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ニュージーランド ロックダウン6日目

6日目を迎えました。ニュージーランドのロックダウン。
基本的に外出禁止は現在ロックダウン中のどの国でも一緒。
ただし、スーパーマーケットとドラッグストア、病院・獣医、気晴らしの散歩などの「必要な外出」は認められています。
ただ、お隣のオーストラリアでは許されている「テイクアウトのフード」「フードのデリバリー」等がニュージーランドでは禁止条項で、比較すると厳しいものになってるなという感じ。

そろそろ人々のストレスも、頃合いを見計らって出てくる頃。
近所の人たちの行動に目を光らせている人が、増えてきているようです。
「その外出は本当に必要なのか?」を写真付きでSNSに投稿して、ちょっとしたご近所同士の諍いが起こっていると聞きました。
警察がそれに対応すべく、「SNSじゃなくてこちらに情報を流すように」とオフィシャルのチクリサイト?が立ち上がる始末。
それだけ他人の外出に、国民がピリピリし始めている証拠なのでしょう。

昨日、マカロンさん(同居人)が病院の予約があったために(メラノーマの手術の抜糸)「必要な外出」を行なったのですが、バイクで出かけたので目立ったのか、午後にはご近所さんから確認の電話がかかってきました。外出の理由を聞かれたそうです。ひええええ。

「そんな自分の行動をも人を懐疑的にさせてしまうことが、もういやだ。」と言って、大好きなバイクに乗ることさえも諦めてしまった彼。(スーパーへの買い出しはバイクで行くつもりだった)今後の精神面が非常に心配です。

「ゆうさんは大丈夫ですか?」とSNSでコメントをいただくことがあるのですが、あちこちで描いているように私の生活は1ミリも変わっておらず、不謹慎かもしれませんが「外出しなくていい免罪符」をもらえてホッとしているほどなのです。
しかも頻繁にあった「ご近所さんや子供達の突然訪問」もなくなってますからね。(自分の家族以外の人と会っちゃダメ)
元気のないマカロンさんが常に家にいる、ことを除けば私のストレスレベルは普段よりも低いくらいです。
冗談のつもりでこれまたあちこちに書いてたけど、実は筋金入りの「ファーム引きこもり」だったという。

ただ、一つだけ「失敗した!」と思っているのは「オンラインショッピング」です。これまで無くなるとは思っていなかった。

時は(ちょっとだけ)遡って先週の火曜日。政府が「4週間のロックダウンの前に48時間あげます」とくれた時間の最終日。
私はiPhone11Proを購入する予定だったのです。
そしてロックダウンの4週間で、全ての機能をマスターするぞ!と意気込んでおりました。
そんな最後のチャンスだったのに「待ち時間が長い」だけの理由で驚くほどあっさり諦めたんです。
「オンラインで買えば良いや」と思ってしまったからです。バカですね〜。

ロックダウンが始まってみると、「Essentialじゃないビジネスは全てクローズ!オンラインショッピングも同じ条件」でした。
私のiPhone11Proは最低でもあと3週間先。きっと、もっと先。

よく考えてみたら(よく考えなくても)私がオンラインで物品を購入することで、「倉庫で働く人」「配達の人」が必要になってくるわけで。
政府からしてみれば、その人たちを危険にさらしていることになるわけで。
ちょっと想像力と思慮が足りなかった先週の火曜日の自分を叱責しています。
そりゃあ、オンラインショッピングもクローズになるわ。
つい「オンライン」なので「人を介さない」イメージでいたんですよねえ。
バツとしてお前はiPhone買っちゃダメ!最低3週間は買っちゃダメ!

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コロナウイルスと戦うスーパーヒーローを想像してみました。
どんな技や武器があっても、家でゴロゴロすることに勝る防御なし!の図。


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