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目通し、片付けでよく起こりやすいこと

ある人のサポートをしていた時、家に持っているモノの中から、バイクのプラモデルを買ったまま、作っていなかったのを見つけ出し、作ってみたと写真が添付されていたことがあった。

とても良くできていてカッコ良かったので、これは作っている間も充実して楽しかっただろうと思った♪

しかし、「自分の持っているものなんて、ロクなモンじゃないと思ってた。こんな時間過ごしたの久しぶりだし、このシリーズがもっと欲しくなった。買いたくなった」

という発言があって、おっとと…これはちょっと待った!

「今、ガラクタばかりのごちゃごちゃの家をなんとかしたい」と、目通し、片付けを始めたはず。

見つけたものを「使う」のはいいけれど、新しくモノを増やすのは要注意!
気持ちはよくわかるけど、そもそもの目的を見失わないこと。
そのためのサポートなので、次のように提案した。

「このプラモデルのシリーズが欲しい。新しく買ってもっと作りたいというのは、今は、未来の自分へのプレゼントにしましょう。」

それには、「書く」ことが何より大事!

思っただけでは、まず忘れる。
ノートなり、パソコンやスマホなり、欲しいものややりたいことを書いていくフォルダを作って、そこに書き溜めていくといい。

この人の場合は、紙だとまず埋もれ失くすと思ったので、パソコンなどに勧めた。

「書く」だけで、「もっと家を整理して広くしたい、もっとお金を貯めたい」という、そもそもの目的を忘れず、将来も楽しみになる♪

その人の、「時間があればあるだけ、過去の恥ずかしい失敗を思い出して、後悔に自分をひたすら責めて休日が潰れる」という悩みの解消にも、少しずつなっていく。

新しく買うものは、置き場所をしっかり現実的に決め、それにかかるお金、使う時間、そして、今持っているモノ、片付けたいモノにかかる時間との兼ね合い‥ 
それらを考えないと、まず後悔する。「ロクなもんじゃないガラクタ」を増やすだけで、楽しめない。
この人が見下げているガラクタ(持ち物)だって、元はバイクのプラモデルのように、これがあれば楽しいだろうなど、期待して買ったものたち。

「そうですね、現状を見て、今は新しいプラモデルなんか買ってる場合じゃないと、確かに思いました。新しいのを買うのを楽しみに、片付けの励みにします」

良かった…こうして、「人がそう言うから」じゃなく、自分で腹落ちしないことには意味がない。

書くをしないと、目的を見失って、安易に散財して、未来の負担をさらに増やすだけになる‥

書くは、本当に大きな分岐点になる。

でも、その「書く」がなかなか難しい。
習慣になってしまえば、メンタリストDaiGoさんにもあるように、なんでもないのだけど。
意志の強さだとか、そんなんじゃない。

それにしても、これは目通しのしがいが高そうな押入れの画像だ♪ワクワク!

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