検証編第2回は魔法反射エンチャについての検証結果です。
鍛冶ハンマーの移植講座を書く前に未投稿分の投稿は済ませておきたい為、前回からそれほど間を空けずの投稿となります（あと今回はだいぶ短いｗ）。

①魔法反射エンチャとは？

MMA(h)にはPlus拡張限定のエンチャントとして「魔法反射」が存在することはご存知の方もいるかと思います（この講座でもヤカテクト関係で過去に触れたかと思います）。
ところでこれ、実際に機能するんでしょうか？　それとも未実装でしょうか？　何だか気になってはきませんか？

if ( val == 60 ) {
	s = lang("深い音色で聴衆を酔わす", "makes audience drunk with haunting tones.")
	displayencpower 4, 0
	return
}
if ( val == 61 ) {
	s = lang("神に対して強力な威力を発揮する", "inflicts massive damage to Gods.")
	displayencpower 4, 50
	return
}
if ( plusextended ) {
	if ( val == 62 ) {
		s = lang("魔法攻撃された時、相手にその属性のダメージを与える", "deals magic damage to the magic attacker.")
		displayencpower 4, 50
		return
	}
}
return

②レッツ検証

検証してみましょう。
まずは魔法反射をPlus拡張時以外でも有効にします。

	if ( val == 61 ) {
		s = lang("神に対して強力な威力を発揮する", "inflicts massive damage to Gods.")
		displayencpower 4, 50
		return
	}
	// 検証用 魔法反射をPlus拡張有効時以外も使えるようにする。
/*	if ( plusextended ) {
		if ( val == 62 ) {
			s = lang("魔法攻撃された時、相手にその属性のダメージを与える", "deals magic damage to the magic attacker.")
			displayencpower 4, 50
			return
		}
	}*/
	if ( val == 62 ) {
		s = lang("魔法攻撃された時、相手にその属性のダメージを与える", "deals magic damage to the magic attacker.")
		displayencpower 4, 50
		return
	}
	// 検証用 ここまで
	return

もちろんこれだけでは魔法反射付きの装備は自然生成されません。願いに「魔法反射」を追加して、魔法反射が付与された盾を強制的に生成しましょう。下記のようにitemcreateで生成後、エンチャID:62（魔法反射）を強度500で付与しています。あと面倒なので入手時点で鑑定済フラグを立てています。

if ( gdata(828) ) {
	if ( inputlog == "魔法反射" | inputlog == "magic reflection" ) {
		flt
		itemcreate -1, 451, cdata(1, 0), cdata(2, 0), 0
		encadd ci, 62, 500 // 魔法反射(強度500)を追加
		inv(8, ci) = 3 // 鑑定済
		txtef 5
		txt_select -1, lang("足元に" + itemname(ci) + "が転がってきた。", "" + itemname(ci) + " appear" + _s2(inv(0, ci)) + "."), "", "", "", "", "", "", "", ""
		txtgod godcheck(), 2415
		return
	}
}

③実際に願ってみた

実際に「魔法反射」を願ってみると魔法反射付きの盾を入手できました……が、どうやら効果は未実装のようです。実際に装備して魔法攻撃を食らってみましたが、魔法反射等の効果が得られた様子はありませんでした。

④結論

MMA(h)のPlus拡張モードの魔法反射エンチャは機能しないことが判明しました。Plusの方も見て移植できないか考えてみましたが、それも難しそうな様子でした。
（それにエンチャ追加すると生き武器のリストがズレるという別の問題が……）