26歳の時に新卒で入社した会社を退職しました。この時は心身共にボロボロでしたが、就職氷河期である2011年に何とか入社出来た会社をあっさり辞めるのはもったいないと思ったし（私は就活苦労しました。。。）経験値が上がれば上手くこなせるという自信と、仕事を回せないから私には出来ない、と言ってしまうのは甘えだと思っていたし、それにより誰かの業務が増えて迷惑をかけてしまうと思っていたので絶対に言い出せませんでした。人に頼ることも苦手で、何とか自分で出来るようにならないと、、という気持ちだけが先走り、自分の心も体も蔑ろにする日々。辛い、辞めたい、もう疲れた、、もう何百回も頭の中でその言葉が行ったり来たりしてました。

そんなある日、原因不明の蕁麻疹が出てしまい（病院でそう診断されました）このままでは自分がダメになってしまうと思い、病院に行ったその足でそのまま会社へ行き、上司へ退職する報告を大泣きしながら話しました。（意外とあっさり辞めました笑）ずっと抑えていた感情が爆発！笑 　会社の人からは、いつもニコニコ仕事していたから、そんなに大変だったことに気付けなかったと言われました。どうやら私は取り繕うのが上手いみたいです。笑

我慢すること＝美徳 　と思い込んでいたけど、自分の心の声をしっかり聞くことこそが一番の美徳だとだと思いました。問題があれば、恥ずかしがらずに周囲の人に相談し、その上で自分が納得するものを選べばいいと思います。今の私は納得出来ないことがあれば素直なくらい顔に出るし（←マスクしていても分かるらしい笑）意見がある場合は上司に伝えるし、自分ファーストになりました。周囲に気を遣いすぎる性格だったり、真面目な性格、こうでなればいけない！とか思ってしまうことは痛いほど分かりますが、少し自分の考えを優先してみませんか？考え方の癖を変えるのはすぐには難しいかもしれませんが、少し考え方を変えるだけで、少し楽に生きられるはず！私がそうだったので。

最近SNSで流れてたフジコ・ヘミングさんの言葉。皆さんにもシェアさせて下さい。

「目の前にある現実だけを見て、幸福だとか不幸だとか判断してはいけない。その時は不幸だと思っていたことが、後で考えてみると、より大きな幸福のために必要だったということがよくあるの」