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グッチのレストランは不思議の国のワンダーランドだった!

グッチが展開するレストラン
「GUCCI OSTERIA DA MASSIMO BOTTURA TOKYO」
(グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ)

2021年10月にグランドオープンした東京店は、フィレンツェ本店、ビバリーヒルズ店に続く3店目。今年ミシュランの星をとったのですね。

ヘッドシェフ アントニオ・イアコヴィエッロ氏の手がけるコンテンポラリーイタリアンが味わえます。その料理哲学は、クリエイティビティ、エレガンス、遊び心、センシュアリティを織り込み、発想を大切にしながら、旬の食材を活かすというものだそうです。

エントランスからワクワクが始まります。
お店は「グッチ並木」(銀座の並木通りにあるGUCCIショップ)の4階にあるのですが、ショップとは入口が違います。

ランチコースを予約していますが、まずはシャンパン(ノンアルのスパークリングもあります)。

もちろん飲むよね…

メニューが面白い!謎解きのようです。

ツナのトラメッズィーノ
カルボナーラではありません
トルテッリーニ パルミジャーノ レッジャーノ クリーム
金華豚と牡蠣
ポップコーン

もちろん料理をサーブするときに、詳細は説明してくれます。

まず、長ーいグリッシーニと塩味をつけたカカオの黒いデニッシュのようなパン

そして3種のアミューズ

●鶏レバーのムースにヘーゼルナッツを加え、ココナッツパウダーをまぶしたもの

●春巻きの皮の器に、マロンペーストをワインゼリーで包んだもの

●米粉のもなか、中にナスとトマトのペースト。TORNA IN ITALIA CON ME「私と一緒にイタリアに戻りましょう」とメッセージ

ツナのトラメッズィーノ

トラメッズィーノとはトランプのケースではなくて、サンドイッチのことでした。イタリアでは、旅の始まりにツナのサンドイッチを食べる習慣があって、それをイメージしたものだそうです。ミルク風味のエスプーマの中に、青森県産マグロ、舞茸、しめじが in.

カルボナーラではありません

その答えは、信州牛のタルタルとスライスしたイカ。クルトンのようなものも入っていました。あとから濃厚なカルボナーラ風のソースをかけます。でも、カルボナーラじゃないよ、ということ?海の幸と山の幸を合わせるのはイタリア料理の定番だとか。

トルテッリーニ パルミジャーノ レッジャーノ クリーム

シェフのスペシャリテだそうです。トルテッリーニは、ラビオリのこと。中には、豚と牛のミンチ、モルタデッラハム、チーズ。ソースは、鶏の出汁と30ヶ月熟成のパルミジャーノを合わせてクリームにしたもの。かなり濃厚。

金華豚と牡蠣

金華豚を味噌でマリネし、低温調理してから炭火で炙ったもの。ソースは3種類で、バルサミコビネガー、パセリのオイルソース、オイスターソース。菜の花のピューレとカブと水菜を添えてあります。

ポップコーン

ピンクのポップコーンのカップを開けると、キャラメルポップコーン、アプリコットとキャラメルのジェラート、下にはヌーテラのクリーム。バニラの香りのポップコーン・スプレーを一吹き。

そしてコーヒーとレモンとライムのマドレーヌ

レストランだけど、やっぱりちゃんとGUCCIだし、高級なのだけど、スタッフさんはとてもフレンドリー。お料理も丁寧に作られていてさすがのお味。いちいちオシャレで目も舌も大満足でした。

器はジノリのオリジナル。同じパターンの色違いの食器は販売していますが、この色はレストランだけだそうです。そんな話をしていたら、予約しないと入れないというVIPサロンに行けることになりまして。

さらにそこはもう夢のような世界で、すっかりGUCCIの魔法にかかってしまいました。

テンションはさらに上がり、グッチが好きになり、食器が欲しくなっちゃいました。次は個室でディナーかな。

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