ブレンダ・アーヴィング：中国のボーヤン・ジン、5、6年前にシニアの舞台に出てきた際は真の才能の持ち主のようで立て続けに世界選手権のメダルを獲得、2018年の五輪では4位でした。
けれども、それ以降は成績は安定しておらず、現在11位につけています。
しかし、彼がこの場でフリー・スケートを素晴らしく滑れば、順位が上がり5位以内も可能でしょう。
【演技開始】
キャロル・レーン：ショート・プログラムでは、6人の男子が2本のクアドを跳びました。彼はそのうちの一人でした。今日は全部見れることを期待したいわ。
カート・ブラウニング：彼は3本（のクアド）しか予定していない。そのうちの1本は、大きなジャンプである4Lz。11.50点とプラスのGOEを望んでいる。
【4Lz着氷】
カート：獲得したね！とてつもなく大きいGOE、『Grade of Execution』。
彼ら（ジャッジ達）は、気に入ったんだね。そして彼らは冒頭から15点を与えた。
【4T-2T】
カート：最近の傾向が見て分かると思うけど、最初の3本のジャンプで、どの選手も20か、20～24までは皆、少なくとも獲得しているんだ。
【3A-1Eu-3S】
【FCSp】
カート：ここの部分では、プログラムや芸術性に注意を払う選手はあまりいない。
なぜなら、これは『やらなきゃいけない仕事』だからね。
【スローパート】
カート：それから音楽を聴き始めるんだ。
【4T】
（※ここから演技終了まで、ブレンダさん、カート、キャロルさんログアウト状態に）
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【演技終了】
ブレンダ：わぁ、ボーヤンはどうやら五輪にベスト（の演技）を持ってきたようです（笑）
これは前回の平昌五輪以来の、彼のフリースケートのベスト演技の一つとなることでしょう。
カート：一番の見どころである美しい4Lz。彼はこの瞬間を、きっとおそらく思い出すだろうね。
実のところ、最初のジャンプ（4Lz）で、（＋）4のGOEが加算されていて、かなり大きい点がついており、15.61点になっている。
あと疲れから最後の方は（パフォーマンスの）質が低下した感じだったけど、少しの体力でやり遂げた。みんなが彼を応援したからね。
ブレンダ：次の滑走は、フランスのケヴィン・エイモズですが、ボーヤン・ジンの順位と点数はその前にお伝えします。
【CM】
キャロル：彼は僅かばかりの体力で、やり遂げたわね、彼は持っていたものを全て氷の上で披露したと思うわ。今日は自国の観客達を背に、『ボレロ』の曲でやり遂げた。
私の考えでは、この4Lzはベストのものの一つに近いと思うわ。
カート：僕もそう思うよ。だって、とっても大きいよね。それに（飛距離が）長い（笑）。
キャロル：そうね。
カート：だけど、いくつかのジャンプで苦戦していたとしても、見ての通り（※リプレイを見ながら）ジャンプの着氷に手こずったとしても、自国であることや、彼なりのやり方で滑り、『ボレロ』の曲がかかる、それらは実のところ、理にかなっているんだよね。
キャロル：そうね。
カート：これは、ただただ素晴らしい五輪の瞬間だよね。
キャロル：そうね。
カート：彼にとって、とても幸せだろう、と思うと嬉しいね。
【キスクラ】
ブレンダ：ご存知の通り、彼は今季は（五輪の）団体戦まで、わずかの大会しか出場することができませんでした。彼は（団体戦は）ショート・フリー共滑らなければなりませんでした。
この競争の激しい環境下では、彼が氷上で、少しでも不安を感じることなく安心していられるようにしてあげてほしいものです。
【点数が出る】
ブレンダ：そして見てお分かりでしょうが、今季のシーズンベストの点数で、彼は（暫定）2位につけました。