『1分間エンパワーメント』を読んで


みなさん、こんにちは。


今回は星野リゾートの教科書のひとつである
1分間エンパワーメント(ケン・ブランチャード、J・P・カルロス、A・ランドルフ 著)
を読んでみました。


目次

監訳者まえがき(星野佳路)
はじめに
新版のための序文
Ⅰどうすれば会社はよくなるのか
 1 新社長の悩み
 2 エンパワー・マネジャーとの出会い
 3 エンパワーメントの国
Ⅱエンパワーメントの3つの鍵
 4 第1の鍵 すべの社員と情報を共有する
 5 第2の鍵 境界線によって自律した働き方を促す
 6 第3の鍵 セルフマネジメント・チームを育てる
Ⅲ 3つの鍵を実践してみよう
 7 3つの鍵はダイナミックに関連しあう
 8 情報共有がもたらす行動と信頼
 9 新しい境界線で社員は成長する
 10 チームが自ら動きはじめる
Ⅳ 成功はすぐそこにある
 11 信念を貫けばエンパワーメントは実現する
 12 エンパワーメントのゲームプラン
エピローグ
監訳者あとがき(星野佳路)

読み終えての感想は
監訳者(星野佳路氏)のまえがきが抜群である
ということです。

ですので
監訳者まえがきからの引用を主としてまとめていきます。

今の星野リゾートは、この本がなければ存在しなかった。私の経営者人生で最も影響を受けたのが本書だ。

まえがきの冒頭でこのように述べられていることが
この本の影響力を物語っていると思います。

また、エンパワーメントの実現には
3つの鍵が重要になると書かれています。

3つの鍵について、ポイントと一緒にまとめていきます。


第1の鍵 すべての社員と情報を共有する

[第1の鍵]のポイント
・会社の情報を共有し、信頼関係を築く
・階層組織の思考を廃し、全員が経営者意識を持って行動することを促す
・失敗を学習の機会を考える

情報共有を徹底すること
信頼関係の構築・フラットな組織づくり・社員のスキルアップなどに
必要不可欠であることが書かれています。

第1の鍵のまとめとして、
印象的だった文を引用しておきます。

正確な情報をもっていなければ、責任のある仕事をすることができない。正確な情報をもっていれば、責任のある仕事をせずにはいられなくなる。


第2の鍵 境界線によって自律した働き方を促す

[第2の鍵]のポイント
・説得力のあるビジョンを設定する
・社員が自分の目標と役割を明確にできるようにする
・行動の根底にある価値観を定義する
・ルールを定める
・行動の自由を提供する

[第2の鍵]のポイントをより具体的にするために
自律した働き方を促進する6つの境界線
を引用しておきます。

自律した働き方を促進する6つの境界線
①目的(Purpose)…われわれの事業は何か?
②価値観(Values)…事業を進めるにあたっての指針は何か?
③イメージ(Image)…どんな将来像を思い描くのか?
④目標(Goals)…何を、いつ、どこで、どう達成するのか?
⑤役割(Roles)…だれが何をするのか?
⑥組織の構造とシステム(Organizational Structure and Systems)…仕事をどう位置づけ、どう支えるのか?

境界線を明確にすることが
呪縛ではなく自由へとつながり、
社員が自ら考え行動できるようになると述べられています。



第3の鍵 セルフマネジメント・チームを育てる

[第3の鍵]のポイント
・全員がチームスキルを学び高める
・チームが自律するよう支援と励ましを与える
・コントロールを徐々にチームに引き渡す
・困難に遭遇することを覚悟しておく

セルフマネジメント・チームとは
第1の鍵のポイントにもあるように、
階層組織ではない、全員が経営者意識を持ったチームのことです。

日本では、年功序列の階層組織が根強いかと思いますので
セルフマネジメント・チームの利点

を引用しておきます。

セルフマネジメント・チームの利点
・職務満足の増大
・態度の変化―「仕方なくやる」から「やりたいからやる」へ
・社員のコミットメントの強化
・従業員と経営者のコミュニケーションの円滑化
・意思決定の効率向上
・仕事の質の向上
・オペレーションコストの削減
・会社の利益拡大

エンパワーメントを実現しようとすると
必ず困難に遭遇するが
あきらめずに粘り強く取り組むことが重要
であることが述べられています。


最後に

監訳者のまえがきの印象的な部分を引用しながら結びとします。


エンパワーメントを成功させるためのコツは、書かれている内容を一言一句、そのまま実践することだ。つい導入しやすいところだけを試してみて、部分的にしか行わないことが多い。しかし、これでは成果を上げることはできない。

星野佳路氏は
星野リゾートの教科書でも上記と同じ内容のことを書かれていました。

また、まえがきの最後に以下のように書かれています。

本書を手に取り、まえがきを読み終えたあなたは、エンパワーメントの世界への扉の前に立っている。

私はこの本にエンパワーされ続けています。

監訳者まえがきが大変まとまっていますので、
まえがきだけでもぜひ読んでいただきたいオススメの本です。


次回は
『1分間顧客サービス』(ケン・ブランチャード 著)を読んで
みます。

最後までお付き合いいただいて
ありがとうございました。

では、またです。


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貴重なお時間をありがとうございます。よき時間となりますように。

素直にうれしいです。ありがとうございます。
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照峰直伸(Terumine Naonobu)

現在、ホテルに勤務しておりますので、星野リゾートの教科書で紹介されているビジネス書を紹介していきます。 『地球は子孫からの借りものである』というネイティブアメリカンの考え方が好きです。 よろしくお願いします。
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