講座をやるとしたら

実現はしませんでしたが、東洋占術の基礎について総合的に学べる講座シラバスを実は考えてました。
眠らせとくのも勿体ないので、投下します。

↓以下全文↓

【東洋占全般講座】

◆本講座の概要
・東洋占いという表現だけでは、馴染みが薄い人も少なくないだろうが、日本やアジアの文化圏で生まれ育った人であれば、東洋占いに親しむ素養には十分触れているはずである。
・本講座では、東洋占いという視点から、日本をはじめとする東洋思想の潮流を概観しつつ、講座を通して得た知識を基に、東洋占いに親しみその面白みを堪能することを主な狙いとする。

◆学修到達目標
・東洋占に関する東洋文化について、基礎となる概念(陰陽五行)を理解している。
・日常に溢れる文化について、東洋文化の視点から興味を持つことができる。
・東洋占に必要な基礎となる概念(陰陽五行)を基に、初歩的なな占いを実際に行うことができる。※初歩的な占いとは、アプリやサイト、本等を用いて、必要なヒントを導き出せる状態を想定。

◆受講条件
・早稲田大学占い研究会所属の方。又は、講座受講を機にサークルに所属する意思のある方。
・生まれ年を公表できる方。(公表できない方でも、参加の仕方は考慮しているので遠慮せずご参加下さい。)

◆講座形態
・単位を授与する講座ではない為、試験はないものの、適宜グループワークによる発表を行うことを前提とする。可能であれば、最後の時間で、占った結果に対する全体発表と公評を行いたい。
・座学だけではなく、隣の人同士や複数人、受講者の五行性質(木、火、土、金、水)によって、適宜グループワークも取り入れたい所存である。

◆講座カテゴリー
「講座名」
・端的な紹介
(詳細)

◆東洋占教養基礎①
「東洋ってそもそもどこですか?」
・東洋≒中国?中国文化じゃなくて、わざわざ東洋文化って書くのはなんでだろう?
(中国という国の歴史は複雑であり、またシルクロード文化も交えると、東洋と呼称される範囲とその歴史は極めて密度が高い。それらを分別した視点によって、東洋というものについて議論が可能になる)
◆東洋占教養基礎②
「陰陽五行の世界にようこそ」
・桃太郎には陰陽五行が溢れている?日常に溢れる陰陽五行に触れて感じて味わってみよう!
(昨日の晩ごはんの五行バランスはどうだったでしょう?陰陽五行を具体的にイメージするには身近な材料がオススメ。一方で、童話や民俗譚には陰陽五行の影響を受けたものが多数あり、国家公務員であった陰陽師達は命懸けの勝負をしていたりもしました。身近なのに奥深い。そんな世界へようこそ!)

◆東洋占実践基礎①
「易占いをやってみよう・卜占」
・占うだけなら超簡単?グーグル先生を活用する為に必要なこと
(アプリで直に占えて、しかも読み解くヒントまで分かる。インスタントに易を接種しつつ、敢えて手間をかけてみるやり方も教えます。理論派?それとも感覚派?自分に合った易のやり方を確認してみませう。【実は、タロット占いの学び方にも活用できます】)
◆東洋占実践基礎②
「生まれ年で分かる性格・命占」
・生まれた年にも五行性質がある!?有名なあの人は何だろう?
(本命星って聞いたことありますか?生まれた年にも五行はあります。有名人を参考に、五行へのイメージを膨らませましょう)

◆東洋占教養応用①
「万物は五行で説明できる?」
・生まれ年の五行性質毎にグループを作ります。それぞれの五行の性質についてグループで話し合ってみましょう。
(同じ五行性質を持つ人同士でその五行あるあるを語り合ってみましょう。そして、グループの人達に共通する要素を書き出して、擬人化してみませう)
◆東洋占教養応用②
「なんで、節分に豆をまくの?」
・何故、節分に豆をまくのか。各五行性質者をバランスよく配分したグループに分かれて考えてみましょう。
(五行が擬人化されたことで、五行のイメージが膨らんだと思います。考察結果を発表する際に、グループワークに取り組む際、誰がどんな役割をしたかを振り返ることで、五行のイメージを体験してみましょう)

◆東洋占実践応用①
「易の情景をイメージしてみる」
・実際に立てた卦について、分析しながら、占いの結果について根拠を基に考えてみましょう。
(デモ鑑定を行い、その結果(卦)についてどのように考えればよいかを、全体で考えましょう。参加者全員の知識と知恵を総動員すれば、レベチ解釈間違いなしです)
◆東洋占実践応用②
「あの人達の生まれ年の五行性質」
・ジャニーズをはじめとするアイドルグループや、芸人コンビなど、芸能人の生まれ年の五行から、彼らの芸風について推測してみましょう。
(複数の人達によって構成されている組織。彼らの芸風と生まれた年の五行性質はどのような関連性を想像できるでしょうか。複数人が一緒になった場合どのような捉え方ができるかを考えてみませう)

以上。

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