の現・中国国内選手権のチャンピオンであるボーヤンジン。私達がお伝えしたように、2度の世界選手権での銅メダリストでもあります。彼は最初の銅メダルを取った2016年には、シングル男子で、中国男子初の世界選手権でのメダリストとなりました。
カート:時折、彼の滑りを見るのは興味深いよね、何でか分かる? 彼は良いフットワークを持ってるし、良いスピンもある、彼は全てを備えただけよりもずっといいスケーターなんだよ。
でも次に氷の上に出てきたら、脆くなっているのが分かる。
ジャンプは簡単にはいかず、プログラムは基本的なスケーティングのところまで戻っていっているように見える。だから彼は彼が3Aを跳んだみたいに、彼自身の戦いに戻すように努めているところだ。
それに、、彼はうーん、、(デヴィットさんに問いかけるように)無防備な感じだったよね?
デヴィット:そうでしたね。とてもジャンプの合間はビジネスライクな感じで。ありのままに任せていくよりも、ちょっと色々彼が考えているのが見て取れました。
そんな日もあるのは、僕も充分分かります。でも、スポーツは選手にジャンプの間ですら並外れたことを求めるものです。そして尚、演技の面で選手はジャンプに苦戦しているにも関わらず、それも兼ね備えないとならないものです。
【リプレイが映っている】
カート:それに誰も、、、もし誰も君と対等に競い合わないなら、君は大丈夫かもしれない。けれど、ここには数人の男子達が滑るのを待ち構えている。
【冒頭の4T-2Tの4Tのリプレイを見ながら】1、2、3、4。(※回転を数えている)視聴者には、彼が回転する際に彼の頭を後方へとちょっと上げているのが、分かるでしょう。誰もが彼ら独自の方法を用いて、あちらこちらへと移動していっている。彼が好きなのは頭を後ろへとちょっと上げる事。誰もがゴルフボールを違って打つようにね。
見てごらん、たった今このジャンプを助けるのに、右(足)の半月板は、彼をちょっと嫌がっている。
アンディ:私も彼が今、こうしているのは好ましくないですね。
カート:人によく、これらの男子達はかなり沢山のクアドを跳んでるんだけど、彼らの身体はどうなってるんだ?って訊かれるんだけど、僕はこう言うんだ。正しくクアドを跳んでれば、身体に影響はそんなに無いよ、って。流れや、踏み切りと着氷のタイミングでそんなに多くの圧力がかかることは無いんだ。
(でも)もし間違えたやり方をしてたら、うぅ、、、それはまた別の話で。
デヴィット:彼の空中姿勢は理想的?
カート:うん、いや、、、もし、僕が彼が空中でしてる様に、頭を後ろにしたら、僕は背中から降りちゃうことになるだろうね(※転倒する)、でもそうではない。
【単独4Tのリプレイが映る】見てごらんよ、この身体はめちゃくちゃ締めてあって、肩は下がっていて、脚も締めてる。
デヴィット:彼は寝違えたんじゃないよね?
カート:(そんな感じなのは)分かる!(なんで頭を後ろにするかは)分からないけど。
デヴィット:僕は貴方が脚のことについて言うまで、気が付かなかったけど、腕の右側がすぐに着氷態勢に入っている。
カート:うん。
【キスクラが映っている】
アンディ:ボーヤン・ジンは、彼が数年前に(シニア)デビューした時には、クアドに焦点を当て過ぎたと認めていました。ですが、彼は昨シーズンは、芸術的な部分に重点的に取り組むよう努めました。
視聴者には、彼がそれら二つをまとめ、プログラム中で流れを実に創り出すことに苦戦しているのが、まだ見て取れるでしょう。
【点数が出る】
アンディ:彼はここ最終グループでの基準となる点数を設けました、168.06点です。そしてこの点数は彼を(暫定)1位に位置させます。しかし、SP6位にいた彼にとっては多くの埋め合わせをすることになります。
カート:彼が幾つかのジャンプの着氷に苦戦した感じの時は、大きいけど厳しい点数だね。
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Andi: Boyan Jin started off the season with the silver of Cup of China.
So
at 5 Grand Prix events he's competed in.
He's been on the podium 4 times, all 4 has been silver, still looking for win.
The one time he was off podium.
It
was a 5th and that was at Skate America last year.
So
he'd like to change that up no doubt.
Kurt: Another podium he has stood at, on in that is the World's podium.
Andi: Twice blonze Medallist.
【演技開始】
Kurt: He kind of jump to, literally jump on the skating scene, couldn't hold back if he could do quads in his sleep.
He hasn't quite been the force if he he might have been.
he pulled back. If he can cull that only three planed quads today.
But this jump is a beauty, 4Lz.
【4Lzでなく4T-2Tを跳んだのを見て】
Kurt: No, starting with a different quad. 4T this time.
I sure missed the Lutz.
【4S (so)】
Kurt: All right arm as he swung his upper body to try getting it.
It
doesn't seem to be that jump that super, cool, calm timing that he usually he has.
He's king of looking for or searching for timing.
【3A-1Lo-3S】
David: There was nothing forced, nothing forced about that 3A after 3S.
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Kurt: He is known for random of chices with music.
A little darth vader, heavy breathing.
【スターウォーズのカンティーナの酒場の曲になる】
Kurt: And we're in the Cantina! From the very first of Star Wars movie.
1977, I think it was, it still sounds good.
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Kurt: Starting with the programme was 4T.
This will be his second version of it, he stick to the plan.
【4Tを跳んだのを見て】
Kurt: Yeah.
David: Oh, even better than the first one.
Kurt: Much better than this.
David: At the beginning of the programme, he's a little bit reserved and stiffed. But now I can see he's finding his stride.
【3Lz-3T(着氷乱れ)】
Kurt: He used to jump, he usually does quad, today he's doing triple...triple combination. Barely.
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【3Lo】
Kurt: It seems occasionally today it's as if the ice comes up to meet him instead of him coming down meet the ice.
Not quite looking for prepared to have a beautiful run-out edge that the judges are looking for, to give you that pop, on the score, the positive G.O.E.. We call it, Grade of Execution.
Every skater is searching for that a little bonus on every element.
【演技終了】
Andi: Four-time and reigning national champion of China, Boyang Jin.
As
we mentioned also two-time Worlds bronze medalist, when he won the first bronze in 2016, he became the first Chinese man to medal in Men's singles at the Worlds.
Kurt: It's...it's interesting because at times when you watch his skate you think, you know what?
He has good footwork, he got good spins, he's kind of a much more overall skater.
And next time stepping on the ice, you see the chinks in the armour.
When the jumps aren't easy, when the programmes seems to go back down to basic skating so that he's trying to get back on his game like he did 3A.
And um...you see the chinks in his skating?
David: Yeah, very business-like between the jumps.
You can see he was thinking a little bit more than letting it happen.
Someday just like that, I do understand.
But the sport is asking you to do extraordinary things even between jumps, and still, there is a performing side you still have to have even though fighting the jumps.
【リプレイが映っている】
Kurt: And no one...if no one you're competing against has it, you're fine.
But there may be a couple of guys coming to do.
【冒頭の4T-2Tの4Tのリプレイを見ながら】One, two, three, four.
You can see he's tilt his head back when he rotates.
Everyone has their own little way of getting from one place to another, he likes to tilt his head back, everyone hits the golf ball differently.
Look at the right meniscus just hating him right now to save that jump.
Andi: Mine doesn't like him to do right now, either.
Kurt: People often ask that these guys doing so many the quads what's going to do their body? So I'll tell ya, when you do the quads right, it doesn't do a lot to your body, flows, take off the timing and landing, there is...there isn't an excess amount of pressure.
Do
it wrong, uhh, that's...that's a different story.
David: His in-air position is a quite text book taker?
Kurt: Yeah, I don't...If I put my head back like he does in the air,
I would end to land on my back, but it doesn't.
【単独4Tのリプレイが映る】Look at that body is super tight, shoulders down, legs tight.
David: He doesn't have a kink in the neck.
Kurt: I know! I don't know!
David: I never noticed it until you mentioned it that we're talking about his feet, arms are right over the right side ready to land.
Kurt: Yeah.
【キスクラが映っている】
Andi: Boyang Jin has admitted focused so much on the quads when he made his debut a couple years ago, but last year he really wanted to focus on the artistic part.
You can still see he's struggling to try the two put together to really create to flow in his programme.
【点数が出る】
Andi: He'll set the tone here in the final flight, 168.06.
So
that will put him in first, but a lot of ground for him making up as he was sitting 6th after the short programme.
Kurt: Tough to score big when he was kind of struggling with a few of his jumps landings.
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【参考動画】
※探し中。見つけたら更新します。。。(2017年12月現在)
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【ライブストリーミング動画※本解説なし】
・ISU Grand Prix 2017 Skate America - Men's Short Program
1)
http://www.cbc.ca/sports/olympics/winter/figureskating/video#id=1103273539992
2)(上記動画と同内容)
http://www.cbc.ca/player/play/1103273539992

・ISU Grand Prix 2017 Skate America - Men's Free Program
1)
http://www.cbc.ca/sports/olympics/winter/figureskating/video#id=1103582275681
2)(上記動画と同内容)
http://www.cbc.ca/player/play/1103582275681

・ISU Grand Prix 2017 Skate America - Gala
1)
http://www.cbc.ca/sports/olympics/winter/figureskating/video#id=1104009283590
2)(上記動画と同内容)
http://www.cbc.ca/player/play/1104009283590
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