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年配者による「旦那さん放っておいて大丈夫?」の裏にある心理とは?

結婚後、私がたまに夫抜きで飲みに行ったり、休日に一人で出かけると、私よりもさらに年配の方によく言われる言葉があります。

「旦那さん放っておいて大丈夫?」

この言葉、年齢が高い方ほどよく言うんですよね。

実際には、昔は子育て、今は在宅の仕事で家にいることが多いため、年に5日も夫在宅中に家を空けることがないんですけどね~だから正直言えば、

「は? よけいなお世話ですわ。ホホホ……」

と、その人の前で露骨に冷笑したいところです。

既婚者になって以来、最低でも年に1~2回ぐらいはこの言葉を言われてカリカリしてきましたが、この年になり、そのような言葉を口にする人の背景がようやく見えてきました。

そこで、今回は、ある意味時代錯誤ともいえる、その言葉を発する年配者の人物像やその背景について、独断と偏見による考察を入れてみようと思います。

目次
■年配者は男尊女卑の考えを刷り込まれている世代
■固定観念1:「妻は家を守るべき」
■固定観念2:「妻が夫を置いてひとりで出かけるのはけしからん」
■固定観念3:「妻は一人で出かける時夫に許可を取らねばならない」
■年配者は強烈な男尊女卑の薫陶を受けている

◼️女性の場合は嫉妬が絡むマウンティングに
■まとめ

■年配者は男尊女卑の考えを刷り込まれている世代

「旦那さん放っておいて大丈夫?」という年配者は、男尊女卑が色濃く残る時代に大人になったため、そもそも考えが古いのです。

私もまた年配者ですが、自分の楽しみの為だけに、幼い子どもだけで夜に留守番させる……などのネグレクトは別として、夫や成長した子どもを置いて一人で出掛けるぶんには全く問題ないでしょう?と思います。

でも、私より年上の人、特に年配の男性は、世の妻が夫の「許可」もなく、自由に外出するべきではないという固定観念をお持ちの場合も多いようです。実は、私の父がまさにそのタイプです。

■固定観念1:「妻は家を守るべき」

男女を問わず、年配の人は「妻は家を守るべきだ」という固定観念を持つ人が未だ多いという現状があります。なぜなら、その人たちの親は家父長制が健在だった明治・大正〜戦前の生まれの人であり、自身もその親の影響を色濃く受けているからです。

だからこそ、特に男性は、自分のことを棚に上げて妻の行動を制限することが人権侵害だとは露にも思わず、よその妻の行動にまでよけいな口を出してくるのだと思います。

固定観念2:「妻が夫を置いてひとりで出かけるのはけしからん」

これは、女性の中に呪いのように存在している概念です。

年配女性は、親や世間から、夫や夫の親に従順に仕えるように教育されている人も多いです。また、妻、あるいは母になった瞬間から自由が奪われるのは当然だと思っている人も多いです。

もちろん、今でも結婚は一種の法的契約であり、不倫は法律違反となります。そのような意味ではある種の束縛は存在します。

現在は夫を置いて一人で出かける中高年女性が増えていますが、それでも女子会などで泊りで出かけるとなると、家族や親族、あるいは他人の目が気になる人が多いのではないでしょうか。実は私もその一人です。

私もまた、戦前生まれの親に「女は家を守るべし」という薫陶を受けてきた一人なのです。その呪いは今も心にしっかりと突き刺さり、死ぬまで抜くことはできないかもしれません。

■固定観念3:「妻は一人で出かけるとき夫に許可を取らねばならない」

若い人からすれば信じられない話でしょう。もし、若い世代でこのような考えを持つ男であれば、それはとんでもないDV・モラハラ夫。女性はそのような夫から一刻も早く離れる必要があります。

これに関しては、夫は行先さえ告げておけば全く問題なく快く送り出してくれます。しかし、父や知り合いの年配男性にそれを言うと驚かれます。

そのような男性が私にいちゃもんをつける様子をよく観察していると、実際に妻の行動を制限している、あるいは制限しなくても妻が出かけると不機嫌になり、駄々っ子のように妻を困らせているであろうことが、言葉の端々から透けて見えてしまうのです。

■年配者は強烈な男尊女卑の薫陶を受けている

しかし、それも仕方ないのかもしれません。年配の人は、女性の選挙権がなかった明治・大正生まれの親からガチッガチな男尊女卑の教育を受けています。

また、結婚する時、私の年代以上の女性には「夫を支えてしっかりと家を守るように」という旨の言葉を親に言われた人も結構いるようです。実は、50代に入ったばかりの私ですら、結婚するにあたり、親からそのような言葉を言われています。

そのため、妻自身もある種の閉塞感を覚えながらも世の中のそのような風潮をなんとなく受け入れており、既婚女性が家を空けて出かけることに、強い罪悪感があります。

つまり、私がごくたまにでも自由に家を空けて一人の時間や夫抜きで友人との交流を楽しんでいることは「誠にけしからん」ということになります。

◼️女性の場合は「嫉妬」が絡むマウンティングに

また、「理解のある旦那さんでいいわね〜」と始まり、「うちではそんなことは許されないわね〜」などと、実に嫌味ったらしく言う女性もいます。その棘のある言葉から透けて見えるのは紛れもなく「嫉妬」。女性同士の不毛なマウンティングにほかなりません。

それが手に取るようにわかってしまう理由、これまでの人生で散々女性同士のマウンティングに揉まれ続けた結果、私にもまたそのような暗い感情を腹の中に持っているからなのです。(冷笑)

■まとめ

今回は、私自身がかねてから違和感を覚えていた「旦那さん放っておいて大丈夫?」という言葉の心理的背景を、勝手に推測してみました。

しかしながら、私自身もまた年配者と呼ばれる身。おそらく若い世代の方からは色々と批判的なことを言われていることでしょう。けれども、嫁姑がその世代間ギャップゆえに分かり合えないように、若い人たちと完全に意気投合することは極めて困難だとあきらめています。

逆に、ある種よけいなお世話な年長の方の言葉にカチンと来ても、柳に風でうまく受け流し、その言葉に振り回されないようにしたいと思っています。

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大岩楓

パートタイムWebライターやってます。

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