キョロちゃんの一日
今年の3月いきなり訪ねて来た野良猫
今年の3月、キジトラの男の子が突然我が家のウッドデッキに現れました。
見た感じは1歳くらい。
お腹が空いているようだったので、逃げちゃうな~と思いながらもカリカリを差し出してみました。
すると、シャーシャー言いながらもビクビクしながら食べました。
そしてどこかへ去っていきましたが、翌日もご飯を貰いにやって来て、また翌日も…
ご飯を食べる時に周囲をキョロキョロ警戒しながら食べるので、キョロちゃんと名付けました。
私が横にいて、背中を撫でていると落ち着いて食べられるようです。
ホントに猫なの??
3、4日で慣れてきて、ご飯を食べながらも触らせてくれるようになりました。
きっとどこかで飼われていたか、人と関わりがある子なのでしょう。
その内、デッキにおいてある植物用のビニールハウスで休むようになりました。
日中はほぼ一日です。
ボディチェックをすると不思議とノミはいないようでしたが、
お腹に長い引っかき傷が2本、首周りにには噛み傷と思われる穴がいくつか空いてカサブタになっていました。
喧嘩して負けたのかもしれません。
猫は、弱っていたりすると人間に頼ってくる賢い動物なのだなぁ…と思います。
人間は怖くないと言うことが分かるのでしょう。(人によりますけどね)
初めのうちは、ご飯くださいの「ニャー!」が「シャー!」でしたが、いつしかニャ〜!と可愛く鳴くようになりました。
コミュニケーションが好きなようで、よく鳴く子です。
2週間もすると、触らせてくれるところか抱っこもできるし、なんとお耳掃除もさせてくれて驚きました。
ブラッシングもしていますよ。
子猫の時から飼っていたっけ??
野生児なので爪切りはしませんが、シャーポイントがなく、怒って引っ掻いたりもしない優しいキョロちゃんです。
どうしてここに来たのだろう。。。
どこからやって来たのだろう。。。
ご飯の後もなぜか側で鳴き続ける事があります。
こんな時は抱っこすると鳴きやんで、そのまま家の周りを一周することも…
どうやら、人の目線で景色を眺めるのが楽しいようです。
かなりの不思議ちゃん🐱
夏にはTNRをしました。
里親さんを探すのが筋かもしれませんが、猫保護のボランティアさんと相談して戻すことにしました。
今は保護猫が全国各地で溢れていて、成猫の引き取り手が望めない事と、車が通らない森に囲まれた環境なので危険が少ないと考えての事です。
内心とても嬉しかったです。
キョロちゃんは、お腹いっぱいでも小動物を狩ってしまいます。
たまに私の目に付くところにモグラやネズミが落ちていて、驚かされる事もありますがそれも仕方なしかなと思います。
小さなマムシがひっくり返っていた時は、ゾッとしましたよ。
寒くなったので室内飼いでお願いします!
とフォロワーさんに言われる事がありますが、借家なのでそれだけはできません、と言ってきました。
ですが、やっぱり可哀想なので最近は悪さをしなければいいかな…と、出入り自由にしています。
でも、キョロちゃんは寒さも気にせず、夜になるとどこかへ出かけてしまいます。
さすが野生児。
体も大きくなって脂肪も蓄え冬仕様になって平気なようです。
最近は、
朝、雨戸を開けると部屋に入ってきて、時々出たり入ったりしてほぼ夕方まで室内で寝ています。
そして、晩ごはんを食べて長時間の外出をします。
日中、私が出掛ける時はお見送りをしてくれて、
帰った時は車の音を聞きつけてか、鳴きながらどこからともなく側まで駆け寄って来てくれるのが、たまらなく可愛いです。
夜出かけてからは姿をみないので、随分遠くまで出かけるのでしょう。
夜はビニールハウスに湯たんぽを入れていますが使っていないようです。無事に厳しい冬を乗り切って欲しいと思います。
そして、ず〜っといてくれたら良いなぁ。。
と思います。
長々とお読み下さりありがとうございました。
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