発熱→コロナ偽陰性→家人が陽性→自宅軟禁2週間でストレス爆発寸前も…感染前のあなたのお役にたてれば(後)
前編はこちら
https://note.com/chiyomama/n/ne457fa78123a
8/28(日)
(6日目)
さて、家人が陽性だったため会社に報告すると、
当時の厚労省の決まり「症状がある陽性の場合、発熱翌日から10日間は自宅待機」が適用され…本人ではなく同居人でも…で、私も、9月5日まで自宅待機となってしまった…
自分が倒れたのが8/22火だったから、合わせてまるまる2週間。
こんなに休むのは2年前無職だった時以来だが、2年前と違うのは、自分ひとりではなく、家人もずっと家に居る。ということだった。
私がうつしたのは明白だから文句を言う立場にない。ない。わかっている。とはいえ湧き上がるストレスを抑えるのは人知を超えており、これから9月5日まで私は、ウイルスによる体調不良ではなく、精神的な体調不良と戦っていくことになるのであった。
夜は何を食べたか写真も残っておらず記憶にない。
家人も高熱で食欲が無いと言っていたし、抜きだったのかもしれない。
8/29(月)
(7日目)
いよいよ食べ物が尽きてきたのでネットスーパーを頼んだ。
時代を反映して非対面でも受け取れるのだ。ありがたい。
この頃には完全に平熱に戻っていたが家人はまだ熱で寝てるし、私も病み上がりだしで本調子ではなく、小食。
コロナに備えて必須なアイテムその⑥
「ミキサー」
8/30(火)
(8日目)
家人は発熱5日目。さすがに高熱はおさまった。
私と同じく熱くらいしか症状がなかったが、喉が痛いと言う。これは見た目じゃわからない。私は喉の痛みも咳も全く、だったので同じウイルスとはいえ本当人それぞれなんだな。
なんと、宅配ピザを20年ぶりに頼んだ。
20年前に頼んだピザが、冷えてるわ玉ねぎ祭りだったわ高いわと、いい記憶が全く無かったため以来敬遠していたのだが、さすがに20年もたつとピザ事情が変わっており、写真はウマソーだし玉ねぎも見当たらないし、何より半額キャンペーン中だったため、思い切って注文してみた。しかも非対面受け取り可能ありがたい。
私的にはかなり美味だったのだが、家人は「業スーのほうが美味い」と言っていた。私は業スーのピザを食べたことがないので比較対象できんが。
8/31(水)
(9日目)
8月も今日で終わりなんて、なんということでしょう。まさか自宅待機しているうちに季節が変わるなんて…
数日前ネットスーパー注文した時に、紙皿も注文した。とにかく洗い物を少しでも減らしたいのは、全・病み上がりの共通の願いだろう。
コロナに備えて必須なアイテムその⑦
「紙皿」
自宅待機を機に、はじめて、ウーバーイーツを頼んでみた。
1200円と「大丈夫か」と心配になるレベルの大幅割引券があったのが決め手だった。対人間のサービスなのではじめてメルカリを使った時と同じくらい緊張したが非対面受け取りにしたので対人ストレスはなく、モノも全然新鮮で綺麗なのが届いた。
…だがしかしこの頃になると家人も自宅待機6日目で、実質元気になっており、朝から晩までゲームばかりしていた。食事時間を見計らい用意し、ウーバーを注文するのも勿論私。ウーバーは、携帯の容量の関係でこれ以上アプリを入れたくなかったので、ブラウザからやると何が悪かったのか何度も失敗し注文完了するまでに1時間くらいかかってしまった。そうして私が苦労している間も家人はゲームしかしておらず…この時だったか。はじめて、サツ意が沸いたのは。
9/1(木)
(10日目)
家から出られないうちに月見バーガーの季節になってしまった。
早くもウーバー2回目である。500円オフ割引券はあったが、ケンタのクーポン使えないし、他に手数料とかかかるし、割高感はあったが背に腹は代えられぬ…
熱はないし諸症状もないのだが、この日はなんか食欲無かったな…
ストレスだな…
9/2(金)
(11日目)
長かった自宅待機もあと4日。冷凍庫に業スーで買っておいたチョコクロワッサンがあるのを思い出した。いつも解凍する暇がなく凍ったまま焼いていたので火が通っても白っぽかったのだが、時間だけはたっぷりあるのでちゃんと20分自然解凍後焼くと、こんがりときれいな色に!!
コロナに備えて必須なアイテムその⑧
「冷凍パン」
夜はまたしてもウーバーイーツ。結果今回の自宅待機生活最後のウーバーになった。存在は知っていたが買ったことがなかった唐揚げ屋の弁当を注文してみた。店頭より割高でびっくりしたがまあ、しょうがない。
9/3(土)
(12日目)
あと3日でシャバに出られる…あと3日もあるのか…
昼前に2度目のネットスーパーが到着して、頼んでおいた冷凍パスタを早速食むも、家人が「おいしくない」とぬかし、何度目かのサツ意が沸く。じゃあお前が注文しろや!!
とにかくこの自宅待機中は生産的な活動という活動は、やる気を失い、やったことというと、10数冊ある積ん読の中からやっと1冊読み終えたのと、アマプラで映画2本…「竜とそばかすの姫」「今日から俺は!」を観たのと、youtubeで「ホームレスが大富豪になるまで」というチャンネルを配信分全て見終わったくらいだ。全てと言ってもまだ開設3カ月のチャンネルで、毎日配信しているわけじゃないし、1話10数分程度なのでそこまで凄い量じゃない。
勿論熱がひいてからは掃除洗濯などの家事はしていたが、料理だけは、昨日目玉焼きを焼いたくらいか…というくらい料理が嫌いでやらずに済ませていたのだが、唐突に、豚汁が食べたくなり、ネットスーパーで食材を注文しておいた。久しぶりにまともに料理を作った。
9/4(日)
(13日目)
今日入れてあと2日!ヒャッホイ!!
9/5(月)
(14日目)
神様…どんなに辛いことも、必ず終わりが来るのですね。
この自宅待機中、家人には強いストレスを与え続けられたが、この日朝食を買いに行ってくれた(食事調達レベルの外出は厚労省認可)ことで、仕方ないな。容赦してやるか。
夜は、軟禁生活最後を記念し、ちゃんとした料理を作った。
料理が嫌いな私もそこまで苦にならず作れた…今日で終わりと思うと精神的に安定してきたってことかな。
と、いうわけで、長かった自宅待機も無事終わりを迎えたのでした。
コロナに備えて必須なアイテム まとめ
アイスクリン
ロキソニン
常温保存できるケーキとかゼリーとかの類
乾麺とめんつゆ
バナナ
ミキサー
紙皿
冷凍パン
冷えピタ(本文には書きそびれたが高熱時はひじょうに役に立った)
総合まとめ
「病気としては」インフルエンザのほうがキツい。
が、根拠不明な自宅待機10日(※)があるぶん、コロナのほうがキツい。
(※9/20現在、自宅待機は7日に短縮されている)
自宅で家族と24時間顔を突き合わせることになっても険悪にならないよう、普段から良好な関係を築いておくのは勿論のこと、狭い家の中でも逃げ場を作っておけると、いいんだがな…
9/6(火)
(シャバ1日目)
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