見出し画像

【シュリハンドクに習って。10年続けるレジ業務も苦手なままでもひたむきに続ける。】day100


上達も大事だが、続けることはもっと大切と
教えて頂きます。
なかなか結果が出なくても、コツコツと
まじめに続けることが大切です。

私は医療事務の仕事を12年しています。

教員を目指して大学に入りましたが、
16年前に亡くなった父の無常に導かれる
ように、「医療」に関心を持ち、
今の仕事に就く道を選びました。

私は学ぶこと、人と接することが好きなので、
医療にも医療従事者とも馴染むことが
出来ましたが、やってみて「事務」が
苦手すぎるということに実は早々に
気がついていました。

それでも、今の仕事を続けるために、
シュリハンドクのようにほうきを持ち続け、
苦手なことでも続ける術を磨き続けて
来ました。

そういえば話は変わりますが、
以前、桑原さんの投稿を通しても知って
取り組み、
先日、食事をご一緒した眼科医師からも
紹介されてもう一度やってみた、
「16パーソナリティ」はやっぱり2回とも
『広報運動家』でした♪


「広報運動家型の人達は、真の自由な精神の持ち主です。盛り上げ役になることが多いですが、「探検家」とは異なり、その場限りの刺激や喜びそのものよりも、他人との交流や気持ちの繋がりを楽しむことに興味があります。全人口の7%を占めているので、その魅力的で自立心が強く、エネルギッシュで思いやりのある人柄は、どんな集団の中でも確実に見出せます。」
コレが“広報運動家”型の性格だそうです。

けっこうまあ当たっているかな、と
思います。
他にも、解説の中にあった、
●「たったひとつのアイデアで世界を変えられる」
●その「小さな狂気の閃光」を失うな
この2つをテーマに今日も突き進みます☆

「広報運動家(ENFP)に向いてる仕事10選」
を見たら、教師や接客業は入っていましたが、
見事に事務は入っていませんでした( ;  ; )
見ていくとかなり面白かったので、また
じっくり分析してみるかもしれません。


先の「シュリハンドク」のエピソードは
私が大好きな話です。↓↓↓

∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴

【今日のちょっといい話】

◇上達よりも大切なこと ~シュリハンドクのひたむきな精進~

釈迦の十大弟子の一人、シュリハンドクは、自分の名前も覚えられぬ生来のばかだった。さすがの兄も愛想をつかし、追い出した。
 門の外で泣いているシュリハンドクに、
「なぜ、そんなに悲しむのか」
 お釈迦さまは、親切におたずねになった。
 正直に一切を告白し、
「どうして私は、こんなばかに生まれたのでしょうか」
 さめざめとハンドクは泣いた。
「悲しむ必要はない。おまえは自分の愚かさを知っている。世の中には、賢いと思っている愚か者が多い。愚かさを知ることは、最もさとりに近いのだ」
 釈迦は、やさしくなぐさめられて、一本のほうきと『ちりを払わん、あかを除かん』の言葉を授けられた。
 シュリハンドクは清掃しながら、与えられた聖語を必死に覚えようとした。
『ちりを払わん』を覚えると『あかを除かん』を忘れ、『あかを除かん』を覚えると『ちりを払わん』を忘れる。
 しかし彼はそれを二十年間続けた。その間、一度だけ、お釈迦さまからほめられたことがあった。「おまえは、何年掃除しても上達しないが、上達しないことにくさらず、よく同じことを続ける。上達することも大切だが、根気よく同じことを続けることは、もっと大事だ。
これは他の弟子にみられぬ殊勝なことだ」
 釈迦は彼の、ひたむきな精進を評価せられたのである。
 やがて彼は、ちりやほこりは、あると思っているところばかりにあるのではなく、こんなところにあるものか、と思っているところに、意外にあるものだということを知った。 そして、「オレは愚かだと思っていたが、オレの気づかないところに、どれだけオレの愚かなところがあるか、わかったものではない」と驚いた。
 ついに彼に、阿羅漢のさとりが開けたのである。よき師、よき法にあい、よく長期の努力精進に耐えた結実にほかならない。

(『光に向かって 花いっぱいの散歩道 』(5)上達よりも大切なこと 26ページより)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?