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社外の人と話す活動

行動を起こすと決めた私が最初に始めたのが、社外の人と会うなどして話してみることでした。

さえないアラフォー工業系女子が身の振り方を考える話-序文

とは言え既婚子持ちのこの私、家と会社と保育園を往復する生活を長年続けてきましたので、社外のツテなんて全くない。

そんな矢先、偶然にも社内の男友達から勧められ、やけくそのようにマッチングサイトに登録してみたのが転機となりました。

雨あられのような口説き文句をかいくぐって意気投合した、元理系職という男性Rさん。早速食事をご一緒してみます。

彼は転職を機に目覚ましい成果を挙げ、今では順調にキャリアアップしているとのこと。

そして私が何気なく発したこの一言から、目から鱗を落とす体験をします。

チョビ:「私ってリケジョとしてはだいぶ異端児じゃないですか、会社でも浮いてまして」

Rさん:「チョビさんはむしろ僕の知っているリケジョの皆さんとよく似た雰囲気をしています。前職や、今も取引先でお会いする女性にはチョビさんのような方が多い」

あれ?となりました。

私は入社して以来長年、リケジョとしても変わり者で、だから腫れ物扱いされるんだと思ってきたんです。

でも社外の人、Rさんに言わせると私はとても普通だという。

じゃあ、私が普通だと思ってきた、S社のきらびやかなリケジョたちが、普通じゃなかったのかな?

S社で日の当たる道を歩んでいるリケジョ達は、大半がふわっとしてておっとり穏やかで、男性受けがすごく良くて…

技術的にはさほど優れていないという噂も聞いたり、他人に仕事を頼むのが上手く、昇進が早い、などということもちらほらするような。

S社が求めているのはそういうリケジョなんだろうなとぼんやり思ってきまして、私はそこにミスマッチなんだと、思って生きてきました。

でもRさんは私が普通だと言った。

私は思いました。私の仲間はきっとS社の外に沢山いるんだなと。

まだ見ぬ仲間を求めて、私は転職活動を決意します。


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