突然ですが、
「ゆったりミニマリスト」を目指して早くも3年。
日々ものを増やさないように心がけて暮らしてます！

しか～し、なかなか辿り着けない。
でもそんな自分にOKを出しています。

私が「ミニマリスト」を目指すきっかけとなったのは
例の流行病の時期。

ドイツで２回目のロックダウン。

スーパーマーケットと最低限必要な日用品だけのお店のみが誰でも入れるけど
レストランや他のショッピングなどはワクチンを２回受けた人しか入れない状態。
こんな状態が4ヶ月くらい続きました。
もうあんな日常は2度と経験したくありません。

私が働いていたレストランはテイクアウトのみの営業となり、
労働時間が今までの三分の一になりました。

時間はあるけど自由に外出できないので引きこもり状態。
家できることと言えばネットで動画を見るか本を読むくらい。
なので無料で見れるYOUTUBEをずっと見ていました。

歴史や絵画の解説番組やドラマやアニメを見続けていたのですが
ある時、おすすめ動画に「ミニマリスト」の動画が上がってきました。
「ミニマリスト」の存在は以前テレビの特集に出ていた
佐々木典士さんが紹介されたことで知りました。

この時は「こんな生き方もあるんだな」と思っただけで、
自分が「ミニマリスト」を目指そうと思ったことは今まで無かったです。

YOUTUBE様にせっかくおすすめされたので何気なく
ミニマリストの動画を見続けてました。

最初は確かミニマリストのしぶさんの動画。
そして次にミニマリストたけるさんの動画。
そこから女性のミニマリストの方の動画なんかを
一通り見終わった頃、動画に洗脳されたようで（笑）
自分の持ち物を見直そうと思い始めました。

まだロックダウン中で時間もたくさんあったので
毎日「ミニマリスト」の動画をつつ、
少しづづモノを捨て始めてみました。

いわゆる「断捨離」ですね。

でもその中でなかなか捨てられなかったのが「洋服」

サイズはまだ合うけど今の私の年齢にはもう似合わない服。
でも色やデザインが気に入っていたのでなかなか捨てられずに
ずっとのタンスにしまってました。

「日本から持ってきたモノはすでに古いエネルギー」
「古いエネルギーは私にはもう必要ないので手放そう」

そう思ってまずは段ボールへ最初に捨てる服を何着が入れました。

一ヶ月の間にこの段ボールから取り出して着なかったものは捨てる。
そう基準を作り、洋服を手放し始めました。

持ってた洋服にはそれぞれ色々な思い出があったので
一着づつに「今までありがとう」と言ってゴミ袋に入れました。

自分が持ってるモノと心が繋がってたみたいで
たくさん手放したら気分がスッキリしました。

そしてこの現状の変化で今の環境を変えたくなり
引っ越しすることに決めました。

引っ越しをすることは決めたものの、
外国人が部屋を借りるのは結構厳しい環境です。
まずは手頃な家賃や住みたい場所の物件が少ないし、
貸す方としては外国人より自国の人の方が貸しやすい。
これは仕方がないこと。
私だってもし物件を貸すとしたらやっぱり日本人を優先すると思うから。

引っ越しを決めてから物件が決まるまで早くても3ヶ月から半年、
長いと一年近く物件を探すことになることもあるのが普通。

でも、なんということでしょう！
探し始めてから2週間で今住んでいる物件を見つけることができました。

環境は前の場所よりも買い物、交通機関など総合的にも断然便利。
建物の４階の部屋だけどエレベーター付き。
部屋からの眺めも悪くない。
家賃も支払える金額。
そして何よりも日当たりがめちゃくちゃいい。
私にとって150 %満足できる物件。

内見の時に、「絶対ここに住みたい」と思いました。

ただ、私の他にも住みたい人が何人かいたので
大家さんがその中から住人を決めることになりました。
審査に必要な書類をメールで送らなければならなかったのですが、
この部屋が私に取ってどんなに素晴らしいかと住みたい理由を付け加えました。

１週間後、大家さんから「あなたに決めたよ」と連絡をもらいました。

実際に引っ越しを決めてから物件が決まるまで約一ヶ月。
正直、奇跡かと思いました。

そこから前の住人が部屋から引っ越しするまでの三ヶ月間、
さらに新しい部屋に必要ないモノをどんどん捨てました。

やっと引っ越しのする日が近づいてきて自分の荷物を眺めていたのですが、

「あんなに捨てたのにそれでもこれだけ荷物がある、　
　もっと少ない荷物で暮らしたい」

と思い、

一人で「私はミニマリストになる」宣言をしました。

そしてもう一つ、手放して無かったのを手放すことにしました。

それは、遠距離で付き合ってた「友達以上恋人未満」状態で付き合ってた人。

これから新しい生活をするのに、中地半端なままではあかん。
会ってもトキメキが感じられなくなった人にいつまでも執着してたらあかん。

そう思い、きっぱり引っ越し当日にお別れ宣言をし、
本当の意味で新しい生活を送る決心をしました。

ずっと抱えていた古いエネルギーを手放した結果、
望んでいた以上のものを手に入れることができました。

そしてもう一つ手にいれたのが今のパートナー。
彼とは私が引っ越しをした２日後にめぐり会いました。
（実際に付き合い始めたのは半年経ってからですが）

あの時、物を手放し始めなかったら、引っ越しをする気持ちにもなれず、
トキメキを感じない相手とずるずると今でも付き合い続けていたと思います。

「何かを得てから手放そう」と思ってると、
どんどん手に入れられるものが遠のいてしまう。

世の中に色々な引き寄せの法則があり、私も実践していた時期があります。
アファメーションを唱えたり、宇宙にオーダーしてみたり、、、

でもやっぱり、まず何かを手に入れたい時は、
もう必要の無くなった古いモノ（人）を
手放すのが一番効くと私個人は考えます。

そう考えると、今の状況はもう必要のないモノ・人を手放したからこその
最大の引き寄せの結果だったのかと思います。

思い起こしてみれば、
離婚しなければドイツでの新生活を始められなかったし、
引っ越ししなければ、今のパートナーとも出会うことも無かっです。

風の時代に入っていると言われている今、
やはり自分の周りを風通り良い環境にすることで
生活が変化していくんではないかと思います。

もう必要のない物や人は手放して、
軽やかな人生を送る決心をする時期なのかもしれませね。

ものが増えないように一つ手に入れたら一つ手放す。
ゆっくりでもいいから少しづつ手放していきたいです。

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