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戦略的「モードチェンジ」のすすめ 45歳の教科書

男性が81歳
女性が87歳
2021年の男女の平均寿命である。
2025年4月からは全ての企業でから65歳定年制が義務化されるよういなる。
この藤原和博さんの著書の「45歳」は
「働き始めて20年」そして、「働き終わるまで20年」の折り返し地点にいる人たちにとっての教科書と言える本。
いくつか心に残った部分を抜粋してご紹介します。

そもそも藤原和博とは?

1955年東京生まれ。東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任後、ヨーロッパ駐在、そしてリクルート社初代フェローとなる。2003年より都内では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校校長を5年間務める。2008~2011年橋下大阪府知事特別顧問。2016年から2年間奈良市立一条高校校長として生徒所有のスマホを授業に活かし「スーパー・スマート・スクール(SSS)」化。
65歳から史上初生徒が全員先生のオンライン寺子屋「朝礼だけの学校(あさがく)」を開校し校長を務める。そして様々なテーマを取り扱うYouTube藤原和博チャンネル登録数は1万人超。ライブ講演は1800回。

信用とは他者から与えられた信任の総量

信用が大きければ、より大きな仕事を任せられるし、仕事を選ぶ選択肢の幅も広がる。個人にとって、信任されればされるだけ、クレジット量が大きければ大きいだけ、人生の自由度が高くなり、自分の夢やビジョンが実現しやすくなる。

信用がある人の10ヵ条

①挨拶ができる
②約束を守る
③古いものを大事に使う
④人の話が聴ける
⑤筋を通す
⑥他人の身になって考える
⑦先を読んで行動する
⑧気持ちや考えを表現できる
⑨潔さがある
⑩感謝と畏れの感覚がある

人は何かに貢献すればするほど自立度が高まると考えて、
「人は自分が周りに貢献すること」
「他の人を喜ばせること」
によって認められ、クレジットを積み上げていくことで結果的に自立していくんだと思う。

現在の教育と子供の姿のずれ

●日本が向かっていく成熟社会を生き抜くために必須の力は、「現在の教育制度化ではうまく育たないではないか」と言う危機感による。
とりわけ知識の記憶能力に頼った情報処理能力偏重の入試を続けていく事は、産業社会が必要としない人材を大量に生産し続けてしまうことになる。つまり、子供たちが10年後に要求される力と、今の教育内容とは大きくずれている情報処理能力偏重から情報編集力の教育の方向修正させる必要がある。


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