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この年でライターを名乗るとは夢にも思わなかった

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タイトルの題名通りです。 アラフィーのおばちゃんがひょんなことからライターを始めたいきさつをずらずらと書き連ねただけの回顧録ですが、もしよろしければどうぞお読みくださいませ。
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#仕事

大昔に諦めた「書く」仕事をなぜか今やっている

大昔に諦めた「書く」仕事をなぜか今やっている

今だから言うが、若い頃は記者や編集者などの「書く」仕事に強い興味があった。

ただ、低学歴で特に才能もない自分がその仕事に就けるとは思わず。しかし、今は私ごときでもライターになれるのだから、本当にハードルが下がったというか時代が変わったというか。そんな未来が来るとは思いもしなかった。



「ライターになりたい!」とか「編集者になりたい!」などの希望や目的をはっきり抱いていたわけではない。

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Webライティングのお仕事でシニアが有利だと思う点について

Webライティングのお仕事でシニアが有利だと思う点について

個人的意見だが、Webライティングはシニアにとって比較的有利に仕事ができるフィールドだと思う。

その理由は、私自身がクラウドソーシングのランサーズを利用し、能力も体力も自分よりはるかに勝る若い人たちに混じって仕事をさせて頂いている中で常々感じている、シニアゆえの数々のアドバンテージと実力第一のこの業界の実情がマッチしていると思えるいくつかの点にある。

・パソコン(スマホもあり)があれば無料

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「納期厳守」と「報連相」は当たり前ではないのか

「納期厳守」と「報連相」は当たり前ではないのか

先日、初めてクライアントと報酬価格の交渉というものを行ってみた。

これまでは労力に見合わない仕事を請け負ってしまった場合、とりあえず受注した分は割に合わずとも報酬以上の仕事を完遂した後にその仕事を降りるというケースでやってきたが、この間どうしても納得のいかない状況となったため、いつもと同じように仕事を降りようとしたところ、クライアントに強く慰留された。そこで、ダメ元で報酬のUPを申し出てみたらな

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「苦役」ではない仕事なんてこの世にあったんだ!と驚いた話

「苦役」ではない仕事なんてこの世にあったんだ!と驚いた話

就活の頃、「仕事は死ぬほど辛いのが当たり前。辛くない仕事なんてどこを探してもない」と誰もが口をそろえて私に言ったので、今に至るまでずっとそんなものだと思っていた。

これまでパワハラセクハラ深夜残業などなんでもありのブラックな職場ばかりを経験してきたが、どんな理不尽な思いがあってもそれが当たり前だと受け止めていた。そのせいで体を壊したことも多々あったし、辛くなかったといえば真っ赤なウソになるが、そ

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無題

我が子にはビルゲイツ以上の才能がない人間がフリーになるなら、まず、組織での宮仕えとして自分の思うようにならない理不尽な世界に身を置き、社会の不条理を知れ、それでもフリーになりたいなら1年は無収入でも生きていけるだけの貯蓄か、安定収入のある配偶者を作り、その扶養家族になることも視野に入れろと常々言っている。これは実感として思っているからこそ強く言っている。

自分が実際にその立場になってわかったこと

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この年でライターを名乗るとは夢にも思わなかった(8)

この年でライターを名乗るとは夢にも思わなかった(8)

今日はいつもの回顧録ではなく、現在の心境とか迷いなどについて思いのままにつらつらと書いていく。

50を前にして博打のような世界に飛び込んでしまった大馬鹿者の話

大抵の人は年を重ねると慎重になる。人生経験とともに失敗も重ねて先の事がある程度予測できる学習能力が身につくのだ。

若い頃の私は「人生は博打だ」が口癖で、進んだ先でどんな世界が待ち受けてもなんとかなるさという楽観的な気持ちがあった。

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迷いが生じている今敢えてペースを落とす決心をした

最近意識高い系のエントリーが続いているが、その言葉とは裏腹にモチベーションが下がっている。だから敢えて向上心を高める意味で一連のエントリーを書いていたという部分が大きい。

今になって今後の方向性で心が揺れ動いている。当初の目的からだんだん違う方向に物事が進み始めたからだ。

実はライターを始めた理由ついては2日ほど前のツイッターで書いている。

ライターを始めた理由はただ「お金の不安を解消す

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ライター交流会レポート(地方ライター編)

ライター交流会レポート(地方ライター編)

9日の静岡ライター交流会では地方のライターや編集者などのこれからについても話し合われました。では早速本題に入ります。

宮脇淳さん(編集プロダクション「ノオト」代表) 「ノオト」の主な業務・品川経済新聞、和歌山経済新聞などの地方経済情報発信・ライター交流会主催・各種メディアのライティング・編集などを受注

宮脇さんの故郷でもある和歌山ではなんと「コワーキングスナック」なるものを開店。地元で主に情

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仕事における自分の「価値」は他者が決める

仕事における自分の「価値」は他者が決める

「仕事における自分の『価値』は他者が決める」

それは、かつて新卒で就職した会社で、私がいやというほど叩き込まれた概念だ。その概念は今も私の心の真ん中にしっかりと根を張っている。そして仕事をする期間が長くなるほど、その言葉の重みが増している。

そんな、この仕事に対する私の考えを、備忘録として何回かに分けて書いていきたい。

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「本当は家事が嫌い」と認めたらすごく心が楽になった話

「本当は家事が嫌い」と認めたらすごく心が楽になった話

「私、本当は家事が嫌いです」

26年も主婦やっていて今さらですが、最近やっとそのことを素直に認め、人にもそのことを言えるようになりました。(ブラボー!)

以前の私といえば、

「仕事を辞めて家庭に入った以上しっかりやらなければ」

という義務感に加え、良妻賢母の鑑のような母を持ち、なにかにつけて「長女なのだから私の代わりに家事ができるようになりなさい」と徹底的に家事を仕込まれた長女として、

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「楽に働きお金を稼ぐ」ことに罪悪感を覚える必要はない

「楽に働きお金を稼ぐ」ことに罪悪感を覚える必要はない

この仕事を始めてから1年半ほど経った頃から、労力以上の収入が得られるようになった。

もちろん、これ1本で食べていくと考えればまだ全然足りないのだが、家計を助ける、あるいは老後に備えて貯蓄するという目的なら十分な収入を、家にいながら得られるのだからとてもありがたい。

バイトやパート、あるいは正社員で同様の金額を稼いでいたころは、たくさんの嫌なことを我慢し、頑張って頑張って働いてその収入だったのだ

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多少余裕が出来た今だからこそ「質重視&省エネ型」の方向でやっていく

多少余裕が出来た今だからこそ「質重視&省エネ型」の方向でやっていく

今日は仕事が途切れて思いがけず休みとなったので、ほろ酔い加減のまま思い付きでこのnoteを書いている。だから多少文脈が乱れていることをお許し願いたい。

何度もしつこいほど言うが、私は安定の遅筆である。人の倍、いや3倍は執筆に時間がかかっていると思う。

当然、そんなに稼げてはいないが、扶養内パート程度稼げれば御の字だと思っているのでそんなに焦っていない。

なぜなら、子供が自立してからというもの

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バッシングが嫌なら書く仕事を辞めるしかない(自戒です)

バッシングが嫌なら書く仕事を辞めるしかない(自戒です)

最近とみに感じているのは、人の記事を読むと書き手のプライベートな部分がなんとなく察せられるということだ。

好きなものや嫌いなもの、物事に対する考え方、普段の言葉遣い、そしておおよその年齢……そんなものがなんとなく透けて見えるのだ。

多分、私の文章を読む人も、私が人様の文章を読んで感じているのと同じことを察しているだろう。

特に私は歯に衣着せずに物を言うほうだから、それを嫌う人も多いだろうとい

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まず信用。お金は後からついてくると思っている

まず信用。お金は後からついてくると思っている

個人事業主を名乗るようになり、同じような立場の人のアカウントをフォローし始めてからというもの、幾度となく稼ぐためのノウハウについてのつぶやきが流れてきた。

もちろん、「なるほど!」と膝を打つようなものも結構あったし、実際に参考にしたノウハウもある。それをもとに単価交渉をして成功したことも失敗したこともある。

しかし最近継続案件が増えてきた今実感として思うのは、小手先のノウハウはかえって割に合わ

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