新年にもなりますので、天冲殺のお話しを少しだけ…

以前にもお伝えした通り、算命学の新しい年は節分が終わり立春を迎えた2月4日以降となります。
すでにご存知の方は自分の天冲殺が何かを把握されていると思いますが、まだ知らない方は…

今年は卯年ですので、去年に引き続き『寅卯』天冲殺が今年までとなります。
宿命にお持ちの方は、どのような一年を過ごされましたか？
(寅年生まれ・卯年生まれとは関係ありませんので誤解されないでくださいね)

天冲殺は、20代から50代の社会で働き盛りといわれている方々の世代に現象が強く出るとされています。
お子さんでしたら、まだ親の保護下で生活してますので影響は少ないですが、もし両親が寅卯天冲殺でしたら多少の影響が出るかもしれません。

◆天冲殺の心得とは

ことごとく悪いことがこの期間2年続くわけではありませんので、恐怖や不安を感じ日々悶々と過ごす必要はありません。
いちいち湖の底に沈んでいくかのように深く落ちこむことはないので、起きたことを冷静に受け止めることです。
と言いつつも、お気持ちはとてもわかります。
淡々と対処するくらいがよろしいかと思います。

ただし、くれぐれもエンジン全開にフルスピードで突進しないようになさって下さい。
タンクの中は空かもしれません。
そのエネルギーを注ぐ時期ではないという意味なのです。

天冲殺中は、あなたの心は常に「ザワザワ、ソワソワ」です。
気持ちをいくら落ち着かせようとしても、つい身体が動いてしまったりします。
思考と心と身体がいつものようにうまく結びつかない感覚です。

“心ここにあらず”の状態で「忙しい 忙しい」があなたの口癖となります。

因みに「忙」という文字は［心を亡くす］という意味があるそうで、天冲殺中のひとに連絡を取ろうとしても取りづらいといわれています。
「変だなぁ…いつもはすぐにあのひとだったら返信来るのに…」とはこのような理由があるのです。

ですが、驚くほど良いことが続いたりすることもあります。
あなたの力量には到底見合わないお仕事だったり、立場だったり…

これに関しては、「これからの人生はこんなおいしい話しが一生続くのか…シメシメ」なんてことは考えずに、与えられたものはお断りせず感謝して受け入れ、あなたができる最善をつくすことです。

あなたの天冲殺中にとてつもないラッキーな条件に出会う場合、長続きはせずその期間のみ、又は、その後はいくつかの条件のみのクリアとなることが多いです。
虚の時間での大成功は一時的と考えた方がよさそうですね。

また、社会的地位が高い方や重要な立場の方々ほど強く如実に現象が出やすいといわれる天冲殺。

そのような方々はその時期だけでも裏方にまわりましょう。
単独の決断や表立って先頭を走るような行為行動は避け、ひっそりとじっくり着実に次の手を考えましょう。
新しくスタートするのは、“いま”ではなく“まだ”ですよ。

自然界の法則に基づいた算命学理論でご自身の宿命を紐解いて、
広がる人生の視野と「わたし」らしい豊かな生き方を一緒に考えましょう。
智泉堂／清徳泉里

いつも智泉堂noteをご覧いただきありがとうございます。
皆さんの「いいね！」がとても励みになっております。
またお会いできることを楽しみにしています。

智泉堂では、東洋占星術「算命学」を用いて個人鑑定を承っております。

私のできる占術は算命学のみです。
あれもこれもできますという占術は他にありません。
しかし、あなたのお話を聴く力は誰よりも劣らない自信があります。

私たちには、誰にも話すことができないことがあります。
家族や親戚、お友達に気軽に話せない内容もあります。
それは歳を重ねれば重ねるほど増えていくものです。

苦しくてどうしようもなくなった時、少しお話してみませんか？
算命学の知恵を使い一緒に考えましょう。

約4000年もの歴史がある「算命学」は元々軍略として使われていました。
戦争のない現在、日本では『処世術』として扱われており、著名な政治家や活躍されている企業家、アスリートなど、算命学理論や東洋史観に携わる専門家らが付いている方々もいらっしゃいます。

ご自身の宿命を算命学理論で読み解くことで、人生はより視野の広い世界へと導かれ、あらためて自信と希望に満ち溢れた自分に気づくことができると思います。​ぜひ、気負ず肩の力を抜いて。ゆったりとした気持ちで真の自分自身を知りに鑑定にいらして下さい。心よりお待ち申し上げます。