CBC解説 スケアメ 2015 パイポー FD

アンディ・ペトリロ(以下アンディ):FDについて、ポールは『サウダージ(Saudade)』とはポルトガル語で、意味は「憧れに満ちていているけれども、手に出来ないもの」と説明していました。
キャロル・レーン(以下キャロル):(二つの真逆に)対比している考え。対極にありながらも引かれ合う思い。同じ状態ではいられない好奇心。実に興味深いでしょう。最終的には事が上手く運ぶことになるのですが。
(演技開始→StaLi)
デイビット・ペルティエ(以下デイビット):僕はこのスピンは本当に好きだね。
キャロル:デイビット、これは実はステーショナリー・リフトって言うのよ。回転させているけど。人々はよくこれをスピンと言ったりするけど、実際はリフトなの。一つ選択肢が広がったわね。
(SeSt)
キャロル:ちょっと前に言ってた通り、パイパーはとてもファッションに興味深々なの。彼女のタイツ(ストッキング)と腕の絵は全て彼女自身が塗っているのよ。
デイビット:アイスダンスの衣裳でやりすぎだな、と思う時が頻繁にあるんだけど、もしファッションが好きなら続けることをおススメしたい。この衣裳は僕は好きだね。
キャロル:ありがとう。
デイビット:プログラムの価値を落とすことなく、衣裳がぴったりと合っているから。
(CoSp)
デイビット:(来年)3月には、どこでこのプログラムを見たいですか?
キャロル:そうねぇ、毎回私達は手直しをしていて何かを明確にするようにしているの。私が思うにこれは素晴らしい過程で、プログラムに終わりがないの。いつも何か大きく、スピードがあり、力強いものが加わる。全ての普通の事がそのまま生かされながらも全く奇妙に様変わりし、独特さが組み合わさる。
(SILi→RoLi)
アンディ:彼らは2018年(の次の五輪)までの中間地点にいますが、目標はどこですか?(※とキャロルさんは訊かれますが、答えずにコンビネーションリフトの説明へと移行)
キャロル:コンビネーションリフトです。12秒間で完結させます。ショートリフトは6秒以内。ほんのちょっとだけ自由があります。
(DiSt)
キャロル:入り込んで見ていましたが、一息安堵がつけます。
アンディ:再び伺いますが、彼らは今季ハードルを上げていますね。全てが違っていて、曲も全然違いますね。
キャロル:私達から言わせると、今季、私達がする上での最悪なことは、他人と同じ様になってしまう、ということです。だけど、それはどのチームにも必要なもの。他の人とは同じになりたくない、人と違っていたいでしょ。
(演技終了)
アンディ:やっと息が出来ますね。どうでしたか?
キャロル:私から見て、良い演技だったと思います。大変良かったです。全てのエレメンツが完全にクリーンに出来ていました。実は、実際に生で(リンクで)見るのと、テレビの画面で見るのとはかなり違っていて、興味深かったです。
(キスクラへ)

(※その後、キャロルさんが彼らのパターンが洗練されていて、氷面活用の大きさなどを説明。またデイビットさんは彼らのFDはいつも何か新しく、目を引く部分がある、との感想も。)

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