「歌舞伎が好きです」

と声高に言えるほど観劇経験も知識も乏しいのだが、歌舞伎が好きです。

2024年の松の内に新春歌舞伎の夜の部を観てきまして、やはり素敵だなと再認識。
今年は何回か訪れたいと思っています（願えば叶う）。

三階席は舞台からは遠いですが、お手頃なので私はだいたいこちらのお席。この日は当日にもかかわらず正面が取れました。

演目は以下の通り。
一、鶴亀（つるかめ）
二、寿曽我対面（ことぶきそがのたいめん）
三、息子（むすこ）
四、京鹿子娘道成寺（きょうかのこむすめどうじょうじ）

鶴亀は年明けにふさわしいおめでたい踊り。女帝のお着物が美しかったです。亀の尾上松緑さんもステキ。
曽我の対面は、2022年に平成中村座でも観ていますが、いろいろなお役がズラリと並んだ舞台は見応えバツグンでした。
息子は新劇のような物語で、白鸚さん、幸四郎さん、染五郎さんの三代共演。しみじみしました。
最後の娘道成寺はそれはもう美しかった。壱太郎さん可愛いし艶っぽいし、何より華やか。
いいもの観せていただきました。

やっと座席でお食事ができるようになったのも嬉しいです。これも楽しみの一つ。

実は片岡仁左衛門さまのファンなので、歌舞伎を観にいく＝仁左衛門様ご出演だったのですが、今回はそうでなくてもとても良かったです。

私が若いころは片岡孝夫さまだった仁左衛門さまと玉三郎さまのコンビは“タカタマ”と呼ばれて大人気でした。
歌舞伎に憧れてはいましたが、歌舞伎を観るのは雲の上の方々と思っていたので、今は三階席でも生で観ることができるのは至福です。

2021年に拝見したお二人の美しかったこと！
歌舞伎は艶がすごいのですよね。息をのむ色気。

会社の同僚を連れていったときは、銀座三越の地下でお弁当を買い、幕間でもなかアイスを食べるというオススメコースで。

2022年に浅草で観た「平成中村座」はnoteに感想を書いていました。
自分の文章ながら楽しかったことが伝わってきます。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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