～お題　コロナ～

【怒る練習】

悪いことをしたわけじゃないのに、なんでこんな理不尽な扱いを受けないといけないんじゃい、こら。仕事の差別や営業停止。安くない税金をいっぱい払ってきたのに、ピンチの時には助けてくれない政府。そんな見なくてもいいようなところを見せてくれるなや、こら。不安や不満でいっぱいの世の中に誰がしたんだい、こら。やい、コロナやい、こら。なんとかしなさいな。みんなごまかしながら、頑張って生きているんだよ。お前に壊す権利ねーだろーが、こら。

【喜ぶ練習】

お空がきれい(*´▽｀*)いつも車でいっぱいの道も、結構がらんとしていて、静か。こんなにゆっくり歩いてお散歩できるなんで、あの激務の日々からは考えられなかったし、一生ないかと思っていた。空って、こんなにきれいなんだね。ちょっと休憩、させてくれたんですかね、コロナさん。

【認める練習】

きっと世の中、コロナの前から崩れてきてたんじゃないかって、私は思う。目をつぶって目をつぶって、臭いものにはふたをして。ひずみが出てきているのはみんな知っていたはずなのに。人間の中にも格差があるのに、世界のいろいろな動物を考えるとさ、どう考えたって贅沢しすぎたよ。来るべくしてきたんだよね、コロナさんは。

【悲しむ練習】

人を笑わせて笑わせてコロナに殺された、有名な人。亡くなるときコロナだと、愛する人の手も握ってもらえない。１人の人間が、一生懸命生きて死んでいく。みんな、安らかに死にたいと思う。コロナだ死んでいくことは、運命なのだろうか。生まれたものはみんな死んでいくんだけれど。死にかたに、死に様に、ただただ悲しみを感じる。怒ってもしょうがない。のたうち回っても逃げられない。唯々涙を流す。幸せであれ。

【愛する練習】

愛を考えよう。私を愛するということ。私が愛しているものは何だということ。自分を愛してくれている人は誰だということ。自粛が進み、なるべく自宅でと言われる。必要のないことは避けてと言われる。それが長く続くと、あれ、実は私がしてきたことって、必要のないことばかりじゃないかと思う。それで回っちゃうから。必要がないとは、何に必要がないのか。世間にか、自分にか。世間から求められていたことって何だっけ。理由なんてあんまり考えずに生きてきていたんだなぁと気づく。自分に対して必要がないものはなんだろ。自粛しろと言われても、出来ないものはなんだろ。仕事の内容も、好きでやっているものは何だろう。本当にやりたいことは何だろう。愛することに気が付いたら、愛することの練習を始めよう。