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『丘の上の本屋さん』

大人に刺さるアニメがあるなら。
この映画は、
大人にも観て欲しい作品。
イタリアの丘の上にある古本屋さんの話。

キャスティングされてるのは、
数人の方たち。
その中に、
移住してきたのか、
黒人系の少年がいる。
本が好きだけど買えない。
本屋さんのオーナーは老人。
ある日、
少年に本を渡す。
「貸してあげるよ」
あっという間に読んでしまう。
また違う本を手渡す。
ピノキオの話に、
冒険ものも。
少年は、
将来医師になりたいと伝える。
それならと、
アフリカで人のために尽くされたある医師の方の話の本を渡す。
そして、
死期を悟ったご主人は、
最後に渡したもの。
「誰にも幸せになる権利があること」
いつものように訪ねると、
喪中で閉店になっていた。

少年には手紙が渡されて。
「好きな本を、好きなだけ持っていっていいよ」
そんなふうに書いてあって。
老人と少年の関係。
よくありがちだと思えるかもしれないけれど。
2人を通して、
世界のあり方、人のあり方を、
自分たちにも伝えてくれている。
そんな気がした。

自分の拙いnoteの最初あたりに、
「幸せになる意味」
そんなことを書いているけれど。
この映画が教えてくれた。
それは、
「誰にでも権利があること」
強く裏打ちしてくれたようで、
何だか頼もしかった。
少年は、
どんな未来に生きるのだろうか?
心ざしの中に、
大きく存在して、
大切なことを教えてくれたオーナー。
人との出会いは、
本当に大切であること。
教えてくれている気がした。
ありがとうございました。

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