アンディ・ペトリロ（以下、アンディ）：中国のボーヤン・ジン。中国選手権五連覇の現・チャンピオン。2016年、2017年の世界選手権にて二度の銅メダリストです。けれども、昨季の世界選手権では大変残念な19位でした。
【演技開始】
キャロル・レーン（キャロル）：レポートによれば彼は今週、練習で4Lzを決め続けているわ、それは今日のプログラムの最初のエレメント（要素）の予定よ。さてどうなるか見てみましょう。
カート・ブラウニング（以下、カート）：僕の天敵（ネメシス）は、ルッツなんだけど、彼には簡単そうに見えるんだよね。バック・アウトサイド・エッジ、上がった！
【4Lz転倒】
カート：オゥ…。かなり遠くまで氷を横切っていった。ちょっと最後の最後で、（足が）もつれてしまった。
彼が失敗するのを見るのは慣れてないよ。
ちょっとスピードを失って、次のジャンプへ入って行くよ。
【4T-2T】
カート：膝を低くしての低めの4T。
良い着氷、だけど、後でつけたのは2Tだけだ。
キャロル：メイン・アリーナの氷は見たところかなり柔らかいらしくて、そのため、もし選手が良い柔軟性のある膝であれば、これらの着氷の質を氷が助けてくれるようね。氷しぶきが無く、こぶなども何も無い、これこそが選手が世界選手権で望むことじゃないかしらね。
カート：まぁ、ともかくね。
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カート：3Aの軌道に入っていく。これは。。。
【3A】
カート：美しい。[beautiful]
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【CSSp→CCoSp】
【StSq】
カート：ギターリフ（※ギターの繰り返しのフレーズの部分）を訴えかけるのに、向こう見ずに滑る必要がある。[Needs to skate with reckelss abandon to sell the guitar riffs.]

カート：ブレードとちょっとかみ合わなくて、少しバランスの修正が。
[A little chattering of the blades, a little correction of balance.]
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【参考動画】※CBCの動画ではありませんが参考用に。2:27～2:28の辺りで、右足から左足に乗り換えた際にちょっと不自然にバランスが少し一瞬崩れかけてブレードがぐらつき、足をそのままついているようなステップに見えるところで、カートは上記のブレードとバランスのことを指摘しています。（StSq中の上記写真も参考に）
・2019 WC Boyang Jin SP ESP
https://youtu.be/MJq789HY37Y?t=147
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【演技終了】
アンディ：中国のボーヤン・ジン。2018年平昌にて五輪デビューをしました、結果は4位。これは中国のシングル男子としては、過去最高順位となりました。そしてもちろん、世界選手権での表彰台に戻ることも指標にしています。昨年の世界選手権では総合19位で終わりました。
（CMから）戻り次第、彼の点数をお伝えします。
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【CM後】
アンディ：中国のボーヤン・ジンの滑走を先程見終わったところです。彼は浮き沈みの激しいシーズンで、言い換えれば、彼にとってグランプリシリーズでは最悪の年で、初めて、一度も表彰台に乗ることがありませんでした。けれども四大陸選手権では、表彰台に降り立つことができ銀メダルを獲得、中国国内選手権では連覇することもできました。
【4Lz転倒のリプレイへ】
カート：うん、今日、彼の最大の武器（※4Lz）はあんまり上手くいかなかったよね。美しい4Lzなんだけど。
4Tは上手くいった。（※4Tからセカンドジャンプの2Tへと膝を低くして踏み切るリプレイを見て）
膝が低いーーー！　それからただダブル（2T）を付けた。
彼は転倒と（※セカンドジャンプが3Tでなく）ただのダブル（2T）のコンビネーション（ジャンプ）になったことから、かなりの点数を失った。
それに続いて起きた、ロックンロールなテーマは火が燃え盛るようにはあまり盛り上がらず上手くいかなかった。
僕はカナダで振付師ローリー・ニコルとこのプログラムを作業しているところに一緒に居たんだけど、その時点で、これは楽しくなるだろうし、上手くいくだろう、というところから、その後一転、あまりその僕がこの夏に見た魔法をかけれるようでは無いまま、競技の環境へと持ち込む（参加して）ことになった。[And followed up and didn't really get on fire with the "Rock and Roll" theme. I was with Lori Nichol, choreographer in Canada, working on this program. That was a lot of fun and it was really at a point where you go this is going to jive and this is going to fly and then he hasn't been quite able to take that magic that I saw this summer and bring it into the competitive environment.]
キャロル：たぶん最初のジャンプで失敗したことからきていて（※ここでカートが、「ああ、そうだね、間違いない、君は正しい」と相槌を）それで考え方の基本的な枠組みが変わったことは間違いないと思うわ、プログラムをきちんと表現することは最優先事項からは外れたはず。
【キスクラが映っている】
カート：ありがちな転倒ではなかった。あれは本当に厳しい転倒だった。
キャロル：（ありがちな転倒では）全くなかったわね。
アンディ：さて、彼はかつてはトップグループにいました。世界選手権の表彰台には二度乗り、両方共、銅（メダル）でした。昨季は19位でしたが、それは私は許されることだと思います、なぜなら、オリンピックの年の最後であり、多くのスケーター達が疲労を抱えていましたから。
【点数が出る】
アンディ：（暫定）3位に入りました。まだまだこのグループからスケーター達が滑走します。
カート：そして、まだもう一つグループが。（※まだ最終グループもある、という意味）
アンディ：まだもう一つ、グループがｗ　まだまだ、ここでは、たくさんのスケーター達が登場します。
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【テレビ放送時Full show】
■男子SP
・Road to the Olympic Games Mar. 21, 2019: 2019 World Figure Skating Championships - Men's short program
(Boyang Jin; 21:34~)
https://www.cbc.ca/player/play/1462244931808
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【ライスト時※解説なし】
■男子SP（ライスト時※解説なし）
・2019 ISU World Figure Skating Championships - Men's Short Program (CBC Sports)
https://www.cbc.ca/player/play/1462244419536
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