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薬疹・一難去ってまた一難

ピロリ菌除去薬を全て飲み終わった後の土曜日あたりからポツポツと手足に赤い発疹が出てきた。最初はあせもかなにかかと思っていたが、時間の経過と共に手足の発疹が増えて明らかなじんましんになってきたため、もしや薬の副作用か?と思って主治医に電話。すると「薬疹の可能性が高いのですぐ来てください」との事だったので、とりあえず病院に行った。

主治医の診断結果はやはり「薬疹」。おそらく除去薬の中の複数の抗生物質のどれかがあてはまるとの事だったが、今後その種類を服用すればアナフィラキシーショックなどの重篤な症状になるため飲めないと言われた。
なんてこった・・・orz

ピロリ菌の薬ってどれだけ強いんだ?それまで同じ成分の抗生物質を飲んでもその兆しすらなかったのに、ピロリ菌除菌薬で一気に一生分のアレルゲンの容量を越してしまうとは・・・いや、長く生きれば遅かれ早かれこういう日が来るのだろうから、体力にまだまだ十分余力がある内に薬のアレルギーが見つかり、早めの対処ができる事が幸運だと思うべきか・・・どちらにしても悩ましい話だ。

その後アレルギー症状を抑える点滴を打ってもらい、薬を処方してもらって飲んでいるため少し症状が治まってきたが、まだ見た目に目立つ程度の発疹はばっちり残っている。

症状自体は、少しかゆみはあるが我慢できないというほどでもない。でも腕やももなど結構広い範囲に発疹が広がっているので不安ではある。

幸か不幸か、除菌薬を飲み終わるまで異常はなかったので全部飲みきっている。あとは除菌がちゃんと行われたかどうかを3か月後に検査するわけだが、その結果除菌に失敗しても次の除菌のチャンスはほぼないということなので、ある程度腹をくくって開き直るしかないということになる。仮にチャンスがあっても除菌できるかどうかもわからない状況の中でこれ以上アレルギー症状を悪化させるのは本意ではない。まあ、除菌が成功している可能性の方が高いので今はなんとも言えないが・・・

そもそもピロリ菌は胃がんのリスクを限りなく低くする一方で、治癒率が低い食道がんや逆流性食道炎のリスクは高まるというのだから片手落ちな治療法と言えなくもない。それにピロリ菌主であっても7割はがんを発病しないまま一生を終えるのだからもう、仮にピロリ菌除去に失敗しても「食道がんのリスクを低減してくれる菌と一緒なのだから大丈夫♪」と発想を転換し、出来るだけ他の要因で胃がんにならない生活をするしかないと思う。

それにしても、ここ数年でびっくりするほど病気や異常が見つかり辟易している。どれもすぐに命にはかかわらないものとはいえ、一生、または長くお付き合いするものばかり。今は最低限の出費で済んでいるとはいえ医療費だって馬鹿にならない。そう思うと先が思いやられて思わず天を仰いでしまった。

とりあえず、今コンスタントに摂っている梅干しやシロップ漬けした梅果実、普通のヨーグルトやブロッコリー本体に加えてLG21ヨーグルトとかブロッコリースプラウトなど、アレルギー発症とかピロリ菌を減らす食品を定期的に食べた方がよさそうだ。はぁ~(深い深いため息)

ああ、薬疹について調べていたらこんな時間になってしまった。寝不足こそが体を悪くするというのに。だめだね。ネガティブ思考はもうやめにしよう。なってしまったもんは仕方ないし、落ち込むよりはいい方に物事を考えた方がよっぽど健康的だ。

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