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ブナの老木の命の繋がり


人間が何かを成し遂げようとする時は、
自然も犠牲になることが。
そんな番組を見つけた。
ご存知のリニアモーターカー。
国を挙げてのビッグプロジェクト。
自分も、
あまり知る機会もない間に、
静岡あたりまで進んで、 
中断している。
それは、
水路が枯れてしまうかもしれないという、
不安を抱えているから。
さて、
もう少し手前の南アルプスあたり。
大鹿村では、
豊かなブナの森が存在するけれど。
モーターカー電線のために、
鉄塔を建築しなければならなくて。
そんなブナの木々が、
伐採されるという事態になって。
山の懐に住む人や、
関係者の方が反対運動をされた。
そのことすら知らなかった自分。
その森には、
樹齢400年や300年のブナが生きている。
自分たちが、
言葉を通して相手と意思疎通を出来るように、
森の木々も、
互いに繋がって助け合って生きていること。
研究でも証明された。
この2本の大木も、
マザーツリーとして、
森を長い年月守り続けてきたに違いない。
嘆願の結果、
残されたけれど、
周囲の木々は伐採された。
微妙な変化が起きて、
ヒビが割れていたけれど。
足元には、
小さな命も生まれていて。
何とか、
共生できるだろうか?

今年の夏、
再度訪ねたいと考えている立山。
室堂までのルートは、
電気バスが走り、
ケーブルカーも走り、
ロープウェイに乗り換えて、
そして、
トロリーバスに乗って。
階段を上がると、
2450m地点まで登ることができる。
みんな、何気なく満喫されているけれど。
高度トレーニングが必要な高さ。
そんな場所に行けるのも、
人が作ったルートのおかげ。
気持ちが複雑になってしまう...
話を戻すけれど、
リニアモーターカーは、
輸出の観点からも成功させたいのが、
国の考え。
何かを計画する時は、
自然に対して、
最大限の畏敬の気持ちを忘れてはいけないのかも。
ブナの木は、
見上げるほどに大きいのに。
麓から見ると、
鉄塔の高さのせいか小さく見える...
そんなブナの森のおかげで、
自分たちは生きられること。
考える機会になった。
どうか、
周囲の木々と共生しながら、
長く生きて欲しい。

能登半島では、
犠牲になられた方が、
日毎に増えていて。
心が痛みます。
千葉あたりでは、暖かい日になったので。
初庭仕事を少し。
たくさん発芽したチドリソウ。
あちこちへと移植した。
そして、


アガパンサスが、
季節外れのように開花を始めた。
そして、
知らずに買った原種系チューリップの場所。
こんなに伸びました。

春になると、


こんな風に健気に咲いて、心を和ませてくれます。

ヒヤシンスの花芽も、
伸びてきました。
とても敏感な植物たちです。
中途半端な内容になりましたが。
自分たちは、
豊かな自然に生かされていること。
忘れないようにしたいですね。
ありがとうございました。

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