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「とちてれ☆アニメフェスタ」に行って茅原実里さんのライブを観てきました

あんな素晴らしいパフォーマンスを目の当たりにして私が書けることなんて何もないのですが、それでも自分が感動したことを記録として残しておこうと決めました。結論を先に言うと、茅原実里ちはらみのりさんは最高です。


「とちてれ☆アニメフェスタ」とは

「とちてれ☆アニメフェスタ」とは、とちぎテレビ/オリオンスクエア/宇都宮市文化協会が主催するアニメコンテンツの祭典です。

年1回、だいたいGWの時期に開催され、開催期間は宇都宮市の繁華街であるオリオン通りが様々なアニメ関係のグッズ販売やコスプレイヤーなどで盛り上がるのが常となっております。
(2024年は5月4日~5月5日の2日間に渡り開催されました)

開催期間中のオリオン通り

そしてステージイベントが行なわれるオリオンスクエアではアニメ関連の声優や歌手、関係者などによるトークショーやライブが行なわれ、日本各地からアニメファンが集まります。驚くべきことにこのステージイベントは何と観覧無料(!)。呼んでいるゲストの格を思えば、これが如何に有り得ないことかが分かっていただけるかと思います。
(5月4日に井口裕香さん、5月5日に茅原実里さんのほか、古川登志夫さん、緑川光さん、関俊彦さんがなどが出演されました)

特に栃木県のご当地アイドルグループとして設定されたキャラ集団「まろに☆えーる」がコンテンツとして強く、開催期間中はこのキャラの貼り物などを街のそこかしこで見ることが出来ます。

茅原実里さん「とちてれ☆アニメフェスタ」に出演し、ライブを行なうって!!

そんな「とちてれ☆アニメフェスタ」にて我らがみのりんこと茅原実里ちはらみのりさんが5月5日にライブをされるというではありませんか。しかも5月5日の17:15ということで、これイベントのトリですよ!!

歌手・声優などで活躍している茅原実里さんは栃木県宇都宮市の出身。その縁で昨年もこのイベントに出演していたのですが、そのときは歌手活動休業期間中だったためかトークショーに出るのみに留まりました(地酒の利き酒とか、それはそれで面白かったです。詳細は下記note参照)。

そんな茅原実里さんは昨年8月4日、山梨県の富士河口湖町にて富士河口湖町制20周年記念花火ライブを実施し、歌手活動を再開されました。

そして今年、8月3日~4日には、彼女が毎年夏に開催してきた河口湖ステラシアターでのライブをとり行なうことが既に決定しております。タイトルは「茅原実里 20th Anniversary Live “Historical Parade”」。
ただいまチケット絶賛発売中です!!(最もリーズナブルな席で、3,300円で観覧可能となっております)

ちょっと説明が長くなりました。つまり今回のとちてれライブは、茅原実里さんご本人にとっても、また茅原実里さんのファンにとっても、来たるべき河口湖への前哨戦と受け止めることができるのです。

ならば、ここは見届けねばなりますまい。

ということで、行ってきました宇都宮!

ということで、このchitoseArk、駆け付けました。

宇都宮へ!!

会場のオリオンスクエアに行くには東武宇都宮が近いのです。
(ただJRに比べるとめちゃくちゃ時間かかりますけどね…)

会場到着!!
まろに☆えーるのビジュアル、いつ見てもキラキラ感が凄いよな…。

うわーめちゃんこ凄い人だよー!!

ちなみに私が着いたのは16時頃。みのりん(茅原実里さんの愛称)ファン同志の皆様は既に会場入りしているのですが、はたして中に入れるのか?

実は私、この日は諸事情にてギリギリにしか会場入り出来ないことが分かってたので、事前にこのようなパスポートをゲットしていたのです。2,200円が別途かかるけど、これ持ってるとイベント会場(4日・5日)の優先入場権が
あると聞いていたので。

ところが受付にてよくよく話を聞いてみると、これは特定のアーティストの出番の際に融通してくれるようなものではなく、朝の開場時に早めに入れるという権利とのこと。がーん、、、それじゃ意味なかったやん。とほほ…。

でも特典としてこのような素敵なマグカップとバッジをもらえたので良しとします。

まぁ幸いなことに、みのりん同志皆様の導きにより何とかご本人を目視できるくらいのところまで近づくことができたので、結果オーライです!!
(あのとき私を誘導してくれた皆様、本当にありがとうございました!!)

ライブ所感

ついにその時がやってまいりました。
時刻は夕方。
天候は超が付くほどのド晴天。
気温は夏日、28℃前後。
台風をもねじ曲げると言われたみのりんの晴れ女パワー、健在なり。

17:15、ほぼ時刻通りにみのりん登場。
うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
一気に沸き上がるボルテージ、高まるテンション。

さすがみのりん、最初にマイクトラブルっぽい何かがあったものの、そんなものはものともせず、場の熱気を保ったまま一気にライブスタートです。

久し振り~私にとっては昨年の夏以来~に見た野外で歌うみのりんは、それはそれは息を飲むほどの輝きを放っておりました。

虹色とも呼べるような鮮やかな装束を翻しつつ舞い踊るその姿。
弾ける笑顔。軽やかなステップ。
高い音域から放たれる、突き抜けるようなその歌声。

(うわ…、今日のみのりん絶好調だわ…)

MCにて「GWはとちてれ☆アニメフェスタに照準を合わせてきた」というようなことを仰いましたが、まさにそれ。「仕上がってる!」というのが私のようなライブ素人にもすぐに分かったのです。

そして何より嬉しそう!!

持ち前の美貌に満面の笑みが加わって、ご自身のみならず場のテンションを最高潮に持っていく、このパフォーマンスの無敵さよ。

私なんぞがこの拙い文面でどれほど書き散らそうとも、その凄さ、美しさは到底伝わりますまい。本当は皆様にライブの光景そのものを見せて差し上げたいくらいですが、ステージ撮影禁止につきそれは叶わず。絵にも描けない美しさとはまさにこのことです。せめてご本人のX(Twitter)投稿にて、そのビジュアルをどうかご覧くださいませ。

左側の方の写真がステージ衣装です。
この姿でステージ狭しと歌い舞う彼女の姿を想像してみてください。

なお隣に写っているグラサンの男性はYouTuberのよみぃさんです。彼は茅原実里さんステージの前にピアノによるアニソン演奏を披露されたのですが、何と茅原実里さんのステージにもその姿を現すこととなりました。その理由とは…。以下、続きをお読みください。

(ここからは私もファン目線全開で語らせていただきます。お見苦しい点もあるかもしれませんが、どうかご容赦くださりますようお願いします)

誰もが驚いた!!予想を軽く覆す、みのりんのとちアニライブセトリ

今回のライブのセトリ(セットリストの略、つまり歌った順番)は次の通りでした。

1.向かい風に打たれながら
2.Borderless journey
3.約束の絆
4.境界の彼方
5.輪舞-revolution
〜Encore〜
6.Paradise Lost(よみぃ × 茅原実里)
7.God knows...(よみぃ × 茅原実里)

以下、解説します。

1曲目「向かい風に打たれながら」と2曲目「Borderless journey」は共に「RAIL WARS! -日本國有鉄道公安隊-」(以下「RAIL WARS!」と表記)なるアニメ関連の楽曲とのこと。私はこのアニメ名前聞いたことくらいしかないのですが、ウィキペディアならびに公式ホームページを見る限りでは、民営化されなかった国鉄という舞台設定で鉄道公安隊に所属する高校生の主人公らが日々発生する事件に対し奮闘する…みたいな話のようですね。

それにしてもこのセトリ、私みたいなド素人はともかく、会場で私の周りにいたみのりんファン同志皆様も「???!!」って反応だったように思いました。「そう来るか!!」「それは予測できないわー!!」っていうような嬉しい悲鳴があちこちから挙がっておりました。予想外最高です。

向かい風に打たれながら
作詞:畑 亜貴 作曲・編曲:菊田大介 (Elements Garden) 歌:茅原実里

それにしても初っ端から熱い曲を持ってきたものです。夕刻とは言え、まだ初夏の陽射しが照り付ける頃合いを見越したかのようなこの選曲。始まっていきなり導火線に着火、テンション大爆炎の盛り上がりでした。

Borderless journey
作詞:畑 亜貴 作曲・編曲:齋藤真也 歌:鹿島乃亜(CV:茅原実里)

「Borderless journey」は「RAIL WARS!」にて茅原実里さんが演じた鹿島乃亜のキャラクターソングとのこと。この曲は「SANCTUARYⅡ」というベストアルバムに収録されています。

私はこのアルバムで本格的にみのりんの音楽世界に入門したので、私的には親しみの深い曲でした。後でみのりんのvoicy聞いたところによると、これ「Perfect energy」と同じ作曲者なのですってね。なるほどそう聴いてみると「確かに…!」って気がします。

良い意味で大方の予想を覆した「RAIL WARS!」からの選曲ですが、X(Twitter)でのファン同志皆様の中には「鉄道繋がりで、宇都宮ライトレール開業祝いの意図があったのでは!?」とこの選曲を分析された方もおられました。voicyでもそこまでは言及しておられませんでしたが、第1曲目に「向かい風に打たれながら」を提案した黒瀬さんには、もしかするとそのような意図があったかも知れないです。

宇都宮ライトレール(PHOTO ACより)

さぁ次は、何の曲?(←それ違うアーティストのネタだから)
次もまた、おそらくほとんどの方が正しく予見できなかったのではないでしょうか。

3曲目「約束の絆」。この楽曲は「境界の彼方」というアニメ作品にて、作中の妖夢討伐隊3名にて歌われる楽曲。そもそもみのりんがソロで歌う楽曲ではなかったはずなので、それを予測するっていうのはいくら何でも無茶ってものでしょう。みのりん、もしかしてファンのセトリ予想を木っ端微塵にして楽しんでるしょ?そうですよね??(褒め言葉)

しかも、その直前に披露された「境界の彼方」恒例ネタ「すっこすっこ」。
アニメ放映からもう10年以上が経過しているというのに、いまなお、この栃木ですっこすっこが見られるとは…うおぉぉぉぉぉ!!!

▲すっこすっこが分からない方はこの動画を見てみましょう。
(ニコ動で非公式だと思いますが掲載しちゃいます)

そして、すっこすっこからの~~~「約束の絆」!!

約束の絆
作詞:小田倉奈知 作曲:俊龍 編曲:高橋 諒 歌:妖夢討伐隊 栗山未来(CV:種田梨沙)名瀬美月(CV:茅原実里)新堂 愛(CV:山岡ゆり)

いやもうこれ意外過ぎて。私なんて最初のサビ聴くくらいまで、何が起きたのか分からなかったから!!私の周りのみのりんファン同志もかなり騒然としてました。「境界の彼方から何かしら持ってくるとは思ってたけど、まさかそれ!?」って感じで爆盛り上がりしてました。あぁっみのりん、もっとやって!!その勢いで我々の予想をめちゃめちゃにして!!(変態)

なお、みのりんのvoicyによれば「約束の絆」の他に「NO LINE」(後述)という曲も候補にあがっていたそうです。私的にはそっちも是非聴きたかったところですが、どちらであれ予想できる人はほぼいなかったでしょう…。

4曲目「境界の彼方」。3曲目に引き続き、アニメ「境界の彼方」より。こちらはオープニング主題歌です。

境界の彼方
作詞:畑 亜貴 作曲・編曲:菊田大介 (Elements Garden) 歌:茅原実里

この曲は茅原実里楽曲としてはド定番もド定番。おそらく多くの方がこれをセトリ予想に入れていたことと思いますが、ここまで1~3曲であまりにも予想を外してきたため、ここでいきなり正統派のストレートど真ん中にブチ込んでくるとは、これまた意表を突かれたかも。

なお、CDではこれのカップリングとして収録されているのが同アニメ作品の劇中歌である「NO LINE」。めちゃめちゃスピード乗った激しい曲なので、これホント生歌で聴きたかったです。

5曲目「輪舞-revolution」。アニメ作品「少女革命ウテナ」のオープニング主題歌であり、みのりんにとって大先輩である奥井雅美さんの楽曲なのだそうです(私いままでこれみのりんの楽曲だとばかり思っていたのですが、何でそう思い込んでいたのだろう…?)

▲奥井雅美さんの公式YouTubeより
(茅原実里さんの見つけられませんでした…)

輪舞-revolution
作詞:奥井雅美 作曲:矢吹俊郎 歌:奥井雅美(カバー:茅原実里)

「れっぼりゅーしょん!!」いやもう叫んでましたよねこれ。私はライブで生でこの曲を聴くの初めてだったと思いますが、何でだかブレードの振り方から叫ぶタイミングまでおよそ知ってたかのようにできちゃったのですよ。何でだろう?もしかして、過去に何かで見てたのかなぁ!?

これを歌ってた時のみのりんはもうお世辞抜きに神がかっていたというか、歌にも踊りにも一部の隙もないというか…。奥井さんに対するリスペクトがそのパフォーマンスを引き出したのかもしれないし、久々に声出し飛び跳ね上等という状況がみのりんをここまで燃えさせたのかもしれないです。とにかく凄かった。そんな凄い勢いのライブがこのまま終わるはずもなく、歌い終わりステージ袖に引っ込むや否や巻き起こるアンコールの大合唱。そして登場してきたのは…。

先ほど茅原実里さんの前にもアニソンのピアノ演奏を披露した、チャンネル登録者数220万人のYouTuber、よみぃさん!!

そしてその後に登場してきたのは、もちろん我からが茅原実里さん!!

せっかくなのでコラボする?やっちゃうか?やっちゃおう!
…みたいなテンションで、アンコール第1曲目はこの楽曲!!

6曲目「Paradise Lost」。うわーここに来て茅原実里最アツ曲を持ってくるかよ…!!しかもよみぃさんの演奏はピアノ1本。みのりんにとっても初めてという、ピアノソロで歌うパラロス!!

▲上記YouTubeは過去ライブで歌われたときのものです。

Paradise Lost
作詞:畑 亜貴 作曲/編曲:菊田大介 歌:茅原実里

さすがにこの曲はいくら私でも分かる!!ライブはそんなに行ったことない私ですが、この曲はもう何百回再生したことか。ライブ映像見て何度家の中で(家族にバレないように)叫んだことか。いまここ宇都宮の地で、周りを同志皆様に囲まれながら一緒にブチ上がるこの高揚感よ。

そして最大の見せ場は2番の終わりからはじまる間奏からのCメロ。
最もキーが高いところから一気にぶっ放される超絶の咆哮。

Lost ~ the ~ pa ~ ra ~ dise ~ Ah ~ Ah ~ Ah ~ Ahaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa--------!!!!!!!!!

いやぁ…決まったなぁこれ…!!と私は思いました。
聴きながらあまりの感動に放心状態になってしまい、その後の記憶があまりありません(泣)。

こんな小学生の作文みたいなことしか書けなくて、みのりんならびにファン同志の皆様には本当に申し訳ない次第ですが、いやもうこれ伝えられないんですって!!本当に!!この歌の凄まじさは一度観てみないと分からない。たとえライブの動画を見たとしても、目の前であの発声を、あの絶唱を目の当たりにした時の衝撃はとても言葉に出来ないです。

よみぃさん、こんな方の横でよくちゃんと演奏できたものです。しかも譜面を観ることもなく(これにはみのりんもビックリ!)。かつてはみのりんの歌をよく聴いてらしたとのことですが、ご本人の間近でパラロスを演奏する機会に恵まれようとは思いもよらなかったことでしょう。とちてれ☆アニメフェスタに無限の感謝ですね!!

7曲目、今度こそが本当のラス曲。そこに持ってきたのが、まさかまさかの「God knows…」
この楽曲はアニメ作品「涼宮ハルヒの憂鬱」の一節「ライブアライブ」という話にて、文化祭で演奏できなくなってしまった軽音楽部の部員に代わり、涼宮ハルヒと長門有希が残りの部員と共にステージに立ち、ライブを行なうエピソードにて披露される歌です。

劇中でこの曲を歌うのは涼宮ハルヒ(CV:平野綾)、ギターを弾いているのが長門有希(CV:茅原実里)なのですが、それをまさか茅原実里さんがここで歌うとは…。

(注:この動画は「角川公認MAD」という扱いにて、かつて角川が公認したことになっているようです。これについての詳細はYouTubeサイトならびに以下のリンク先をご参照ください)

God knows…
作詞:畑 亜貴 作曲・編曲:神前 暁 歌:涼宮ハルヒ(CV:平野 綾)
カバー:茅原実里

まさかまさかのですよ!やっぱりみのりん、みんなのセトリ予想吹っ飛ばす気まんまんでしょでしょ!!過去にライブでやったことがあるそうですが、それでもこの日にこれで来るとは予測できますまい。voicyでは文化祭に絡めてこの曲になったようなお話しをされてました。まぁ確かにそう言われると筋が通っているような気がしますが…。

ソウル全開のパワフルな勢いが特徴の平野綾さんに対し、みのりんの声質は高くて綺麗で美しい。それがよみぃさんのピアノと合わさることで、「God knows…」が気高さを帯びた神曲へと昇華されていく。どちらがより良いかではなく、どちらも良い。でもみのりんが歌わなかったら、この曲にこんな良さがあるなんて思いもしなかったと思います。音楽は深い。そしてライブは何が起きるか分からない。

ひとつひとつの楽曲について思ったことを書いていたら、すっかり長くなり過ぎてしまいました。とにかく今回のとちアニライブ、ひとことで総括するならそれはもう「予想外」としか言いようがありません。

セトリの内容も、
当日のあまりのピーカンと暑さも、
(翌日だったら曇りだったからね)
みのりんのあまりにも絶好調過ぎる仕上がりも、
スタート直後いきなりマイクの音が出なかったことも、
すっこすっこも、
YouTuberよみぃさんとのコラボも、

こんなに予想外尽くしのライブがあっていいのか。
いや、これが茅原実里ライブの在るべき姿なのか。


ちなみに蛇足ながら、私が予想していたセトリをここに公表しましょう。

《ちとせあーくが予想していたセトリ》
1.TERMINATED
2.境界の彼方
3.会いたかった空
4.Paradise Lost
5.みちしるべ
6.雪、無音、窓辺にて。
※順番は特に予想してないので適当です。

2曲しか当たってないでやんの!!一応アニソンまたはキャラソンに絞って、みのりんライブのセオリーに(一応)則ったつもりで私の脳内AIが予想した結果です。まぁ、まぁ、当たらないも八卦っていいますしっ!!

でも今回、X(Twitter)見てたら「そんなん予想してなかった」的な書き込みが多かったように思いますよ?(言い訳)

どうしてそうなったのか。その理由は…。

みのりんのvoicyを聴きながら振り返り

茅原実里さん公式voicy「セトリの作り方」にて、なぜなぜどうして今回このようなセトリになったのかがご本人の言葉で語られています。少し引用してみましょう。

フェスだと、日本でも海外でも、万人がなるべく茅原実里の知っている曲、盛り上がってくれる曲を選びがち。だからねー、楽曲が偏ったりして、いつも同じような構成になっちゃったりとかね…しがち。うん。後は自分が好きな曲を選びがち、とかね。そう、「お客様が求めているものを歌いたいっ!」こう思うあまり、常にこう安牌を取ってしまうから、意外性がなくなっちゃったりとかしちゃってね。

茅原実里さん公式voicy「そんなこんなで、茅原実里です」2024.5/8放送回より引用

これは確かにそう思わないこともなくて…。私は茅原実里さんのライブって数えるほどしか行ったことないんですが、DVDやBDなどで映像が販売されているものはそれなりに見てたりします。それを重ねて繰り返していると、何となく「あぁこれが定番曲だな」とか「アニメ関連でのセトリ予想ならこれ入れとけば鉄板やな」とかいう風に半ば条件反射で考えてたりしました。いやもうこれ、ずっとこれまで応援してきたファン同志皆様からしてみたら、「お前ごとき素人がんなこと言うの10年早いわボケ!」って感じですよね?

でも私が思っていたようなそんなこと…「マンネリ感」って言っていいのかどうか。そんなことを茅原実里さんご本人も感じておられたのですね。

本当、私は自分をなかなか俯瞰から見ることが出来ないなぁって。結局こう主観でね、自分好みのもので組み立てようとしてしまいがち。
(中略)
だから今回黒ちゃんと考えながらいろいろこうディスカッションしてね、共感したものを取り入れて、並べて客観的に聴いてみると「めちゃめちゃいいセットリストだな」と。で実際に歌ってみると自分もドキドキするしワクワクするし、早く本番来ないかなっていう。すごい歌ってて楽しくて。

茅原実里さん公式voicy「そんなこんなで、茅原実里です」2024.5/8放送回より引用

どうしてこのようなセットリストになったかについてはvoicy放送のこれの前の章「コラボしたいきさつとセトリ解説」で語られているのですが、今回は茅原実里さんご本人が自分で何もかも決めたわけではなく、黒瀬さんがアイデアの面で介入されたみたいですね…(初っ端を「向かい風に打たれながら」にした経緯など)。茅原実里さんはキャリアの蓄積と共に「セトリも衣装も自身で決める」という意向が強かったとご自身で語られていますが、今回はそこを外側からの視点も含めて構成された部分があのような予想外セトリに繋がったと思われます。

で、あれが予想外と思ってたのは私だけじゃなかったようで。

でー。本番が終わって、お客様の反応を見てみると、「今回のセトリ凄い意外だった!」とか「良かった!」「これ歌うんだったら行けばよかった!」っていうような声が多くてすっごく嬉しかったね!うん、あぁ、これがいい意味で「裏切る」っていうことなのかもしれないなぁって思って。

茅原実里さん公式voicy「そんなこんなで、茅原実里です」2024.5/8放送回より引用

今回「どうせアニメがメインの30~40分のミニライブでしょ?」って思っていた方は少なからずおられたと思います。ってか私がそう思ってました。いやこれ、本当に裏切られましたよね、いい意味で。

そういう意味では今回のとちアニライブ、単に茅原実里さんの地元に対するリップサービスのみならず、夏の河口湖ライブ“Historical Parade”の方向性を大きく左右する契機になったのではないかと、そんな風に思う次第です。

今まさにね、今年の夏、デビュー20周年記念のライブがあります。そのセトリ会議に向けて毎日、毎日練っている最中なの。だから今回の経験もね、プラスに取り入れながら、お客様みんながドキドキワクワクできるような素敵なセットリストを組めるように頑張っていきたいと思います。

茅原実里さん公式voicy「そんなこんなで、茅原実里です」2024.5/8放送回より引用

みのりん、今回の経験もプラスに取り入れるって!!
いや~これ、セトリ予想もドキドキワクワクやぞ…。

以上、宇都宮からお届けしました!

さて、固い話(?)はその辺にして!!
宇都宮だよ宇都宮!!
ここは宇都宮だよー!!!

今からやぞ!!

宇都宮に来て、餃子を食わずに帰れるか!?

食らえ!!チーズフォンデュ餃子じゃー!!

いやー飲んだ食べたいっぱいお話しした!!

現場でたくさん拍手&コールして、
ブレード振って飛び跳ねた後は、
ファン同志と一緒に「今からやぞ!」し、
ライブの感想戦など語り合って、
現地の料理に舌鼓を打ち、美味い酒を飲む!!
ここまでが、ここまでがライブだっ!!

お付き合いしてくれた皆様ありがとうございました!!

みのりんファン同志の皆様、次はおそらく、河口湖でお会いしましょう!!
(了)

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