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ひっくり返す部長、面従腹背な課長

A部長とB課長の関係性は、部員達にとって迷惑そのものです。

さえないアラフォー工業系女子が身の振り方を考える話-序文
登場人物等一覧

A部長

・L部で一番偉い。報告書等の最終承認者。
・技術者としての矜持が強い
・案件のプランニングと中間はフォローしない
・承認前査読で「そもそもこれはなんで〜なの?」と発言し、構成ならまだしも、試験計画の意義までひっくり返すことがよくある

B課長

・L部のうちの課の、一国一城の主人という矜持
・技術者としての矜持もあるがとかく体育系
・A部長に一切口答えしない、意見も言わない、でも部長の意向とは違う道を行く
・案件のプランニングは何それ美味しいの状態、中間フォローも基本無し。
・査読方針はA部長の傾向に添わない。故に部長にひっくり返されやすい。
・ひっくり返されたら、それは担当部員のせいだと思って一切かばわない。

その結果起きること

・報告書を99%まで仕上げたところで全部書き直しの二度手間が発生
・案件プランニングを担当一人に任せてしまうため、条件設定や準備が甘い。抜け漏れ多発。
・試験終了後にそもそもなんでその条件設定なのかとツッコミが来てしまうのも担当一人のせいにされる。

でも、L部のマネジメントに問題があるとは何故か誰も思わないそうです。他所を知らないことの弊害ですね。

もっとまともだった前部署例

1.部長が強いケース。報告書は先に部長が大まかに査読し、後から課長が詳細な査読を行うので手戻り極小。課長が育たない。

2.課長が強いケース。課長が全部確認して、部長の承認はほぼめくら判。部長が空気化する。

L部はA部長もB課長も絶妙に最悪な存在感でぶつかり合ってしまっているんですね。

1,2共に、最低でも月例の頻度で、全手持ち案件の進捗確認はありました。実はL部にはそれが無くて、アサインからアウトプットまでの間にほとんど誰のフォローも入りません。

なので、報告書を出すのが本当に一大事となってしまうのがL部の特徴ですね。
放任主義だが結果は求める、個人事業主的。

「L部は大人の部署だから」昔誰かがそう言ったそうな。金言だと思います。

そんな部署、早く出てった方がいいですよね。私もそう思います。
でも可愛いTM法があるからなかなか出て行けないんですよねー笑

TM法は、結果的に上記の関係性をかいくぐり、独断で効率よく進めていくことになります。
次回はそんなお話をしたいと思います。

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