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21-22 チャールトン・アスレティック 選手紹介

え〜まずはお久しぶりです。

諸事情や受験期が丁度重なったため、1年振りの更新となってしまいました💦💦💦

前回の記事を読んでいると感慨深いものがありますね。残留の可能性、堂々の「75%」を掲げながらも見事に降格...。

そして1年でのチャンピオンシップ復帰を目標とした昨季は遂に"真の"ホワイトナイト、トーマス・サンドゴーア氏のオーナー就任、そして3部に沈むチームを建て直した監督リー・ボウヤーの辞任など、激動のシーズンでした。

結果としてはリーグ戦7位。プレーオフ進出は惜しくも果たせませんでしたが、ボウヤーを受け継いだナイジェル・アドキンスのもとチームは確かな成長を見せました。

今シーズンは出だしで躓き、アドキンス懐疑論も出ましたが、一先ず勝利を挙げたことでここから上昇気流に乗って昇格を期待します!

アディックスにとって大きな1年となる今シーズン。今回は昇格に向けて闘う漢の中の漢たちの紹介です!!!


監督 ナイジェル・アドキンス🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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EFLクラスターにはお馴染みのアドキンス監督。2010年からアダム・ララーナ、ルーク・ショーなどを擁するサウサンプトンの監督を率い、3部からチャンピオンシップ、プレミアリーグへの2シーズン連続昇格を果たしたり、近年ではジャロッド・ボーウェン(現ウェストハム)の抜擢など、主に若手育成に長けた名伯楽。監督としては珍しく自信のTwitterアカウントも持っており、そこで時折見せるお茶目な姿や明るいキャラクターはファンや選手からも人気。

(10/21 更新)アドキンスの解任が発表されました。この成績(2勝3分8敗)では仕方なしか...。明るいキャラクターや人間性は素晴らしい監督なので今後の活躍を祈ります。Thank you, Nige!!

そして暫定監督にクラブレジェンドのジョニー・ジャクソンが就任。正式監督に就任次第、紹介を更新する予定です。



GK #1 クレイグ・マクギリヴレイ🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

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昨季正GKを務めたベン・エイモスがウィガンへと旅立ったため、その代役として今夏ポーツマスからの新たにアディックスに加入したマクギリヴレイ。実力はリーグ1の中ではトップクラスで、既にアディックスの公式戦でもチームを救うビックセーブを見せ、早くもファンの心を掴んでいる。スコットランド代表にも絡めるような活躍を見せることは出来るだろうか。インスタでも奥さんとのお熱い写真が多々見られ、愛妻家の一面も?


GK #30 スティーヴン・ヘンダーソン🇮🇪

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5年振りに帰ってきたかつての守護神。ライバルクラブのクリスタル・パレスからの移籍ではあるが、アディックスファンも入団直後のリリースで歓喜。前在籍時とは異なり、今回はバックアップとしての立場に回ることが予想されるが、様々なクラブを渡り歩いて培った経験をもとに、緊急時の出番でも安定したセービングを見せてくれるはずだ。


DF #2 クリス・ガンター🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

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ウェールズ代表最多の103キャップ(9/6時点)を誇り、ユーロ2020本大会、その後のワールドカップ予選でもメンバー入りを果たしている、まさに「生きる伝説」。経験に裏打ちされた的確な守備とオーバーラップを武器としており、闘うファイター気質もある。今シーズンは本職の右サイドバックでは無く、選手層の薄い左サイドバックでの出番が多くなることが予想される。


DF #3 ベン・パリントン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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現在は怪我で離脱しているものの、復帰したら左サイドバックのレギュラーの座を争うと考えられる。要所でFW並みの決定力を見せたりと、勝負強さが魅力。パフォーマンスがシーズンを通して不安定であったり、怪我がやや多いことが原因で、これまでに何度も彼にとって変わるレギュラー格の補強が検討されたり、他の選手が起用されたりする期間が多いがなんだかんだ一番手の座を保ち続けている。カルト的なファンも多く、これからも是非頑張ってほしい。


DF #5 アキン・ファメウォ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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昨季に引き続き、ノリッジからローンで加入しているセンターバックの主力。今季はデジ・オシーラジャの退団によってフル稼働が求められそうだ。彼のストロングポイントはディフェンス能力は勿論のこと、積極的な持ち上がりである。やや強引なドリブルからゴリゴリとセンターハーフ付近まで突破し、1本のパスでチャンスを演出するなど、試合を重ねる度に選択肢が増えている印象。これからの更なる飛躍に期待したい。インタビューなどの取材ではいつもニッコニコ。


DF #6 ジェイソン・ピアース🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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在籍6年目のチーム最古参のセンターバック。プロ生活16年目の大ベテランは、豊富なEFLでの経験を生かしたポジショニング、そして高さと屈強なフィジカルで今日も相手の攻撃をはじき返す。近年はややスピードの衰えが見られ、すばしっこいスピード系ドリブラーに手を焼くシーンがちらほらと散見されるが、それでもその存在感は絶大。ピッチにいるだけでチームが引き締まり、士気が向上する。雨の日のトレーニングで水溜まりに向かってヘッドスライディングする動画がクラブ公式Twitterに載るなど、意外とおちゃらけた面も。


DF #15 サム・ラヴェル🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

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デッドラインデーに昇格組のモアカムから急遽獲得したCBの新たなレギュラー候補。190cmの身長を活かし、第7節のウィコム戦でもゴールを決めるなど、彼の活躍は低調続きのチームの中でも数少ない収穫となっている。今季は3バックを採用する場面も多々見られるため、ファメウォ、ピアースらと共にディフェンスラインに巨大な壁を築き上げて欲しい。


DF #16 アダム・マシューズ🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

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今季で3シーズン目となる右サイドバックのレギュラー格。チャンピオンシップから降格してしまった19-20シーズンでは孤軍奮闘の活躍を見せたが、賃金の問題で一時退団。しかし昨季開幕後に再加入し、安定したパフォーマンスを見せた。ガンターがかなりの低調に終わってしまったことから、アディックスファンの間では「ウェールズ代表はユーロにはガンダーではなくマシューズを連れて行け!」という声が多々挙がった。


DF #24 ライアン・イニス🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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今季で2シーズン目のセンターバック。おそらくディフェンス面での総合力ではチームの中でもトップとなるはずだが、やや怪我がちなのが少し残念。今季はラヴェルの加入でやや立場が苦しくなりそうか。かつての試合で相手選手に対してスアレスばりの「噛み付き」行為があったなど気性が心配されたが、ここまでは大きなラフプレーも殆ど無くファンを安心させている。


DF #27 パペ・スアレ🇸🇳

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フリーで新加入の左サイドバックの新たなレギュラー候補。2015-16シーズンにはプレミアリーグの舞台で34試合に出場するなど、元バリバリのプレミアレギュラークラス。その後は怪我や個人的な問題でキャリアは低迷してしまったが、大きな覚悟で再起をかけるべくイングランドに復帰。個人的に特に応援していきたい選手の1人。


MF #4 ジョージ・ドブソン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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今夏、サンダーランドからやってきた新たなアンカー。昨季のレギュラーであったベン・ワトソンが微妙なパフォーマンス続きだった中、ここでリーグ1トップクラスの選手を持ってこれたのは非常に大きい。筆者の主観では今夏のベスト補強。守備時はしっかりとスペースを潰し、ボールを刈り取ることもできる。そして展開力、パスセンスもアーセナル出身者らしく長けており、攻守両面での活躍に期待したい。


MF #7 ディアラン・ジャイェシミ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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前監督リー・ボウヤー政権の最後の補強選手となったウインガー。両サイドでもプレーすることができ、圧倒的なスピードでチャンスを演出する。昨季はウインガー不足の中で途中加入ながら孤軍奮闘の活躍を見せた。愛称は名前の頭文字から「DJ」で、インスタのストーリーの服装を見ても確かに本職のDJっぽい格好をしてる気がする(?)


MF #8 ジェイク・フォースター=カスキー🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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ピアースに次ぐ、チームで2番目の古参のミッドフィールダー。ロングボール、放り込みが中心となりがちなチームにおいて、キック精度や相手をスルスルっといなす事ができる技術は本当に魅力的。怪我がちなのが唯一の弱点(2021/9/30現在も怪我)で、それさえ無ければレギュラーは安泰なはず...。一時期ウイングバックという新境地を開きかけていたので復帰したらもう一度見てみたい。


MF #10 アルビー・モーガン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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今季からナンバー10を背負う、ユース出身の若きミッドフィールダー。技術レベル、特にロングパスの精度は非常に高く、チャンピオンシップの舞台でも「イニエスタのようだ」という賞賛の声も多々あった。あとはより攻守に貢献できる献身性と、大事な場面で決定機を逃さないよう決定力を試合の中で磨き上げていってほしい。うちのホットプロスペクト。


MF #11 アレックス・ギルビー🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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2年目のミッドフィールダー。昨季は序盤戦で守備の微妙なマークミスや、ボールロストが多く一時期スタメンを外れたが、中盤戦以降はチームに欠けていたダイナミズムをもたらし、いくつか貴重なゴールも決めた。今季は更なる飛躍に期待がかかったが、序盤は怪我で出遅れスタート。最近の試合では途中出場から少しずつ実戦に復帰しており、ひとまずはコンディションをトップフォームに持っていきたいところだ。


MF #20 チャーリー・カーク🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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新加入の左ウイング。実力は既に前所属のクルー・アレクサンドラで証明済みで、サポーターからもヒーローとして愛されていた。正直なぜチャンピオンシップのクラブではなくアディックスに来てくれたのか分からないレベル。ドリブル良し、クロス良し、シュート良し、おまけにセットプレーも良しの万能選手。過去にはトイレットペーパーリフティングでバズってた。


MF #22 ハリー・アーター🇮🇪

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デッドラインデー加入組の1人で、ポジションは中盤センター。元々アディックスのユース出身ではあるが、殆ど出番を得られず下部リーグを転々として当時3部のボーンマスへ流れ着き、プレミアリーグ昇格までチームを牽引したレジェンドでもある。近年は試合にあまり出られていないが、かつての「因縁の地」でもう一花を咲かせる、そんなストーリーに期待したいものだ。


MF #23 コリー・ブラケット=テイラー🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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アストン・ヴィラ出身の新加入ウインガー。契約期間は半年で4部のトランメアを放出された所を獲得、と間に合わせ感のある補強だったが、まさかの大活躍。大きなサプライズに。縦へのドリブル突破のキレは凄まじく、筆者も試合中のツイートで「CBT(愛称)すげぇ!」「CBT神」「CBT良すぎる。これもうロベリー超えたろ」などの大絶賛。これからもこのフォームを維持し、長期契約を結んでほしい。

CBT中毒者の症例



MF #26 ベン・ワトソン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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今季で2年目のベテランアンカー。FAカップでウィガン・アスレティックを優勝に導くゴールを決めたことでも有名か。新オーナーのトーマス・サンドゴーア氏がクラブを破産の危機から救った後の最初の補強で、ロンドン出身のプレミアリーグの経験豊富な選手ということでファンは高揚していたが蓋を開けると微妙なパフォーマンス...。失点後に手を膝につくのではなくチームを引っ張る姿勢をプレーで見せてくださいお願いします。。。


MF #28 シーン・クレア🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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今季新加入のミッドフィールダーのレギュラー候補。元ウインガーの選手らしく、ややサイド寄りでボールを受けることを好み、ウイングとの連携でサイドを崩したり、ハーフスペースに侵入してクロスなど単調になりがちな攻撃にアクセントを加えている。守備はやや軽いが、サボらないのは好印象。ギルビーやフォースター=カスキーなどのライバルが怪我から復帰するとポジション争いは激化の予感。


MF #35 ジェームズ・フェニングス🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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今季からトップチームに帯同する、ユース出身の若手ミッドフィールダー。筆者自身もあまりユースの試合をフルタイムで追うことが出来ていないので細かなプレーは分からないが、トップ下でパスセンスに優れ、決定力もU23チーム監督のジェイソン・ユーエルが絶賛している。おそらく現チームにあまりいないタイプの選手なので出場機会は早くから巡ってくるかもしれない。


FW #9 ジェイデン・ストックリー🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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昨季冬の移籍市場で獲得したフォワードで、彼があげた8得点のうち、7点がヘッドからと大活躍。そのためファンからは「The Head Master」の愛称で親しまれている。今季はブラケット=テイラーやカークなど突破からクロスを供給できる選手が加入したため、更なるゴール量産⚽️に期待。


FW #14 コナー・ワシントン(北アイルランド)

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現役北アイルランド代表のストライカー、左ウインガー。昨季は退団したチュクス・アネケに次ぐチーム2番目の11得点を記録。特にホーム・AFCウィンブルドン戦での斜め45度からのカーブをかけて決めたゴールは痺れた!課題は左足の精度で、ドリブルにおいてもまず右に持ち替えてから...と攻撃の流れを停滞させる一因となってしまっている感も。カークらがポジション争いのライバルが加入したため、一層の奮起を。

AFCウィンブルドン戦でのゴール



FW #17 エリオット・リー🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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登録上はFWだが、中盤での起用が多くなりそうな新加入選手。1.5列目の選手で、近年のアディックスには殆どいなかったタイプで、デビュー戦となったEFLトロフィーのクローリー・タウン戦でも何度も決定的なパスを通し、6-1の快勝に大きく貢献。守備の強度はやや弱まってしまうが、決定的な仕事が出来る選手なのでなんとかアドキンスには彼を活かせる戦術を構築してほしい。


FW #18 ジョナサン・レコ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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おかえり!!!!!!!!!!!!!!!

19-20シーズン、チャンピオンシップに挑んだアディックスの得点源の一つとなったのが、ローン移籍で加入した彼。残念ながらシーズン途中の怪我でローンバックとなってしまったが、フィジカルもスピードも一級品で、ノったら止められない選手。前在籍時、試合中に相手選手から人種差別を受けた経験もあるが、それに強く抗議した選手のケアマネージャーのTJ・リーバーンさんとの絆は本物。


FW #25 ジョシュ・デイヴィソン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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フォレストグリーン・ローヴァーズから復帰した若きセンターフォワード。チャンピオンシップでは期待されながらもあまり結果を残すことが出来なかったが、ローンで逞しく成長しようやく殻を破った印象。EFLトロフィーでは2得点をあげ、その後のリーグ戦でも結果を出し始めておりストックリーからポジションを奪う勢いだ。


FW #29 ロニー・シュワルツ🇩🇰

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デンマーク1部・スーペル・リーガの得点王の実績を引っさげて昨季の冬にやってきた鳴り物入りのストライカー。加入後のロッチデール戦ではいきなりワンタッチ目でゴールを決めるが、以降はプレースタイルの不一致や、慣れない地でのメンタル面の問題などで結果を残せず、現在も戦線に復帰出来ていない状況。まずは焦らずに、少しずつ環境に慣れてから、今後の試合で爆発してほしい。

(更新 10/13)シュワルツの契約解除が発表されました。これからのキャリアが良いものになるよう願います。頑張れロニー!!!

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