源氏名の由来-聖書は絶対的!-

今回は、私の源氏名についてお話をしようかと思います。

noteってストーリー系で書くのとコラム系で書くのと、どちらが読みやすいのでしょうか。とりあえず、思い付いたことをグダグダ書くので、コラム形式にしていきたいと思います。

さて、私の本名なのですが今では一般的な名前です。平成生まれなのですが、名前が被ることはありません。どちらかと言えば、本名の漢字は男の子に多いです。読み方は、どちらでも居るかな?といった感じ。

現在を書いた記事にあるように、飲み屋で働いています。学生時代から、働いては辞めて、働いては辞めてを繰り返してきました。なので、実質的な歴はそう長くないのですが、かれこれ5年くらいは飲み屋の世界に居ます。

飲み屋の世界では、源氏名と呼ばれるものがあります。まあ、その世界のみで通用する偽名やあだ名の様なものです。苗字がある人もいたり、名前だけの人もいます。私は、名前だけのタイプでした。

源氏名は、好きな名前でいいのですが、お店で既に同じ名前の女の子が居たら、新参者は改名しなくてはなりません。お店を変える事に源氏名を変えるのも可能です。あと、自分で考えるのが面倒くさかったらお店のスタッフが考えてくれます。

私は最初、姉や母の名前を名乗っていました。まあ、馴染みがあるから。特に深い理由はありません。ボーイと呼ばれるお店の男性スタッフに呼ばれる時は、基本的に接客中でお話をしています。お店のBGMも流れているし、他の女の子が喋っている声ももちろん聞こえていて、割と音の種類が多いのです。

私が発達障害だからでしょうか。必要な音だけを拾う事が出来ずに、源氏名が"さとみ"と"かおり"、"ひとみ"、"ゆかり"みたいな感じで聞き分けられなくなりました。酔うと更に聞き取れません。もう、肩を叩くとか目が合ったらウィンクするとか、してもらわないと分からないレベルです。いや、そこまで酔うなって話なのかも知れませんが。

ボーイさんの呼びかけを無意識にスルーしていると、怒られます。当たり前ですけど。キャストと呼ばれる女の子を違う席に移動したり、お客さんの状況を聞き出したいから、裏へ呼んでるのに来なかったら怒りますよね。当たり前ですけど。

源氏名を本名にしてからは、聞き漏らす事が減りました。後は、こじんまりとした小さな店に移籍したのも私には合ってました。まだ、人の声を判別して聞けるし、キャストが多くないので状況を見て自分が呼ばれている事が分かるようになりました。

さて、飲み屋に来るお客様なのですが、仲良くなるにつれて必ず言われる事があります。

「本名なに?」

です。もう耳にタコが出来るくらい聞かれます。きっとお客様からしたら距離感を縮めたいのでしょうね。本名を知ったところで、私の内面を把握出来る訳でもないのですけどね…。

そんな時の返しは「私、本名だよ?」です。高確率で「嘘だ!!!!」と言われます。いや、嘘ついてどないするねん。所謂、キラキラネームとまではいかないですが、お客様からすると馴染みのない名前みたいですね。

さて、その名前の由来なのですが、実は母親がエホバの証人にどっぷりと浸かっている時に産まれた子供が私なので、聖書から名前が取られています。あ、

マリア

ではないですよ。

幼い時は何も感じて居なかったのですが、エホバの証人を離脱してから思うことはただ一つ!

ユダじゃなくて良かった!!!

いや、ユダとお名前がついているとしても両親からの素敵なプレゼントです。私の場合は、エホバの証人がトラウマなので名前を呼ばれる度に鬱になるって意味です。

ちなみに、無作為に聖書を開いたページに書いてあるものを名前にしたそうです。アブラハムとかペテロとかヨセフ、モーセ、ダヴィデとかにならなくて良かった!純日本人顔のうっすい顔なのだから!

まあ、今思えばそんなダーツの旅みたいに開いたページで名前を決めるとか、ちょっと手抜き感を感じますけどね。今は自分の名前を気に入っています。

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